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2020年3月26日
製品・サービス / トピックス
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、ブルーレイディスクプレーヤー「DP-UB9000(Japan Limited)」に下記の通り機能を追加しました。
1. HDR映像処理機能の拡充
今回新たにHDR映像信号処理の機能拡充と高画質化を実現しました。これらの新機能・改善内容と「HDRトーンマップ」機能を組み合わせることでHDR映像をさらに高画質でお楽しみいただけるようになります。
なお、本アップデートに際しJVCケンウッド社製プロジェクター「DLA-Vシリーズ」との連携を図りながら開発を進めておりますので、一緒にお使いいただくことで、より効果的にお楽しみいただけます。
■HLG映像に対する「PQ変換優先モード」の導入
●対応内容
従来は、接続したディスプレイがHLG方式に対応していない場合にHLG方式の映像をPQ(HDR10)方式に変換する事が可能でしたが、今回新たに、接続したディスプレイがHLG方式に対応している場合でも、HLG方式の映像を最大32bitの高精度処理によりPQ(HDR10)方式に変換して出力する事が可能な「PQ変換優先モード」を導入しました。(「初期設定」→「HDMI詳細設定」→「HLG/PQ変換:PQ変換優先」を選択)「HDRディスプレイタイプ」の設定に合わせた輝度レンジでPQ(HDR10)信号に変換しますので、お使いのディスプレイに適したHDR映像をお楽しみいただけます。特に、JVCケンウッド社製プロジェクター「DLA-Vシリーズ」との組み合わせでは、「HDRディスプレイタイプ」の設定で「高輝度のプロジェクター」や「ベーシックな輝度のプロジェクター」を選択する事により、新4K衛星放送のHDR番組(HLG映像)を「Frame Adapt HDR」等の機能を用いて、より高画質にお楽しみいただけます。
■HDR映像信号出力の高精度化
●対応内容
最大32bitの内部演算処理精度を活かして、HDMIから出力するPQ(HDR10)信号として実効12bit精度による出力を可能としました。Ultra HDブルーレイやVODのPQ(HDR10)映像に「HDRトーンマップ」を使用する場合や、新4K衛星放送のHLG映像をPQ(HDR10)方式に変換して出力する場合などに有効です。
2. HDR関連のGUIを改善
●対応内容
「HDRトーンマップ」や「HLG⇒PQ(HDR10)変換」の機能をよりご活用いただけるように、映像再生中に「HDRディスプレイタイプ」を変更できるように改善しました。「初期設定」→「HDMI詳細設定」→「HDRディスプレイタイプ:再生映像に応じて設定」を選んで頂くことで、PQ(HDR10)信号出力中に、サブメニューから(「映像設定」→「HDR調整」→「HDRディスプレイタイプ」)、もしくはリモコンの「HDR設定」ボタンの長押しから(「HDR調整」→「HDRディスプレイタイプ」)を選択可能になります。
その他、バージョンアップ方法など詳細につきましては、パナソニックサポートサイトでご案内をしております。
◆パナソニック ブルーレイディスクプレーヤーサポートページ
https://panasonic.com/jp/support/player/
記事の内容は発表時のものです。
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