品名 | 業務用Wi-Fi基地局 |
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品番 | EA-7HW03AP1W(ホワイト) EA-7HW03AP1T(ブラウン) |
本体希望小売価格 | オープン価格 |
発売時期 | 2015年9月 |
パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者:片倉 達夫)は、5GHz帯で最大1.7Gbpsの高速通信が可能な業務用Wi-Fi基地局を2015年9月に発売します。
新製品の業務用Wi-Fi基地局は、Wi-Fi最新規格IEEE802.11ac Wave2において、4本のアンテナを利用する4ストリームへの対応により、5GHz帯で最大1.7Gbpsの伝送速度を実現しました。「ビームフォーミング機能」により伝送速度・安定性の向上につなげ、「マルチユーザーMIMO機能」により、複数端末の同時通信時でも、快適な通信環境を提供いたします。
また、屋内型でありながら保護等級IP42※1に準拠しており、ホコリや水滴の飛散に対応しているため、倉庫やイベント会場など半屋外環境でも使用可能です。さらに、USBポートを有しているため、USBドングル型通信モデムを接続することで、3G/LTEネットワークに接続可能。有線接続ができない環境においても、ネットワーク環境の構築が可能です。
当社は、今後も様々な用途や場所で活用できる屋内型、屋外型の業務用Wi-Fi基地局のラインアップを強化することで、ますます多様化するお客様のニーズに応えていきます。
<主な特長>
- IEEE802.11ac Wave2に対応し、最大1.7Gbpsの高速伝送を実現
- 保護等級IP42※1準拠やPoE※2対応など高い設置性を実現
- USBドングル型通信モデムを使用することにより、3G/LTEで外部ネットワークに接続可能
- ※1 保護等級IP42:粉塵などに対して「直径1.0 mmよりも大きい固形物の侵入に対する保護(4)」、水に対して「正常な取付位置より15度以内の範囲で傾斜した時、鉛直に落下する水滴に対する保護(2)」がなされていることを示します。
- ※2 PoE:イーサネットで使用するツイストペアケーブルを利用して、接続するPoE(Power over Ethernet)対応機器(無線アクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話等)に電力を供給できる技術です。これにより、PoE対応機器へのACアダプタや電源工事が不要になります。
●「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
【お問い合わせ先】
- パナソニック システムネットワークス株式会社
パナソニック システムお客様ご相談センター - [無線Wi-Fiシステム ホームページURL]:http://panasonic.biz/netsys/wifi/
【開発の背景】
無線LAN通信の規格は、従来規格「IEEE802.11n」(最大600Mbps)に対し、今後は最大6.9Gbpsの通信が可能な「IEEE802.11ac」が主流になると予想されています。すでに昨年1月に正式制定されたWi-Fi最新規格であるIEEE802.11acは、多くのスマートフォンやノートPCなどで対応が進んでいます。さらに、お客様からは、イベント会場や倉庫など半屋外環境でも使用できる保護等級に対応したものへの要望もありました。このような中、当社は、IEEE802.11acと保護等級IP42※1に対応し、さらにPoE※2に対応した業務用Wi-Fi基地局を開発しました。
【主な特長】
1. IEEE802.11ac Wave2に対応し、最大1.7Gbpsの高速伝送を実現
本モデルは、Wi-Fi最新規格IEEE802.11ac Wave2において、4本のアンテナを利用する4ストリームへの対応により、5GHz帯で最大1.7Gbpsの伝送速度を実現しています。また、業務用Wi-Fi基地局と接続する子機の位置を検知し、子機に集中して電波を送信することで電波強度を向上させる「ビームフォーミング機能」により転送速度・安定性の向上を図っております。
加えて、ストリーム数を最大限に活用できる「マルチユーザーMIMO」機能により、複数端末の同時通信時でも、快適な通信環境を提供します。
これらの機能により、駅や空港、ホールなど利用者が密集するエリアや、オフィス、大学キャンパス等アクセスが頻繁な高トラフィックエリアでの利用に適したものになっています。
2.保護等級IP42※1準拠やPoE※2対応など高い設置性を実現
屋内モデルながらIP42※1に準拠し、ホコリや水滴などへの耐環境性にも優れています。そのため、学校、ホテル、病院やオフィス、工場、イベント会場、倉庫、行政施設など半屋外環境での使用が可能です。
また、PoE/PoE+に対応しているため、PoE※2給電アダプタを使用することによりLANケーブル一本で電源供給も実現でき、電源敷設工事の効率化、設置費用の削減、高所など場所を選ばずに設置できます。
さらに、現行機種(EA-7HW01AP3、2014年5月発売)と同様に、車載振動規格JIS C 60068-2-6に準拠、電源仕様はDC24V(瞬時変動10~36V)に対応しているため、車両への設置が可能です。
3.USBドングル型通信モデムを使用することにより、3G/LTEで外部ネットワークに接続可能
機能拡張用にUSB3.0に対応した高速伝送ポートを2ポート搭載しています。本USBポートを利用し、USBドングル型通信モデムを接続することにより3G/LTE回線で外部ネットワークに接続が可能です。これにより、有線接続ができない環境においてもネットワーク構築が可能です。
- ※1 保護等級IP42:粉塵などに対して「直径1.0 mmよりも大きい固形物の侵入に対する保護(4)」、水に対して「正常な取付位置より15度以内の範囲で傾斜した時、鉛直に落下する水滴に対する保護(2)」がなされていることを示します。
- ※2 PoE:イーサネットで使用するツイストペアケーブルを利用して、接続するPoE(Power over Ethernet)対応機器(無線アクセスポイント、ネットワークカメラ、IP電話等)に電力を供給できる技術です。これにより、PoE対応機器へのACアダプタや電源工事が不要になります。
●「Wi-Fi」は、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
以上