2021年4月21日

CPUとGPUがさらにパワーアップし処理能力が向上

IT/IPプラットフォーム"KAIROS(ケイロス)"の新メインフレームを発売

拡張性のある入出力機能と処理能力を備え、
映像処理、演出構成域、配信機能が大幅に向上

Kairos Core 1000(メインフレーム)AT-KC1000T

パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀一宏)の社内分社であるコネクティッドソリューションズ社(本社:東京都中央区、社長:樋口泰行)は、プロスポーツ、コンサートなどの各種イベントおよび放送局の制作・演出・配信の用途に向けて、リモートでのライブ映像制作の機能を大幅に向上させる次世代ライブ映像制作システム「IT/IPプラットフォーム“KAIROS(ケイロス)”」の新メインフレーム「Kairos Core 1000(AT-KC1000T)」を2021年6月より発売いたします。

「IT/IPプラットフォーム“KAIROS(ケイロス)”」は2020年9月に発売を開始した次世代ライブ映像制作システムです。昨今のリモートライブ映像制作の需要増加にともない、既に欧米ではCreative Technology様やLiveX様を始めとする様々な制作会社や大手企業に納入いただいています。

Kairos Core 1000は、KAIROSの映像処理と入出力を受け持つメインフレームです。現在販売中のKairos Core 100よりもさらに性能と機能を向上させました。ライブ映像制作の現場においては、現行のKairos Core 100(AT-KC100T)と新製品Kairos Core 1000(AT-KC1000T)との2つのラインナップから、お客様の用途に応じて選択していただけるようになります。Kairos Core 1000は、より高性能のCPU/GPUを搭載し、映像処理能力の向上により多層なレイヤー構成を用いたバラエティに富んだ演出を可能にします。入出力の拡張性と配信機能も進化しています。また現行のKairos Core 100では別売オプションとして提供している4K対応機能、I/O拡張機能、CANVAS機能についてもKairos Core 1000では標準装備となります。

“KAIROS(ケイロス)”は、今後も機能とシステム対応の向上を図るとともに、パートナー製品との連携やシステム統合化を推進し、次世代映像制作プラットフォームのデファクトスタンダードとなることを目指します。

パナソニックは「A Better Life, A Better World」の実現を目指し、映像とITを結ぶプラットフォームの強化を通じて、ライブ映像制作現場の課題を解決し、業界に新たな価値を提供してまいります。

KAIROS関連URL:https://panasonic.biz/cns/sav/products/it_ip_platform/

【KAIROS製品ラインナップ】

品番 AT-KC1000T AT-KC100T AT-KC10C1G AT-SFC10G
名称 Kairos Core 1000 Kairos Core 100 Kairos Control Kairos Creator
品名 メインフレーム
(映像信号処理)
メインフレーム
(映像信号処理)
コントロールパネル
(操作パネル)
GUIソフトウェア
(各種設定と操作)
価格 9,130,000円
(税抜価格8,300,000円)
3,080,000円
(税抜価格2,800,000円)
2,970,000円
(税抜価格2,700,000円)
275,000円
(税抜価格250,000円)
発売時期 2021年6月 販売中(2020年9月発売)

■AT-KC1000T標準装備機能(AT-KC100Tオプション・ソフトウェアキー)

品番 AT-SF001G AT-SF002G AT-SF003G
品名 4Kオプション I/O拡張オプション CANVASオプション
価格 715,000円
(税抜価格650,000円)
715,000円
(税抜価格650,000円)
715,000円
(税抜価格650,000円)
発売時期 販売中(2020年9月発売)

■オプション・ソフトウェアキー

品番 AT-SFE03G AT-SF005G
品名 NMOSオプション オーディオミキサーオプション
価格 605,000円
(税抜価格550,000円)
275,000円
(税抜価格250,000円)
発売時期 販売中(2020年9月発売) 販売中(2021年3月発売)

