2024年11月21日
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パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、福井県あわら市の進める「働く世帯応援プロジェクト」に参画し、あわら市在住の共働き世帯を対象とした「宅配ボックス実証実験」を2016年11月より開始します。
パナソニックの、戸建住宅用宅配ボックス『COMBO(コンボ)』を対象100世帯に設置。宅配便の再配達の状況を調査し、2017年1月下旬に中間発表、4月中旬に最終結果発表をする予定です。この実証実験により、福井県あわら市で「宅配便の再配達がない」まちを目指します。
本実証実験は、共働き世帯が増加する現代において課題の一つとなる「宅配便の再配達」に着目し、その具体的な改善策を提唱するためスタートします。「宅配便の再配達」は、荷物が受け取れないストレスといった生活面だけでなく、再配送によるCO2排出量の増加など環境面にも関連する社会問題となっています。今回、「働く世帯応援プロジェクト」を推進する、あわら市の共働き世帯を対象に、家族が留守でも宅配便が受け取れる宅配ボックスを設置。設置前後でどのような生活環境の変化が生じるかを、主催:あわら市、パナソニック、協力:日本郵便、ヤマト運輸が共同で実証実験します。
国土交通省が2015年9月に発表した『宅配の再配達の削減に向けた受取方法の多様化の促進等に関する検討会』報告書によると、宅配便配達の走行距離の内25%は再配達のために費やされているという結果が出ている。また再配達により年間で約42万トンのCO2が排出されており、これを例えれば、JR山手線の内側の約2.5倍の面積の杉林が吸収する量(※1、2)に相当するとされています。
以上
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