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2023年4月25日

  • 三菱地所株式会社
  • パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社
  • パナソニック ホームズ株式会社
  • 関電不動産開発株式会社

企業・経営 / プレスリリース

~泉パークタウン 朝日 サステナブル&スマートなまちが始動~

暮らしを彩る「リアル」と「デジタル」が融合した
「朝日センターハウス」と「くらしのポータルサービス」
お住まいの皆様専用サービスの提供開始

三菱地所株式会社、パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社、パナソニック ホームズ株式会社、関電不動産開発株式会社は、宮城県仙台市泉区で手掛ける「泉パークタウン 朝日(あさひ)」(新規開発街区)において、暮らしを彩る「リアル」と「デジタル」が融合したお住まいの皆様専用サービスの提供を開始いたしましたのでお知らせします。

2022年に造成工事が竣工した朝日では、国土交通省スマートシティモデル事業における重点事業化促進プロジェクトの一環として官民一体となったスマートシティ実現体制の下でプロジェクトを進めていますが、従来のまちづくり理念を踏襲した上で、暮らしの中で息づくアイデアとテクノロジーにより全国の郊外居住地域が抱えるタウンマネジメントの持続性などの社会課題を解決するモデルを提案することを目指しています。
その課題解決の取組の一つとして、朝日では、持続的なタウンマネジメントの実現を目指し、住民主導による組織「一般社団法人 朝日一丁目・二丁目タウンマネジメント(※)」を組成していますが、今般、朝日に地域コミュニティ拠点として、同社団法人が運営管理する「朝日センターハウス」が竣工しました。

朝日センターハウスでは、お住まいの皆様の共用施設として、コンシェルジュサービスといったお住まいの皆様同士のつながりを大切にしたface to faceの「リアル」なサービスを受けられる他、多目的スペースのイベント利用や個室の予約利用、ミニコンビニでのお買物など、お住まいの皆様の多様なライフスタイルに応えます。また、電気や水、通信といったインフラが止まった際の補完など、防災性能を高めており、災害時にはまちの災害活動・情報発信拠点として機能します。

一方「デジタル」においては、まちの情報や便利なサービスをワンストップで利用できるタッチポイントとして、お住まいの皆様専用のアプリサービス「くらしのポータルサービス」の提供を開始します。同サービスは、お住まいの皆様がまちの公式LINEアカウントの友達になり、スマートフォンを通じて様々なサービスを受けられる他、社団法人の総会などのタウンマネジメントをデジタル化することで効率化を図り、住民参加型のまちづくりをサポートします。

さらに、地域のコミュニティ循環バスの乗降時や、コンシェルジュでお預かりした荷物のお渡し時など、顔認証技術を活用した本人確認サービスも取り入れており、将来的には、お住まいの皆様の暮らしのデータを蓄積、活用することで、多様なライフスタイルに合わせたサービスのさらなるアップデートを目指していきます。

※)一般社団法人 朝日一丁目・二丁目タウンマネジメントは、お住まいの皆様から集めた会費を原資に、各種専用サービスの提供や社団法人の運営を行い、持続的なタウンマネジメントを実現する仕組みとなっています。

〈朝日ウェブサイト https://ipt-asahi.com
好評分譲中。2023年5月13日(土)、同年5月14日(日)にはSTART UP!イベントを開催し、一般のお客様にも実際の「朝日センターハウス」をご見学いただけます。その他、今後順次情報をアップして参ります。

朝日センターハウス

住所 宮城県仙台市泉区朝日一丁目26-4
施工者 パナソニック ホームズ株式会社
運営管理  一般社団法人 朝日一丁目・二丁目タウンマネジメント

〈建物の特徴〉

画像:朝日センターハウスの外観

▲朝日センターハウスの外観

柱・天井の構造体に使用した国産木材を現した仕上げとすることで、温かみのある雰囲気の空間としており、各階に広く設けたフリースペースはお住まいの皆様の交流の場として多用途に使えます。
また、停電時にも館内の一部のコンセントや照明などが継続使用できるよう太陽光発電システム及び蓄電池を備えている他、館内には自治体や気象庁が発表する災害情報を提供するデジタルサイネージ、外部には断水時でも使えるマンホールトイレ(7か所)などを設置しており、災害時にはまちの災害活動・情報発信拠点として機能します。

〈提供する主なサービス〉

■コンシェルジュ
お住まいの皆様のお困りごとに応える各種インフォメーションサービスの他、お届けされた荷物の一時預かりや、荷物が到着したことをスマートフォンに通知するサービス、小さなお子様などの対象者がチェックインしたことをお知らせする見守りサービスなどを提供し、快適な暮らしをサポートします。なお、本サービスはヤマト運輸株式会社に委託しており、宅急便の受取・発送や、家事サポート・家電レンタルなどのネコサポサービス(https://www.kuronekoyamato.co.jp/nekosapo/)も提供します。

■レンタルルーム
お住まいの皆様が用途に応じて利用できる三つの部屋を用意しています。予約からドアの開錠、決済まで、スマートフォンで簡単に操作できます。なお、入室管理システムは、株式会社スペースコネクトによるSMASSO Reserveを利用しています。

