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2018年10月11日
製品・サービス / プレスリリース
他社製設備※1にもつながる実装フロア一括管理ソフト
最適なQCDバランスを実現
パナソニック株式会社は、プリント基板に電子部品を実装する現場において、フロア全体を統合管理する実装MESソフトウエアPanaCIM-EE Gen2※2を2018年10月中旬より受注開始します。
実装現場では、品質・生産性の向上やコスト削減を図りながら、マスカスタマイゼーションを実現するため、IoTやM2M技術を活用したスマートファクトリー化の需要が高まっています。当社はこうしたニーズに対応するため、業界に先駆け統合ライン管理システム iLNBを2016年10月より提案しています。iLNBは1台のPCで複数のメーカー設備が混在する実装ライン全体において稼働状況をリアルタイムで収集、自動機種切り替えなどが可能で、好評を頂いています。
この実装ラインをフロアレベルで統合管理するためには、各工程の状況把握やオペレーターへの支援などを行う製造実行システム(MES)が必要です。PanaCIM-EE Gen2は、現行の実装MESソフトウエアPanaCIM-EEの機能を継承・進化させ、iLNBと組み合わせることで、他社製設備※1も含めたラインごとの分散制御を可能としました。ラインごとにリアルタイムで情報収集や分析、制御を行うとともに、複数のラインが並ぶフロアレベルで求められる材料管理やメンテナンスなども一括管理し、フロア全体の最適なQCDバランスを実現します。
また外部システムにつながるインターフェースの汎用性も向上しました。Android™※3版スマートフォンを活用したスキャナーや他社製の部品照合システムなど、広くお客様の現場で使われているシステムにも対応することで、導入時のコストを抑えることができます。
当社は長年培ってきた製造ノウハウをベースに、これからも工場全体にさまざまなメリットをもたらすスマートファクトリーの実現に向けて取り組んでいきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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