パナソニック株式会社は、2015年 12月1日に開局するケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」を受信するハードディスク(HDD)内蔵 4K CATVデジタルセットトップボックス(CATV STB)TZ-HXT700PWを「ケーブル4K」参加ケーブルテレビ局に納入します。
本CATV STBは、2015年12月1日開局の「ケーブル4K」に合わせて、11月末にケーブルテレビ事業者様等45社へサンプルとして限定出荷いたします。
本CATV STBにより、「ケーブル4K」で提供される全国のケーブルテレビ事業者の制作した4Kコンテンツや専門チャンネルが制作する趣味、スポーツ等の4Kコンテンツをご視聴いただけます。
なお、本CATV STBの正式製品は2016年2月に発売予定です。
当社は、一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟及び「ケーブル4K」参加ケーブル局の取り組みや、ケーブルテレビでの4K高精細映像の受信環境構築に協力してまいります。
今後も当社は、4K放送はじめケーブルテレビ業界の発展並びにケーブルテレビ加入者の視聴環境の向上に貢献し、お客様の多様なご要望にお応えする製品・サービスを提供してまいります。
【主な特長】
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【お問い合わせ先】
- パナソニック システムお客様ご相談センター
- 電話0120-878-410 (受付:9時~17時30分)<土・日・祝日は受付のみ>)
【特長の説明】
1.4K放送(TS方式)対応
H.265(HEVC) 4K/60pに対応。2015年12月1日開局の「ケーブル4K」をはじめとした高精細で臨場感のある4K放送(TS方式)をお楽しみ頂けます(*1)。
- *14K映像の視聴には、HDMIの4K/60p入力に対応したディスプレイが必要です。
2.4Kネット動画対応
アクトビラ4K(*2)、みるプラス 4K(*3)にソフトウェアバージョンアップで対応予定(*4)。
また、4K YouTubeにも対応予定(*4)です。放送だけでなくネット動画にも対応しており、豊富な4Kコンテンツをお楽しみ頂けます。
- *2アクトビラは(株)アクトビラの商標または登録商標です。
- *3milplus(みるプラス)はジュピターエンタテインメント(株)の登録商標です。
- *4対応時期未定。
3.トリプルチューナー搭載
トリプルチューナー搭載で、HDDに2番組録画と同時に、別の番組も視聴可能です。
また、裏番組表示(2画面表示)機能で、放送中の番組を見ながら、気になる裏番組をタイトル一覧と映像でチェックでき、観たいシーンを見逃しません(*5)。
- *5チューナーが空いている時に映像表示されます。録画状態によりチューナーが空いていない時は、番組内容(文字)が表示されます。 4K放送視聴時は、番組内容(文字)が表示されます。
4.2TBハードディスク内蔵、外付けUSB-HDD対応
大容量の2TBハードディスクを内蔵し、2K放送なら約180時間、4K放送なら約110時間の録画が可能です(*6)。また、外付けUSB-HDDにも対応しており、録画容量の追加が可能です(*7)。
- *62K放送、4K放送とも標準モードでのみ録画可能です。
- *73TBまでの外付けUSB-HDDに対応。
5.無線LAN子機搭載(*8)
無線LAN子機を搭載しているため、わずらわしい配線をすること無くLAN接続可能です。DLNAやインターネットを利用したサービスを簡単に始めることが出来ます。
また、LAN端子も搭載しているため、LANケーブルでの接続も可能です。
- *8無線LANを使用するためには、無線ブロードバンドルーター(アクセスポイント)との接続が必要です。
IEEE802.11n(2.4GHz/5GHz同時使用可)の無線ブロードバンドルーター(アクセスポイント)をお選び下さい。なお無線電波状況により、接続できない場合もあります。
6.DLNA /リモート視聴/その他充実のスマートフォン・タブレット連携機能
スマートフォン・タブレットを利用して、STBの視聴スタイルが広がります。
1) ホームネットワーク(DLNA)サーバー/クライアント機能
ホームネットワーク(DLNA)のサーバー機能,、クライアント機能の両方に対応。ホームネットワーク(家庭内LAN)を利用し、放送中の番組やHDDに録画した番組を家庭内の別の部屋でも楽しむことが出来ます(*9)。
- *94K放送はDLNA配信出来ません。
2)リモート視聴(*10) (*11) (*12) (*13)(*14)
放送中の番組やHDDに録画した番組を外出先からお手元のスマートフォン・タブレットで観ることが出来ます(Wi-Fi、LTE、3G回線経由で外出先からSTBにアクセスし視聴可能です)。
