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2019年7月3日
製品・サービス / トピックス
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は自治体と共同で、夏の屋外での暑熱対策として、既設構造物などにも容易に設置可能な極微細ミスト式冷却機「グリーンエアコンFlex」を用いた実証実験を、2019年7月から日本国内の各地で行います。
グリーンエアコンFlexは、パナソニックが独自開発した2流体ノズルから、粒径が約10 μm以下の極微細なドライ型ミスト(シルキーファインミスト)を噴射し、気化冷却により冷気を生成します。ミストの粒径が極めて小さく蒸発性が高いため、特に近接した使用(約0.6m)でも濡れ感がほとんどありません。また、ノズルユニットにはフレキシブルな樹脂製配管を採用し、給水は上水直接接続に加え、外部タンク(水道水での利用に限定)にも対応しており、柔軟な施工が可能です。
パナソニックは幅広い用途に対応可能なグリーンエアコンFlexの特長を活かして、新横浜駅のペデストリアンデッキへの設置をはじめ、自治体と共同で暑さ対策に関する実証実験を実施します。
<実証実験の概要>
●神奈川県横浜市
開始時期:2019年7月1日
場所:新横浜駅
内容:横浜市との「横浜市内における暑さ対策に関する連携協定」締結に基づき、新横浜駅のペデストリアンデッキに設置。
2019年7月13日に横浜公園で開催のイベント「SDGs PARK IN YOKOHAMA 2019」でも設置予定。
●兵庫県神戸市
開始時期:2019年7月3日
場所:三宮地区
内容:ベンチ等の休憩施設に一体化させて設置
●東京都葛飾区
開始時期:2019年7月中旬
場所:葛飾区役所
内容:葛飾区、かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会との「フラワーメリーゴーランドに係る技術協力に関する協定」に基づき、立体型花壇「フラワーメリーゴーランド」に設置
2019年4月に発売した、屋外用ミスト式冷却機「グリーンエアコン」は、東京都港区の新橋駅前やお台場レインボー公園にも設置され、2019年7月から稼働を開始しています。
今後、様々な用途に対応可能なグリーンエアコンFlexを追加することで、より多くの空間においてクールスポットを創出し、快適でにぎわいのある街づくりに貢献していきます。
<関連情報>
・グリーンエアコン
https://panasonic.biz/appliance/green-ac/
・神奈川県横浜市
https://www.city.yokohama.lg.jp/
・「SDGs PARK IN YOKOHAMA 2019」
https://www.yokohama-jc.or.jp/sdgsparkinyokohama2/
・兵庫県神戸市
http://www.city.kobe.lg.jp/
・東京都葛飾区
http://www.city.katsushika.lg.jp/
・かつしか花いっぱいのまちづくり推進協議会
https://www.hanaichi-katsushika.jp/outline/society.php
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