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2020年12月4日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社 オートモーティブ社の小型コンバイナタイプHUD(Head Up Display)が、スズキ株式会社の小型乗用車、新型「ソリオ」「ソリオバンディット」(2020年12月4日発売)に搭載されました。
(写真提供:スズキ株式会社)
HUDは、運転中のドライバーの前方視界に、車速などの情報を表示することで、視線移動や焦点調節を減らし、安全運転に貢献するシステムです。コンバイナタイプとは、半透明の小型パネル(コンバイナ)に情報を表示する方式のHUDです。フロントガラスに情報を投影するウインドシールド(WS)タイプと比べて、共通ユニットでの車両展開搭載が可能で、高価な特殊WSガラスも使用しないなど、汎用性に優れたシステムです。
パナソニックは、既に2017年2月よりスズキ株式会社に業界初の軽自動車向けコンバイナタイプHUDを納入しており、この度、表示映像のカラー化とさらなる本体の小型・軽量化を実現しました。新製品の開発にあたっては、デジタルカメラの開発で培ったパナソニックの光学技術を生かしたフル自由曲面コンバイナ&曲面ミラー、高輝度PGU(Picture Generation Unit)を用いて、本体の小型化と低歪かつ明るく鮮明な画面を実現しました。
パナソニックは、コンバイナタイプHUDからAR-HUDまで、さまざまなお客様のニーズにお応えするHUDを今後も開発してまいります。HUDのリーディングカンパニーを目指して、安全・安心な快適ドライビング環境に貢献します。
以上
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