2024年11月8日
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パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀 一宏)は、パナソニックの光ID技術「LinkRay™」を活用したスマートフォンにおけるAR表示で目的地までの道案内を行うナビゲーションサービスを「LinkRay ARナビゲーション」として2019年3月から提供開始します。
従来、GPS電波の届かない駅構内や地下などの屋内ではスマホ利用者の正確な位置を測定できず、目的地までの案内ができないという課題がありました。今回、「LinkRay™」の受信場所を起点とする位置特定の特性を活かし、スマホ利用者の正確な位置を測定し、目的地までのルートをカメラ画面上で立体的にAR表示し、スマホ利用者をスムーズに目的地まで誘導するナビゲーションシステムを実現しました。階段やエスカレータなどの高さの違いも表現でき、複数フロアーを経由するルートにも対応可能なため、屋内でのサービス向上と屋内業務の効率化が可能となります。
「LinkRay ARナビゲーション」を実現するためのソフトウェア開発キット(Software Development Kit:SDK)をスマホアプリに組み込み、起点から目的地までのARルートを予め作成することにより、屋内の起点から目的地までのリアルタイムな案内表示サービスをお客様に提供頂くことが可能となります。また、多言語でのナビゲーション表示により訪日外国人へのインバウンド対策としてもご活用頂くことが可能です。
パナソニックは、「LinkRay ARナビゲーション」機能を組み込んだスマホアプリトータルでの提供、あるいはお客様アプリへ組み込んでいただく「LinkRay ARナビゲーション」SDKを提供することで、従来の地図案内や従業員様による経路案内に代わる、スマホ利用者様それぞれに適したスムーズな誘導を実現し、屋内ナビゲーションとしてのデファクト化を推進します。
また、従来より駅や店舗で展開している、広告サイネージ、スタンプなどのLink Rayサービスを組み合わせ、収集したデータをプラットフォーム化し、データベースマーケティングビジネスを実現して参ります。
光ID技術「LinkRay™」は、LED光源から送信されるID信号をスマートフォンで受信して情報を素早く入手できるものです。街の中で使われている明かりや光(デジタルサイネージ、看板、「光ID」送信機能付きのLED照明)等から発信された光信号(ID)をスマートフォンのカメラで読み取る(専用アプリで撮影)だけで、さまざまな情報を入手することができます。
アプリを起動してカメラをかざすだけですぐにIDを読み取れる高速性、高カバレッジな対応端末、IDのコピーを防ぐためのセキュリティが特徴です。
なお、光ID技術「LinkRay™」は、パナソニックがビジネスの現場で長年培ってきた先進コア技術とB2Bシステム提供ノウハウを活用したIoTサービス「μSockets(ミューソケッツ)」の一つとして提供いたします。
2018年11月より、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社のグループでマーケティングプラットフォーム事業を手掛けるCCCマーケティング株式会社(CCCMK)と、「LinkRayを活用した電子スタンプサービス『光スタンプ』を共同開発し、2018年11月5日より、CCCMKが提供するポイントカードまとめアプリ「スマホサイフ」で提供開始しています。
詳細は以下プレスリリースご参照ください。
https://news.panasonic.com/jp/press/data/2018/11/jn181105-1/jn181105-1.html
以上
記事の内容は発表時のものです。
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