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2017年12月21日
製品・サービス / プレスリリース
伝送速度10Gbps(USB3.1 Specification Revision 1.0)を実現
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、USB3.1 Gen2[1] 対応FFC[2] / FPC [3]用コネクタを製品化、2018年1月から量産を開始します。業界初(※1)となるUSB3.1 Gen2対応FFC用コネクタの量産を通じて、高速データ通信機器のコストダウン(※2)に貢献します。
データの大容量化、高速化を背景に、高速データ通信の新規格USB3.1 Gen2が制定されました。今後、対応機器のさらなる増加が予想されるとともに、機器内の基板間における高速伝送および伝送品質の劣化を抑えるため、コネクタの重要性が増しています。現在、基板間の接続には、同規格に対応した細線同軸用コネクタやFPC用コネクタが使用されていますが、コストダウンを図れるFFC用コネクタのニーズも顕在化しています。当社は、独自のインピーダンス整合[4]技術により、伝送速度10Gbpsを実現したUSB3.1 Gen2対応FFC用コネクタを、業界で初めて(※1)製品化しました。同製品はFPC用コネクタとしても対応可能です。
機器内のInput/Output基板とメイン基板の接続用(ノートパソコン、タブレットPCなどの電子機器)
本製品は、2018年1月17日 ~ 1月19日まで東京ビッグサイトで開催される第19回 プリント配線板 EXPOに出展します。
当社独自のインピーダンス整合技術により、伝送速度10Gbpsを実現したUSB3.1Gen2対応FFC用コネクタを、業界で初めて製品化しました。細線同軸ケーブルやFPCと比べてコストを抑えられるFFCで基板間を接続することが可能となり、高速データ通信機器のコストダウンに貢献します。また、同製品はFPC用コネクタとしても対応可能です。
現在、USB3.1Gen2対応機器では、基板間の高速伝送接続に、端子間0.5mmピッチの細線同軸用コネクタやFPC用コネクタが広く使われています。本製品は、汎用性の高い端子間0.5mmピッチのFFCコネクタで、回路を再設計することなく、既存コネクタとの置き換えが容易に行えるため、高速データ通信機器のコストダウンに貢献します。
高速伝送では、ひとつのコネクタ内で高速信号や低速信号などを送受信するため、複数の信号ラインを設ける差動GSSGに対応したコネクタが求められています。従来のコネクタはピンアサインが固定されており、信号ラインの設置には制約がありました。当社独自の伝送解析技術によるシミュレーションと部品加工技術により、差動GSSG対応のピンアサインで、自由な回路設計が可能となり、設計自由度の向上に貢献します。
接点ピッチ | 0.5mm |
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品番 | AYF564035(40芯) |
適応FPC/FFC厚み | 0.3mm |
接点構造 | 上下両接点構造 |
取付高さ | 1.8mm |
幅寸法(短手) | 5.5mm(レバー含む) |
定格電流 | 0.4A/端子 |
定格電圧 | 50V AC/DC |
使用周囲温度 | -55~+85℃ |
挿抜寿命 | 20回 |
以上
記事の内容は発表時のものです。
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