パナソニック カーエレクトロニクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:荒屋 和浩、以下、パナソニック カーエレクトロニクス)は、「人に優しい豊かな地域社会を目指して」を理念として掲げている、いるま野農業協同組合(以下、JAいるま野)に、効率的な配送ルートをAIが自動で作成する「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」を納入しました。
「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」は、AI技術を活用し、配送車両や配送先ごとの様々な条件を考慮した効率的な配車計画を自動で作成するシステムです。
このたび、JAいるま野では組合員への商品配達を効率化し、サービス品質と業務生産性の向上を目的に、配車計画自動作成システムの導入に至りました。
これまで金融支店の渉外担当者が行っていた商品の配達に対し、配送効率向上の観点で配送拠点の集約を検討していましたが、拠点あたりの配送エリアが広がるため、配達件数増加への対応や配送ルートの作成、配達状況の把握方法について課題が挙がっていました。
そこで、本システムの導入により、土地勘がなくても効率的な配送ルートの作成ができることと、配送員の動態管理も可能となることから、配送拠点の集約と専任配送担当者の設置ができ、業務の効率化・省人化に踏み切ることができました。
現在、物流を取り巻く環境には、人手不足や燃料費の高騰など多くの課題が顕在化しています。これらの課題に対応するため、少ない人数・短い走行距離で効率的に配送することが求められています。
しかし、配送先の条件を考慮して配送順を決める作業は、土地勘や経験のあるベテラン社員に依存しやすいことから、属人的な業務になりがちです。
これまでパナソニック カーエレクトロニクスは、徹底した現場ヒアリングや行動観察により、実際の業務に合致した機能や操作性にこだわった「DRIVEBOSS」を提供し、配送業務の効率化に貢献してきました。経験がなくても効率的な配送ルートを作成することができる仕組みづくりをサポートしています。
パナソニック カーエレクトロニクスは今後も、機能強化や関連システムとの連携、サポート力を組み合わせ、物流課題の解決と新たな価値提供を目指していきます。
■「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」採用のポイント
1. 配車計画の自動作成
複数の条件を考慮した配送計画をAIが自動で作成。土地勘や経験がなくても配送計画が作成できます。
2. スマホアプリでの動態管理機能
ドライバーの現在位置や、配送の進捗を管理者が確認することができます。配送状況を見える化し、効率的な配送を実現します。
■いるま野農業協同組合について
1996年に各JAとの合併を経て、いるま野農業協同組合として誕生し、組合員・利用者の皆様から信頼され、地域に必要とされるJAを目指し事業活動を展開しています。事業区域は埼玉県の10市3町(川越市、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、富士見市、坂戸市、鶴ヶ島市、日高市、ふじみ野市、三芳町、毛呂山町、越生町)。
■パナソニック カーエレクトロニクスについて
パナソニック カーエレクトロニクス株式会社は、国内の自動車業界におけるすべての流通チャネルを通じて、パナソニックのカーエレクトロニクス商品の販売やアフターサービス、事業者向けにソリューションの提供をしています。クルマのある「くらし・しごと・社会」をより良くしていくために、卓越したソリューションでお客様と共によりよいモビリティ社会の実現を目指しています。
・パナソニック カーエレクトロニクスのウェブサイト
https://www.panasonic.com/jp/company/pce.html
■「DRIVEBOSS」について
AI技術を活用し、複雑な条件を考慮しなければならない配送計画を自動で作成するシステムです。配送の時間指定、車両の積載量、ドライバースキルなどの条件を、事前にマスタデータとして登録しておくことで、経験豊富なスタッフでなくとも効率的な配車計画を作成することが可能です。人手不足に悩む物流業界の課題解決と、より効率的な配送計画による環境保全に貢献します。
・「配車計画自動作成システム DRIVEBOSS」のウェブサイト
https://driveboss.automotive.panasonic.com/lp-round-001/
【お問い合わせ先】
パナソニック カーエレクトロニクス株式会社 モビリティサービス事業統括部
電話:050-3734-6016
受付時間:9:30~17:30(土日、祝日、パナソニック カーエレクトロニクス所定の休日を除く)