2024年10月9日
- 技術・研究開発
- プレスリリース
- DX
- サービス
- テクノロジー
- 地域・まち
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
2020年9月2日
技術・研究開発 / プレスリリース
パナソニック株式会社は、この度国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)が実施する「自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業」に参画いたします。
NEDOは本事業で、物流拠点から住宅や指定地への配送(ラストワンマイル物流)において、「遠隔・非対面・非接触」を実現するための自動走行ロボットの技術開発に着手します。本事業では、開発した自動走行ロボットを用いて、集合住宅や市街地、商業施設、工業地帯などで走行させる実証を11月以降順次実施し、一部では公道での実証を行います。
新型コロナウイルス感染症による影響で、物流拠点から住宅や指定地への配送(ラストワンマイル物流)において、宅配需要の急増や配達員の感染などによる配達員不足や配送の一時的な停滞が発生しています。引き続き新型コロナウイルス感染症による影響が懸念されており、ラストワンマイル物流における「遠隔・非対面・非接触」での配送ニーズ増加や配達員不足が見込まれる中での対応策として、自動走行ロボットを活用した新たな配送サービスの早期実現が求められています。
こうした背景から、NEDOは、自動走行ロボットを早期に実用化し、非常時でも物流サービスの維持を可能とすることでサプライチェーンの強靭化を図るとともに、関連市場の活性化を目指し、自動走行ロボットの技術開発事業に着手します。本事業では、開発した自動走行ロボットを用いて、集合住宅や市街地、商業施設、工業地帯などで走行させる実証を11月以降順次実施し、一部では公道での実証を行います。さらに、自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現の観点から、社会受容性の向上に向けた取り組みのあり方などの分析・検討を実施します。
また、本事業は、自動走行ロボットを活用した配送の実現に向けた官民協議会※(2019年9月設立)と連携して、以下に関する情報を同協議会に提供します。
事業名 | 自動走行ロボットを活用した新たな配送サービス実現に向けた技術開発事業 |
---|---|
事業期間 | 2020年9月から2021年9月まで |
研究開発項目 | 「遠隔・非対面・非接触」での配送サービスを実現するための自動走行ロボットの技術開発 並びに配送サービス実証 |
パナソニックは、神奈川県藤沢市のFujisawa サスティナブル・スマートタウン(以下、Fujisawa SST)において、「住宅街向け小型低速ロボットによる安全・安定なラストマイル配送サービスの実現」をテーマにロボットを用いた自動配送サービスの技術開発、異業種パートナー企業と連携したサービス実証に取り組みます。この度のNEDO事業においては、Fujisawa SST内の公道においても実証を行うことを目指しており、神奈川県および藤沢市など関係機関の協力の下、実施してまいります。
パナソニック株式会社 マニュファクチャリングイノベーション本部 企画部
E-mail:midpress@ml.jp.panasonic.com
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。