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2011年11月9日

プレスリリース

最新の換気システム技術で、健康・快適・省エネの生活を提案

住宅の空気環境を見える化する「IAQハウス」をオープン

住宅の空気質を見える化し、最新のIAQを体感できる

パナソニックエコシステムズ株式会社（社長：田中　昌行）は、愛知県春日井市の春日井事業場敷地内に「IAQハウス」をオープンしました。これは、昨今の住宅の高気密化により世界的に注目されている住宅の空気質（IAQ^※）を様々な手法で見える化し、最新のIAQ機器による健康・快適・省エネの生活空間を提案するモデル住宅です。

パナソニックは、IAQを「給気」「排気」「循環」の要素に分け、家全体が省エネで快適な空気環境となるよう、商品開発を進めています。

このたび建設いたしましたIAQハウスは、主に住宅の設計施工を行う業者様に向けて「家まるごと健康・快適しかも省エネな生活提案」をコンセプトに、パナソニックの省エネIAQソリューションを実際の住宅の中に設置し、省エネの見える化はもちろん屋外空気の浄化度合いや空気の流れ、温熱変化の見える化など、IAQを構成する要素をわかりやすく展示しています。

※IAQ（Indoor　Air　Quality）：健康に影響を及ぼす可能性のある環境因子を含めた建物内の空気の質。

■IAQハウス展示概要

1．IAQの要素毎の実演　（気流可視化、給気浄化、CO2除去など）

IAQのポイントである給気・排気・循環を要素毎に見える化、数値化し体感していただく展示スペース。レーザー光やサーモカメラなどにより、普段は目に見えない気流や温熱の変化を見えるようにし、最新のIAQ機器による気流・温熱への効果を具体的に体感いただけます。
また、人が原因となる空気の汚れ（CO2、臭気、温度、湿度等）も可視化。IAQ機器による汚染物質除去も確認できます。

2．居住空間のIAQ

次世代省エネ基準相当の高気密・高断熱の居住空間で、気流、CO2濃度などが人間に与える影響や、IAQ機器運転による温熱環境の変化を確認しながら、省エネ運転の効果を実感できます。

3．施工性の確認とデバイス技術の紹介

実際の住宅における施工具体事例や　IAQ商品を構成する各種デバイス技術を展示。省エネIAQ機器への理解をさらに進めることができます。

■IAQハウス建築概要

・所在地：愛知県春日井市鷹来町字下仲田4017番パナソニック　エコシステムズ（株）構内
・延床面積：264m²
・階数：3階建
・構法：鉄鋼軸組・ブレース構造キラテックタイル張り
・設計施工：パナホーム株式会社