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2019年10月1日
企業・経営 / トピックス
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2019年度「レッド・ドット・デザイン賞」デザインコンセプト部門において、「GIFT LOOK」で最高賞にあたる「Luminary(ルミナリー)」にノミネートされました。また「Soyo gu」が大賞にあたる「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しました。
世界トップクラスのデザイン賞である「レッド・ドット・デザインアワード 2019」のデザインコンセプト部門は、未発売で開発段階にあるコンセプト、アイデア、ビジョンを中心としたデザインイノベーションやデザインコンセプトを対象としたものです。「レッド・ドット・デザインアワード 2019」のコンセプト部門には、48の国と地域から4,218点の応募があり、優秀なデザインコンセプトに贈られる「レッド・ドット賞」に265点が選定、その中から「ベスト・オブ・ザ・ベスト」には34点が選定、更に「ルミナリー」にはGIFT LOOKを含む5点がノミネートされました。
パナソニックの受賞対象は以下の通りです。
【レッド・ドット・デザイン賞デザインコンセプト部門 ベスト・オブ・ザ・ベスト ルミナリー・ノミニー】
●GIFT LOOK デザイナー:アプライアンス社デザインセンター 武松大介、松永春香
段ボールに代わる、プレゼントラッピングのような輸送用梱包材です。袋状のパッケージで様々な形の商品を最小サイズで包むことができます。配達情報はリボン型の電子ペーパータグにQRコードで表示するので、個人情報も保護します。送る人も輸送する人も受け取る人も気持ちよく、再利用と再生利用が可能なパッケージです。
・Best of the Best Luminary ノミネートインタビュー(英語サイト、インタビュー動画は日本語)
https://www.red-dot.org/about-red-dot/magazine/gift-look-nominated-for-the-red-dot-luminary-2019/
【レッド・ドット・デザイン賞デザインコンセプト部門 ベスト・オブ・ザ・ベスト】
●Soyo gu デザイナー:パナソニックAPヨーロッパ デザインセンター エンリコ・ベルジェーゼ
「Kyoto KADEN Lab.」(※1)から生まれた、竹籠の技法による竹のソフトカバーを用いた大型の送風扇。そよ風のような風が吹き抜け、竹で編まれたカバーが優しくそよぎます。そよ風という心地よい体験を『頭の先からつま先まで優しい風を感じること』『静かであること』『風にそよぐ草花の様子』という3つの要素に分解し、テクノロジーと竹工芸のコラボレーションにより再度編み上げました。
※1「Kyoto KADEN Lab.」とは、日本の感性とものづくりの原点を探り、新たな家電の在り方を外部の知見を取り入れて研究する共創プロジェクト。
パナソニック デザインは、今後も国際的デザイン賞への出展や社外クリエイターとのコラボレーションなどのチャレンジを通じて、新しいアイデアやコンセプトを提案していきます。
※ いずれも、2019年10月1日時点で、商品化の予定はありません。
<関連情報>
・Panasonic Design (活動ご紹介)
http://panasonic.jp/design/
・パナソニックのデザイン
https://www.panasonic.com/jp/corporate/technology-design/our-design.html
・Kyoto KADEN Lab. II
https://panasonic.co.jp/design/works/kyoto-KADEN-Lab2/
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。