<主な特長>

1. 高性能CPU/GPUを搭載し映像処理能力が大幅にアップ、出力をHD×20出力(4K×5)に拡大

2. 4K対応、I/O拡張、CANVAS機能を標準装備

3. 動画・静止画(RAMプレーヤー、クリッププレーヤー)の記録容量を大幅に増大

【Kairos Core 1000の特長】

1. 高性能CPU/GPUを搭載し映像処理能力がアップ、出力をHD×20出力(4K×5出力)に拡大

  • ・GPUの映像処理能力アップによりレイヤー数が大幅に増加。より複雑で高度な映像表現が可能。
    ME数・KEY数の制約なくエフェクトが可能なKAIROSの特長をさらに拡大。
  • ・同時使用できる出力がHD×20出力/4K×5出力(現行商品※1はHD×16/4K×4)に拡大。
  • ・RTP/SRT/RTMPストリーミングを8入力/2出力(現行商品※1は6入力/2出力)に拡大。
    RTSPストリーミングを8入力のみ(現行商品※1は6入力)に拡大。

2. 4K対応、I/O拡張、CANVAS機能を標準装備

  • ・4K対応機能、I/O拡張機能を標準装備することで、4Kを含む映像入出力をオプションなしで実現。
  • ・CANVAS機能を標準装備、8Kに対応。GPUの映像処理能力アップにより、多層な映像構成を駆使した高解像度の8K映像出力が可能。

3. 動画・静止画(RAMプレーヤー、クリッププレーヤー)の記録容量を大幅に増大

  • ・RAMプレーヤー(非圧縮)は64 GBに容量を増大(現行商品※1は24 GB)し、HD約170秒/4K約42秒の映像を保存。クリッププレーヤー(圧縮)は180 GBに容量を増大(現行商品※1は70 GB)し、HD約55分/4K約14分※2の映像を保存。静止画も12 GB(現行商品※1は750 MB)を保存可能。いずれもシステム内で素材として利用が可能。
  • ※1:Kairos Core 100(AT-KC100T)
  • ※2:圧縮映像記録条件:HD:440 Mb/s、1080/59.94p、4:2:2/10 bit、4K:1.63 Gb/s、2160/59.94p、4:2:2/12 bit

※KAIROSについて

IT/IPプラットフォーム“KAIROS”は当社が独自開発した、CPUおよびGPUの能力で映像処理を行う、新しいコンセプトとアーキテクチャーによるライブ映像制作プラットフォームです。プロスポーツ、コンサートなどの各種イベントおよび放送局の映像制作・会場演出・映像配信の用途に向けて、ライブ映像制作のクオリティーと生産性を飛躍的に向上させます。

■KAIROSイメージ図

【KAIROSの主な特長(現行商品Kairos Core 100と新商品Kairos Core 1000共通)】

1. ST 2110、NDI®、SDIなど多彩な入出力インターフェイスと映像フォーマットの組み合わせが自在

  • ・ベースバンド信号(12G/3G/HD-SDI、HDMI、Display Port)※3、IPパケット(ST 2110、NDI®、RTP/SRT/RTMP/RTSP※4)の入出力をフルにサポート。
  • ・PTP(Precision Time Protocol)同期に対応し、ST 2110ベースのシステムで運用が可能。
  • ・カスタマイズ可能なマルチビューワー出力(Display Port)を2基装備。いずれも最大36の映像を表示可能。

2. ME/KEY数フリーのレイヤー、画角フリーの“CANVAS”など、GPU処理による自在の映像表現

  • ・ME数・KEY数の制約がなく、GPUパワーの許す限りレイヤーを重ね、KEY、スケーリング、ほかエフェクトの適用が可能。
  • ・CANVAS機能は、16:9の標準画角だけでなく、32:9(ウォールディスプレイ)など特殊な画角の映像制作が可能。マルチビューワーには特殊な画角の映像もそのまま表示可能。
  • ・遅延は最短1フレーム。スポーツシーン、ミュージックライブの臨場感を損なわないライブ演出に対応。

3. 直感的なGUI、キーアサインできるコントロールパネル、ソフトウェアベースの操作性と拡張性

  • ・直感的で使いやすいGUIのPCソフトウェア“KAIROSクリエーター”。GUIコントロールパネル表示もでき、省スペースの運用にも対応。
  • ・コントロールパネル“KAIROSコントロール”は、各ボタンの機能を自由にアサイン可能。
  • ・機能拡張や外部機器連携にはアプリケーションソフトウェアの追加で対応。用途とユーザーニーズに応じた無駄のないシステム設計ができ、将来性を確保。
  • ※3:ベースバンド入出力にはDeltacast FLEXモジュールが必要。
  • ※4:RTSPは入力のみサポート。

●NDI®は米国におけるNewTek社の登録商標です。

以上