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2018年2月16日
企業・経営 / プレスリリース
パナソニック株式会社(以下、「パナソニック」、本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀 一宏)と株式会社ヴィンクス(以下、「ヴィンクス」、本社:大阪市北区、代表取締役 社長執行役員:藤田 俊哉)は、人手不足が深刻化する小売業向けに、両社が有する知見・技術・事業基盤・ネットワークなどを相互に活用して、新たな購買スタイルの構築や、サプライチェーンの高度化など、小売業向けの先進的なソリューション開発等を行う業務提携契約をこのほど締結しました。
小売業界は、消費者の利便性を第一に、各種サービスの取り込みや、多様化する決済手段への対応など、その社会的な役割を拡大してきました。しかし、労働人口減少に起因する人手不足の深刻化などの経営環境変化により、これまでのような上質なサービスを維持し続けることが困難になりつつあります。こうした中、AIやロボティクス技術の進化にともない、先進テクノロジーを活用して課題を解決するとともに、消費者に新たな購買体験を提供しようとする取り組みが進んでいます。
パナソニックは、世界トップクラスのシェアを保持する電子部品実装システムや溶接ロボットなどの技術を用いて、小売業や物流業などの自動化・省人化ソリューションの開発を進めています。最近では完全自動セルフレジ機「レジロボ®」を開発し、お客様の精算時間の短縮やレジ作業の効率化に取り組んでいます。
ヴィンクスは、ソリューションビジネスに精通した総合情報サービス企業であり、これまで大手スーパーマーケットやドラッグストアなど多くの流通・サービス業に対し、POSシステム、MDシステム、CRMシステムなどを提供し、ITサポートなど流通・サービス業向けに特化した高品質なワンストップサービスを国内外で展開しています。特に、豊富な実績を持つPOSシステム「ANY-CUBE®」は、ハード・人・業態を選ばずお客様にお使い頂ける特長が評価されています。
パナソニックとヴィンクスは、まずパナソニックの完全自動セルフレジ機「レジロボ®」にヴィンクスの「ANY-CUBE®」を組み込むことで、小売店の現行環境を大きく変更することなく導入を可能とします。またヴィンクスが進める無人店舗をはじめとしたフューチャーストアにパナソニックのロボティクス技術などを導入します。さらに両社は製造から小売までの情報を繋ぐことで、販売機会の最大化や生産・流通の効率化など、次世代サプライチェーンソリューションの実現を目指します。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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