2022年2月17日
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家庭用燃料電池「エネファーム」が一般社団法人日本ガス協会「2022年度技術大賞」を受賞
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)が開発した(※1)家庭用燃料電池コージェネレーションシステム「エネファーム(※2)」(以下、エネファーム)が、一般社団法人日本ガス協会(※3)の主催する「2022年度技術大賞」を受賞しました。
日本ガス協会の「技術大賞・技術賞」は、ガス事業およびガス事業者の健全な発展と都市ガスの普及に貢献する技術を表彰する賞で、今回パナソニックのエネファームとしては初の「技術大賞」の受賞になります。
本製品は、株式会社ウェザーニューズ(以下、ウェザーニューズ)との連携により、ウェザーニューズが提供する「1kmメッシュ天気予報」をもとに日々の運転計画を作成して発電を行う「おてんき連動」機能のほか、「停電リスク予測API(※4)」を受信した場合には、自動的に発電モードを切り替えて停電に備える「停電そなえ発電」機能など、家庭用エネファーム初(※5)の気象予報データを活用した最適発電の開発を評価いただきました。
パナソニックは、エネファームの環境へのやさしさに加え、もしもの時の安心・快適なくらしの実現に貢献していきます。
<受賞製品>
今回受賞したエネファームは、セルラー方式のLPWA(Low Power Wide Area)通信機能(※6)を標準搭載しており、ネットワーク設定を行うことなく全数のクラウド接続を実現しています。そしてクラウドを通じてウェザーニューズが提供する「停電リスク予測API」を受信した場合には、自動的に発電モードを切り替えて停電に備えます。これまで深夜などエネファームが運転を停止している時間帯に停電が発生した場合には外部電源による再起動が必要でしたが、本機能により、自動で停電に備えることができ停電発生時でも安心して電気をお使いいただけます。(※7)
また、毎日18:00にウェザーニューズが提供する「1kmメッシュ天気予報」を受信して、翌朝4:00にその日の運転計画をエネファームが自動で作成する「おてんき連動」機能も搭載しています。エネファームと太陽光発電を併用している住宅においては、晴天時は太陽光発電、夜間はエネファームというように、太陽光発電を最大限に活用した家庭内電力の自給実現に寄与します。
※1. 開発にあたっては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果を一部活用しています
※2. 「エネファーム」は、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、ENEOS株式会社の登録商標です。
※3. 日本ガス協会は、都市ガス事業の健全な発達を図るとともに、天然ガスの普及拡大、エネルギーの安定供給と保安の確保、環境問題への対応を通じて社会的貢献を果たすことを目的とする、都市ガス事業者の団体です。
【日本ガス協会 技術大賞・技術賞ホームページ】https://www.gas.or.jp/gijutsu/
※4. 暴風によって停電が発生するリスクを1kmメッシュの高解像度で提供するウェザーニューズによるサービスです
※5. 家庭用燃料電池「エネファーム」において、2021年2月17日現在
※6. 携帯電話の通信網を用いたLPWA規格の1つで、既存のLTE基地局をベースに全国エリアをカバーしているため、対応エリアが広域な通信方式です。LPWA通信によるネットワークサービスは、初期設定開始後10年間のご利用が可能です。
※7. 停電時の発電には、都市ガス(13A)またはLPガスと水道が供給状態にあることが必要です。また停電時の発電を保証するものではありません。
記事の内容は発表時のものです。
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