■ミニコンビニ(ミニストップポケット)
簡単・便利なセルフレジユニットが設置されたミニコンビニ機能を用意しています。種類豊富なキャッシュレス決済でスマートにお買い物ができます。

くらしのポータルサービス

本サービスは、NRIデジタル株式会社とパナソニック コネクト株式会社が連携し、NRIデジタル株式会社が開発を手掛けた「タウンマネジメントカテゴリー」と、パナソニック コネクト株式会社が開発を手掛けた「スマート化カテゴリー」の二つから構成されています。

▲まちさぽ∞朝日アプリ

■タウンマネジメントカテゴリー
主に、お住まいの皆様のタッチポイントであるLINEの公式アカウントや専用アプリ「まちさぽ∞朝日」、くらしのポータルサービス利用者情報を登録するための顧客管理システム「住民台帳システム」から構成されます。この住民台帳システムに登録することで、お住まいの皆様に住民IDが発行されます。この住民IDと三菱地所株式会社が提供するデジタル共通ID「Machi Pass」を連携させていることが特徴です。

■スマート化カテゴリー
主に、地域のコミュニティ循環バスの走行位置情報の提供を行う「バスロケーションアプリ」、配送業者からコンシェルジュに届いた荷物をデータ管理しシームレスな荷物受渡を実現する「コンシェルジュシステム」、地域のコミュニティ循環バスの顔パス乗降や荷物受渡時の本人確認を実現する「顔認証システム」から構成されます。この顔認証システムは、住民ID、三菱地所株式会社が提供する顔認証登録の集約基盤「Machi Pass FACE」、パナソニック コネクト株式会社が提供する顔認証サービス「KPASクラウド」の連携で構成され、顔一つでサービスの利用がシームレスにつながる便利で快適な生活サービスの実現に寄与します。

〈顔認証サービスのイメージ〉

画像:顔認証サービスのイメージ

○(参考)泉パークタウン 朝日の概要

所在地 宮城県仙台市泉区朝日一丁目・二丁目
開発面積 481,194 m2(145,561坪) ※一戸建用宅地 721区画
事業主 三菱地所(株)・パナソニック ホームズ(株)・関電不動産開発(株)
画像:

○(参考)泉パークタウンについて
三菱地所が中心となってまちづくりを進めてきた、約1万世帯が居住する郊外型住宅団地。総開発面積約1,074 ha(約325万坪)。「人と自然の調和した快適な住環境」と「住む」「働く」「憩う」「学ぶ・集う・楽しむ」といった多彩な生活機能を備えた複合型の都市構築をテーマに、1969年より用地取得、1974年より分譲を開始。以降約50年にわたりまちづくりが行われている。
タウン内には、住宅をはじめ商業施設、ホテル、事業所、スポーツ施設、リクリエーション施設、緑あふれる公園、緑地がバランス良く配置され、それぞれが調和し合う独自のマスタープランが描かれている。
まちびらき当初より、お住まいの皆様とともにまちづくりを進める精神「シビルライセンス」(まち全体を財産として共有し、住民自らがまちづくりに参加して一緒にまちを成長させていく理念)が掲げられており、この理念のもと行われるコミュニティ活動がまちの価値を維持・向上させ、成熟を深めている。
2019年5月には、泉パークタウンを対象地として国土交通省スマートシティモデル事業の「重点事業化促進プロジェクト」に選定され、「朝日」を中心に、既存街区も含めた郊外型住宅団地の社会課題解決に向け、先進的技術の導入やタウンマネジメントの仕組み構築に向けた各種検討・実証実験を進めている。

画像:「泉パークタウン」ホームページ タウンプロフィール

「泉パークタウン」ホームページ タウンプロフィール
https://www.izumi-parktown.com/concept.html

画像:泉パークタウン全景

▲泉パークタウン全景(手前は「朝日」)

○(参考)パナソニック コネクトの顔認証技術について
パナソニック コネクトの顔認証は、40年以上に渡るカメラの画像処理で培った画像を鮮明にする技術と、顔の特徴を学習するディープラーニング技術の応用により、NIST(米国国立標準技術研究所)の顔認証ベンチマークテスト(NIST FRVT 1:1)において、世界1位の評価を獲得しました。
顔の向きや経年変化、メガネ・マスクなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開してきており、1日10万回超の固有の顔認証を達成してきました(パナソニック コネクト調べ)。
今後も、世界最高水準の顔認証技術と、現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、さまざまな現場を安心・安全かつ効率化することに貢献してまいります。

パナソニック コネクトの顔認証ソリューション
https://connect.panasonic.com/jp-ja/solutions/facial-recognition

※2022年11月6日に公開されたNIST(米国国立標準技術研究所)の「FRVT 1:1」評価レポートにおいて、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ、他人受入率:10万分の1)で世界1位を獲得しました。同時にBorder(顔向き・照明変動を含むデータ、他人受入率:10万分の1)で世界4位、KIOSK(下向き・見切れデータ、他人受入率:10万分の1)でも世界5位にランクインするなど世界最高水準の評価結果を得ております。

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック オペレーショナルエクセレンス株式会社
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