パナソニック エコソリューションズ ノースアメリカ(所在地:米国ニュージャージー州シコーカス市、代表:ジム・ドイル、以下PESNA)(*1)は、米国環境保護局(EPA)が推進するエネルギースター(*2)の参加団体に贈られるエネルギースター・アワードの最高賞「サステインド・エクセレンス賞」を2年連続で受賞しました。
エネルギースター・アワードは、EPAの「エネルギースタープログラム」に基づく活動を行っている自治体、企業など約20,000団体を評価し、「サステインド・エクセレンス賞」「パートナー・オブ・ザ・イヤー」などを選定、表彰するものです。
中でも「サステインド・エクセレンス賞」は、2回以上「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した企業だけが選考対象になる最高の賞です。PESNAは2010年、2011年に「パートナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞して、2012年、2013年は2年連続で「サステインド・エクセレンス賞」を受賞しました。米国の換気扇業界で「サステインド・エクセレンス賞」を受賞しているのは、PESNAだけになります。
パナソニックの換気扇事業は1993年から米国に参入し、今年で20周年を迎えました。換気扇の開発・製造はパナソニック エコシステムズ(*3)が担当しており、他社に先駆けて省エネ・低騒音・長寿命の天井埋込形換気扇Whisperシリーズ(*4)を開発・販売してきました。同時に、省エネ換気扇を広めることが使命と考え、米国環境保護局に省エネの基準化を提案してきました。これらの同社の活動により換気扇のエネルギースター基準が1999年に制定され、2000年に米国で初めてパナソニックの換気扇がエネルギースターの認証を取得。以来、DCモータ採用でさらに省エネ性能を高めたWhisper Greenシリーズなど、継続して新商品開発・市場導入を図り、現在59機種の換気扇のうち55機種がエネルギースターの認証を受けています。
4年連続の受賞は、これら製品の高い省エネ性・低騒音・長寿命と、継続的な環境取り組みが評価されたことによるものです。
2001年以降にエネルギースター認証を取得した換気扇全900万台のうち、パナソニックの換気扇はその約半数を占めています。これからも、省エネ性能に優れたIAQ製品の提供を通じて、健康的で快適な室内空間づくりに、グローバルで貢献していきます。
○参考
・Energy Star ウェブサイト
http://www.energystar.gov/index.cfm
・2013 ENERGY STAR Award 受賞団体一覧
http://www.energystar.gov/index.cfm?fuseaction=pt_awards.showawardlist&year=2013
・Sustained ExcellenceのPanasonic紹介ページ
http://www.energystar.gov/index.cfm?fuseaction=pt_awards.showAwardDetails&esa_id=5181
(*1)パナソニック エコソリューションズ ノースアメリカ(PESNA)
2012年4月にパナソニック ノースアメリカ(株)の一部門として発足し、北米における環境事業の展開を担っています。パナソニック エコシステムズが生産する換気扇の北米販売も担当しています。
(*2)エネルギースター
米国環境保護局が1992年から推進する活動で、機器のエネルギー効率を高めCO2の排出を抑えることを目的としています。一定のエネルギー効率を満たす製品にエネルギースターの認証が与えられ、製品にマークを貼付することが許されます。現在20,000以上の団体が参画しています。
(*3)パナソニック エコシステムズ株式会社(PESES)
パナソニックグループの中で、空気清浄機や除湿機、換気送風機器など健康・快適な室内空気質を実現する「IAQ分野」と、水・空気・土の浄化とエネルギー関連で環境負荷を低減する「環境エンジニアリング分野」で、「人と地球に優しい環境」の実現を目指して事業を進めています。パナソニックの換気扇事業を担当し、日本、北米、中国、東南アジア、中近東などで換気扇を販売しています。
(*4)Whisperシリーズ
北米向けに当社が開発して投入した、省エネ・低騒音・長寿命の天井埋込形換気扇。省エネモータを採用して省エネ性能を高めると同時に、日本で培ってきた技術を用いて静音性、長寿命を実現しました。従来は比較的簡易な換気扇しか存在しなかった北米市場で高い評価を得、現在も販売を伸ばしています。
■写真
【写真】北米向け天井埋込換気扇FV-08VKML3(DC照明付換気扇)
【写真】エネルギースターの受賞トロフィーと表彰式の様子(3月26日)
以上