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2023年3月3日

導光技術で上方への光を抑制

屋外用照明「Broad Washer（ブロードウォッシャー）全周配光タイプ」を発売

まぶしさを感じにくく、広範囲に広がる光

品名	Broad Washer（ブロードウォッシャー）全周配光タイプローポールライト / フットスタンドライト
品番数	8品番
希望小売価格（税抜）	ローポールライト 74,800円～ / フットスタンドライト 71,800円～
発売日	2023年3月3日

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社は、「建築に自由を与える。」をコンセプトに先進的な素材や技術を用いた照明器具のシリーズ「スマートアーキ」の新製品として、当社独自の導光技術によりまぶしさを感じにくく、広範囲を照らす屋外用照明「ブロードウォッシャー全周配光タイプ」を2023年3月3日に発売します。

導光技術は、光を任意の方向に反射・屈折させるマイクロプリズムを無数に配置した透明な素材に光を通すことで、従来の反射板やレンズと比較して、より細やかに光が届く方向や範囲を制御する技術です。当社は2020年9月よりこの導光技術を用いた屋外用照明「ブロードウォッシャー」を複数タイプ展開しており、夜間のまぶしさを抑えた落ち着いた空間を求める商業施設や集合住宅の外構、光害^（※1）に配慮したい地域などに導入されています。

今回発売する「ブロードウォッシャー全周配光タイプ」は様々な空間にあわせやすいスタンダードな円筒形の外観で、まぶしさの抑制と広い配光を実現した屋外用照明です。本体内部の導光ロッドでLED光源から放たれる光の方向を細やかに制御し、人の目に直接あたる上方へ向かう光を抑制しています。これによりまぶしさを抑制し、環境省が定めた光害対策ガイドラインの光環境類型E4^（※2）の基準をクリアしています。さらに、導光ロッドの周囲を微細な凹凸加工が施されたグローブで覆うことで、柔らかな光を表現しています。また、まぶしさを抑制しながらも導光ロッドの配光制御により広範囲をしっかりと明るく照らすことができ、光害対策の観点から近年導入事例が増えつつある低位置照明^（※3）として街路灯の代わりにローポールライトを導入することも可能です。

当社は今後も、独自の技術でこれまでにない照明器具の開発を進め、上質な空間価値の実現に貢献していきます。

＜特長＞

1. 上方への光を抑え、まぶしさを感じにくい光を実現光害^（※1）にも配慮

2. まぶしさを抑えながらも広範囲をしっかり明るく照らすことができ、低位置照明^（※3）としても導入可能

3. 様々な空間にあわせやすいスタンダードな円筒形の外観

※1：照明などの過剰な光により悪影響が生じること。夜空が明るくなり星が見えにくくなることや、動植物への悪影響、近隣住宅に住む人の睡眠の阻害など。
※2：照明から放たれる光束のうち上方に放たれる割合である「上方光束比」を地域特性ごとに分類したもの。E1が自然公園や里山を想定し、上方光束比0％で最も厳しく、E4は都市中心部を想定し、上方光束比15％以下の基準が求められている。
※3：一般的な道路灯や街路灯のように高い位置からではなく、低い位置から周囲を照らすこと。メンテナンスが容易に行えることに加え、光害対策にも有効。
なお、ブロードウォッシャーは道路灯としての採用は想定していません。また、フットスタンドライトの低位置照明としての採用は想定していません。

【お問い合わせ先】

照明器具・ランプ商品ご相談窓口 0120-187-441（月～土、9～18時、祝日・正月三が日を除く）
エレクトリックワークス社ライティング事業部ライフスタイルライティングBU 事業・営業企画部非住宅空間営業企画課
電話：06-6908-1131（代表受付 9:00～17:30）
HP：https://www2.panasonic.biz/jp/lighting/outdoor/gardenlight/broad-washer/

【特長】

1. 上方への光を抑え、まぶしさを感じにくい光を実現光害^（※1）にも配慮

独自の導光技術でまぶしさを感じにくい光を実現しています。LED光源を直接見えない本体上部に配置し、その光を受けた導光ロッドが発光します。導光ロッドには、光を任意の方向に反射・屈折させるレンズの役割を持つマイクロプリズムが無数に散りばめられており、LED光源から放たれる光の方向を細やかに制御しています。これにより、人の目に直接あたる上方へ向かう光を抑制しており、環境省が定めた光害対策ガイドラインの光環境類型E4^（※2）の基準をクリアしています。さらに、導光ロッドの周囲を微細な凹凸加工が施されたグローブで覆うことで、適度に光を拡散し柔らかな光を表現しています。

■光害対策ガイドラインとブロードウォッシャーの代表的なタイプの対応表

2. まぶしさを抑えながらも広範囲をしっかり明るく照らすことができ、低位置照明^（※3）としても導入可能

導光ロッドの配光制御によりまぶしさを抑制しつつも広範囲をしっかりと明るく照らすことができます。これにより光害対策の観点から近年導入事例が増えつつある低位置照明^（※3）として街路灯の代わりにローポールライトを導入することも可能です。

画像：左：ローポールライト、右：フットスタンドライト — まぶしさを抑えつつ、広範囲に広がる光（左：ローポールライト、右：フットスタンドライト）

3. 様々な空間にあわせやすいスタンダードな円筒形の外観

マンションや商業施設などの外構用の照明としてスタンダードな円筒形のデザインを採用しています。不要な要素を除いていく「スマートアーキ」シリーズのデザインコンセプトに則って細部にまでこだわることで、導光ロッドやグローブを用いた特殊な構造でありながら、空間に馴染みやすい外観を実現しています。

【参考】「スマートアーキ」シリーズについて

「建築に自由を与える。」をテーマにソフトとハード両方の視点から開発する「スマートアーキ」シリーズは、2004年のデビュー以来、時代のニーズに合わせて建築と共に進化しながら、照明の性能を追求しています。例えば、屋内と屋外を連続するひとつの空間として捉え、統一された光の質とデザインで設計するなど、つねに最先端の素材や技術を用いてきました。「ブロードウォッシャー」のほかにも、導光ロッドを用い、美しく眺めていたくなるような光を実現した「ルミロ」や600グリッド天井を活かして自由なレイアウトが可能な「Architectural Square + Type」など、導光技術を用いた照明器具も数多く展開しています。