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2020年7月2日
製品・サービス / プレスリリース
マスク着用時等の顔検出率・顔認証率が大幅に向上。利用可能なシーンが拡大
多数の導入実績を持つ統合型セキュリティシステムeX-SGとも連携
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:片倉達夫)は、「入退セキュリティ&オフィス可視化システムKPAS(ケイパス)」の新バージョンを発表しました。
本KPAS新バージョンでは、マスク着用時等の顔検出率を当社従来比で3.1倍、顔認証率を2.2倍向上させました。さらに、小規模から大規模まで多数の導入実績を持つ統合型セキュリティシステムeX-SG(イーエックス・エスジー)との連携も実現しました。ディープラーニングを応用した世界最高水準※1の顔認証技術のシステムと、既に多数の拠点で採用されている統合型セキュリティシステムとの連携が可能になることで、入退管理にかける手間や管理運営側の負担の軽減が可能となります。昨今の新型感染症拡大に伴い、非接触へのニーズや様々なサテライトオフィスを活用した新たな働き方のニーズが増加している中で、KPAS新バージョンの提供を通じて従業員の満足度向上を支援してまいります。
逆光等で顔が暗く映る場合やマスクで顔が隠れている場合において、マスク着用時等の顔検出率を当社従来比で3.1倍、顔認証率を2.2倍向上させました。※2
パナソニック製統合型セキュリティシステムeX-SG(イーエックス・エスジー)との連携を実現し、柔軟な対応の入退室管理ができるようになります。さらに、外部システムと連携するためのKPASのWebAPIをご用意しました。※3このWebAPIにより、顔認証を用いたアプリケーションの開発が容易となり、既に導入済みの外部システムと連携頂くことで、働き方に応じたスムーズなオフィス運営も可能になります。
昨今の新型感染症拡大に伴い非接触へのニーズが高まるなか、社員・来訪者の方にとって、安心かつストレスフリーなオフィス空間づくりを提供します。また、スマートフォン等に表示した顔写真では顔認証しないため、セキュリティ面で安全なオフィス運営を、管理者の方に提供します。さらに、共用廊下のような暗い場所でも、新たな照明追加を必須とせず、導入をご検討いただけます。※4
顔認証関連の市場規模は、今後高成長が見込まれ、その市場規模は2020年グローバルで6,600億円(うち国内 310億円)に達しており、国内需要においてはオフィス・ビル分野で倍増(2018年度比)する見込みです。※5
従来型のICカードによる入退管理では、カードの紛失やなりすましなど、多くの課題がありました。顔認証による入退管理を導入することにより、それらの課題を解決できるとともに、スピードや利便性の向上によりオフィスにおいての効率性の向上をはかれるようになります。
顔登録機であるKPASレジスター、認証機であるKPASゲート(特注品)、KPASチェッカー、KPAS管理サーバー、KPAS認証サーバーから構成され、顔画像の登録は最大3万人、従業員が1万人を超える大規模オフィスにも導入いただくことが可能です。また、統合型セキュリティシステムeX-SGとの連携により、来客会議室エリアでは顔認証によるストレスフリーな入退、執務室エリアではICカード認証かつ顔認証のAND認証による高セキュリティといった、利便性とセキュリティとのバランスをとった運用が可能となります。
KPASは、一括の顔登録に加え、KPASレジスターでの顔と名刺を同時に登録し、最短15秒で利用できます。※6
これにより、社員のみならず来訪者の入退管理を可能とし、登録可能人数は、最大3万人※7と大規模オフィスビルに対応します。一度登録した来訪者の顔画像は、顔認証による本人確認が終了後、一定期間を経て無効とする設定も可能となっております。
KPASのWebAPIを活用して顔認証を用いたアプリケーションの開発をすることで、認証履歴からシェアオフィスの課金管理や社員食堂の決済システム等、外部システムと連携することが可能です。
▼製品サイトURL
入退セキュリティ&オフィス可視化システムKPAS(ケイパス):
https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_kpas
パナソニックシステムお客様相談センター
電話 0120-878-410(受付:9時~17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
当社の「顔認証」技術は、ディープラーニングを応用した世界最高水準の顔認証技術です。顔の向きや経年変化、メガネなどにも影響されにくく、快適にご利用いただけます。
当社は、これまでにも空港での厳格かつ円滑な本人確認や、アミューズメントパークでのチケットレス入退場、店舗でのキャッシュレス決済、オフィスでのICカードレス入退室などで、顔認証技術を応用したシステムを展開してきており、1日10万回超の固有の顔認証を達成してきました(当社調べ)。この間、世界最高水準の顔認証技術と、現場での使いやすさを追求し、お客様との実証実験を重ねて実現したUXデザインとの融合により、オフィスでの入退室を安心・安全かつ効率化することに貢献してまいりました。
今後は、オフィス・ビルへの展開に加え、店舗・商業施設、展示場・国際会議場、ホテルなどにも導入を拡大し、顔認証によるストレスフリーで安心・安全、かつ効率的な次世代型の空間づくりへの貢献を目指してまいります。
▼パナソニックの顔認証サイトURL:
https://biz.panasonic.com/jp-ja/solutions/facial-recognition
統合型セキュリティシステムeX-SGはICカードや生体認証による入退室管理をはじめ、機械警備システムやITVシステムと連携が可能な統合管理システムです。Web利用により柔軟な運用に対応でき、入退室や警報の履歴など最大500万件まで履歴管理が可能。最大1200ゲートまで対応など、既に多数の拠点で採用されているセキュリティシステムです。
▼製品サイトURL:
https://www2.panasonic.biz/ls/densetsu/ha/security/acc/ex-sg/
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。