- *10専用アプリ「CATV Remote Player」をインストールしたスマートフォン・タブレットで視聴可能です。
- *11一般社団法人 次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)により公開された「デジタル放送受信機におけるリモート視聴要件Ver1.2」、ケーブルDLNA運用仕様(JLabs SPEC-020 3.0版)に準拠。
- *12同時に接続可能なスマートフォン・タブレットの台数は1台です。2台以上の同時接続は出来ません。
- *13地デジネットワークを使用したコミュニティチャンネル、CATV多チャンネルの「放送転送」は別途、当社とサービス契約が必要です。
- *144K番組はリモート視聴出来ません。
3)番組持ち出し
HDDに録画した番組をスマートフォン・タブレットに持ち出すことが可能です(*15)(*16)。
持ち出した番組はネット環境の無い場所でも視聴できます。
- *15専用アプリ「DiXiM CATV Player」をインストールしたスマートフォン・タブレットに持ち出し可能です。ホームネットワーク(LAN)環境においてネットワーク経由で持ち出す必要があります。SDカードによる持ち出しは出来ません。
- *164K放送は番組持ち出し出来ません。
4)ミラーリング
スマートフォン・タブレット(*17)と全く同じ画面をテレビに映す(ミラーリング)ことが可能です。スマートフォン・タブレットに撮った写真やビデオを家族みんなで、大画面で楽しむことが出来ます。
- *17ミラキャスト対応のAndroid端末が対象です。端末によっては、本機能が利用できないことがあります。ミラキャストはWi-Fi Allianceの商標です。Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
7.Hybridcast対応
現在NHK(日本放送協会)他で運用開始されているHybridcastサービスを楽しむことが出来ます。本機をインターネット環境につなげば、Hybridcast対応の番組視聴中にリモコンのdボタンでHybridcastが起動します。また、スマートフォン・タブレットに専用アプリ「CATV Hybridcast Player」をインストールすれば、番組に連動した情報が手元に表示され、番組視聴が一層楽しくなります。
8.楽しいアプリを多数搭載
音楽やビデオを再生出来るメディアプレイヤー、Webブラウザなど、便利で楽しいアプリを多数搭載しています。リモコンのアプリボタンでアプリ一覧を表示することが出来ます。
[定格]
品名 | CATVデジタルセットトップボックス |
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品番 | TZ-HXT700PW |
使用電力 | AC 100V、50/60 Hz |
消費電力 | 電源入: 32 W 電源切: 0.1 W(クイックスタート「切」) |
デジタル放送 |
・ 受信変調方式:64QAM/256QAM (Annex.C)、 ・ 受信変調方式:OFDM、 |
無線LAN | 準拠規格: IEEE802.11a/b/g/n
使用周波数範囲/チャンネル(中心周波数): 2.412 GHz~2.472 GHz/1~13ch
セキュリティ: 5.180 GHz~5.240 GHz/W52:36,40,44,48ch 5.260 GHz~5.320 GHz/W53:52,56,60,64ch 5.500 GHz~5.700 GHz/W56:100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140ch WPA2-PSK(TKIP/AES)
WPA-PSK(TKIP/AES) WEP(64bit/128bit) |
接続端子 | ・ケーブル入力端子:F型接栓、75 Ω ・分配出力端子:F型接栓、75 Ω ・HDMI(映像・音声)出力端子:1系統 (19ピン端子) ・光デジタル音声出力端子 :1系統 -18 dBm 660 nm ・LAN端子:1系統 (100BASE-TX) ・USB端子:2系統(USB3.0 900mA、USB2.0 500mA) |
SDメモリーカードスロット | ・ 1系統(SDXC / SDHC / SDメモリーカード対応) ・ 静止画再生(JPEG) ・ 動画再生(MPEG-2) SD VIDEO規格準拠 ・ 動画再生(MPEG-4 AVC/H.264) AVCHD規格準拠 |
外形寸法 | 幅360 mm X 高さ59 mm(セット脚含む)X 奥行259 mm(端子、突起部含む) |
質量 | 約2.7kg |
環境条件 | 許容周囲温度 5 ℃~40 ℃ 許容相対湿度 10 %~80 %RH(結露なきこと) |
●本文中に記載されている会社名等および商品名は、各社等の商標または登録商標です。
以上