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2011年6月13日
製品・サービス / トピックス
「懐中電灯に入れっぱなしの乾電池が液もれしていた」や「オモチャの電源がオンのままになっていたら乾電池が液もれしていた」といった経験はありませんか?乾電池は、いつでもすぐに使えなければ意味がありません。
パナソニックは、「液もれしない乾電池ってないのかしら」というお客様の声から、液もれの原因となる水素ガスの発生を抑制した、より液もれしにくいアルカリ乾電池「エボルタ」(2011年4月発売)を開発しました。
▼パナソニック アルカリ乾電池「エボルタ」
http://panasonic.jp/drycell/
◆新材料の採用で液もれ防止を実現
液もれは、主に次の5つの要因で起こります。
(1)スイッチの入れっぱなし、スイッチを入れてなくても機器に入れっぱなしによる過放電
(2)+-逆接続
(3)ショート
(4)充電
(5)電池の混用(新旧、異種、異銘柄)
このような使い方をすると、乾電池の内部で水素ガスが発生。ガスが乾電池の中にたくさんたまると、破裂するのを防ぐために安全弁が作動し、ガスを逃がします。その時にガスと一緒に電解液が流れ出ます。これが液もれと呼ばれる現象です。
パナソニックでは独自の新亜鉛合金と新電解液を採用し、過放電時の水素ガスの発生を大幅に抑制しました。これにより、放電性能を低下させずに、液もれ防止性能を向上させることができました。
◆製造工程の徹底したクリーン化
異物が乾電池内へ混入してしまうと負極の亜鉛と反応して水素ガスが発生し、液もれの要因となってしまいます。異物は材料や生産設備から混入します。異物の大きさや数を測定し、混入原因を調べて、異物混入防止の対策を徹底的に進めてきました。材料と金型の摩擦低減や、仕掛品搬送上で異物の堆積が起こるガイドの撤去など、工程の徹底したクリーン化を行うことで、異物混入のリスクを低減することができました。製造現場の地道な活動が実を結んだものです。
<エボルタ(EVOLTA)3つのおすすめポイント>
[1]単3形アルカリ乾電池で世界No.1※長もち
※ANCI、IEC、JIS規準における全放電モードの平均値より(2010年12月1日現在)。
250mA 1日1時間放電 終止電圧0.9Vの場合、約9時間10分など
(温度:20℃±2℃、相対湿度:60%±15%)
[2]業界初※使用推奨期限10年
※使用推奨期限年数において(2008年4月26日現在)。
保存条件 温度:20℃±2℃、相対湿度:60%±15%
[3]液もれ防止※新製法を採用
※乾電池を誤使用された場合は、液もれする場合があります。
「買い置きしていた電池が、電池切れで使えない」「懐中電灯やラジオに入れていた乾電池が液もれして、いざという時に使えない」では、災害の時にお役に立つことができません。長期保存していても長時間使える乾電池、液もれしない乾電池であってこそ、災害時だけでなく皆様の生活にお役に立つことができます。
パナソニックは、信頼性の高い乾電池をお届けしていきます。
--関連サイト--
▼商品おすすめ隊レポート
http://panasonic.co.jp/ec/recommendation/
▼長持ち電池 EVOLTA(エボルタ)-乾電池・充電式電池-
http://panasonic.jp/drycell/evolta/
▼電池なるほどサイト
http://panasonic.co.jp/ec/naruhodo/
▼家電使いこなし講座「電池講座」
http://panasonic.jp/college/battery/
記事の内容は発表時のものです。
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