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2021年1月20日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社は、国内電機メーカーおよび、関西圏のオフィスで初めて(※1)「WELL認証(WELL v2)」の本認証ゴールドを取得しました。また、6人の社員が、WELLプロジェクトの認証取得支援を行うことができる専門資格WELL AP(WELL Accredited Professional)(認定プロフェッショナル)を取得しました。
「WELL v2」ゴールド認証を取得したのは、大阪府門真市にあるライフソリューションズ社 システムソリューション開発センター(旧:イノベーションセンター)のオフィスです。このオフィスは、開発した技術・ソリューションを実証する場として2018年にリニューアルしました。同じ環境下で働く人が等しく快適性を感じるわけではないというWELLの思想を応用して「空気」「光」「音」の環境ゾーニングを行い、「フォーカスゾーン」「ナチュラルゾーン」「リラックスゾーン」など、従業員が仕事の内容や好みに合わせて選択できるようにしています。6月に「WELL v2」予備認証を取得した後、実地審査を経て本認証ゴールドを取得しました。
このオフィスは、WELL v2に求められる必須項目23項目をクリアした上で、さらに「換気能力向上」や「人の目に入る光の照度基準」などの加点項目74点を獲得し、ゴールド認証取得に至りました。特に設備関連の項目では、当社の「調光調色照明器具」や「全熱交換形換気システム」などの商材や「空気質モニタ」などのプロトタイプの採用により評価を獲得。またイノベーション(革新性)の項目においては、当社の「空間除菌脱臭機」や「アロマディフューザー(プロトタイプ)」の採用が評価の獲得につながりました。
今後は、このオフィスで得られる知見やノウハウを生かし、WELL APの資格取得者による専門的な知識を生かすことで、WELLを活用した心身ともに健康・快適なオフィスを実現するソリューション提案およびコンサルテーションの検討を進めてまいります。
WELL認証は、デロス社(本社:米国)により開発され、公益企業IWBI(The International WELL Building Institute)により2014年に運営を開始した、空間のデザイン・構築・運用に「人間の心と身体の健康」という視点を加え、より良い住環境の創造を目指した空間の評価システムです。2018年には評価項目や基準が見直されたバージョン2(WELL v2)がリリースされ、「空気」「水」「栄養」「光」「運動」「温熱快適性」「音」「材料」「心」「コミュニティ」の10項目のコンセプトと「イノベーション(革新性)」の加点で評価(※2)されています。
ライフソリューションズ社 ソリューション開発本部 システムソリューション開発センター 企画・管理部 技術企画課
電話:06-6908-1131(代表 受付 9:00~17:30)
このオフィスでは、執務ゾーンごとに、全熱交換形換気システムや外気処理エアコン、調光調色照明器具などのパナソニックの商材と技術を適用して「空気」「温熱快適性」「光」「心」「音」の5項目に対応しました。またWELLに新規提案を行う「イノベーション(革新性)」の加点項目において「空間除菌脱臭機」を用いた「除菌ソリューション」などを提案しています。
(項目名称は、一般社団法人グリーンビルディングジャパンによる翻訳に準拠)
以上
記事の内容は発表時のものです。
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