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2025年8月29日
製品・サービス / プレスリリース
12.5万台の採用実績を持つ
パナソニック コネクト株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 執行役員 プレジデント・CEO:樋口 泰行、以下、パナソニック コネクト)は、「スマートフォンのマイナンバーカード(※1)」に、当社の「顔認証付きカードリーダー」が対応することをおしらせします。本機能は2025年9月19日以降、環境が整った医療機関より順次利用開始できるようになります。現行の顔認証付きカードリーダーが接続されているパソコンに、スマートフォンを読み取る汎用カードリーダーを外付け接続することで、「スマートフォンのマイナンバーカード(※1)」による利用者の本人確認が可能となります。
<汎用カードリーダー接続図>
マイナンバーカードは住民の約8割に普及しており、対面でも非対面でも本人確認を行うことができるデジタル社会のパスポートとして、様々な行政手続や民間サービスのオンライン申込、健康保険証や図書館カードとしての利用、さらには災害時や救急時の活用など、利用シーンの拡大が進められています。厚生労働省によるとマイナ保険証の利用件数は2025年3月時点で約6,600万件(※2)を超えるなど増加傾向である中、多くの国民が普段から持ち歩いているスマートフォンにマイナンバーカード機能が搭載されることで、さらなる利便性の向上が期待されています。
(参考)デジタル庁公式サイト
https://www.digital.go.jp/news/ed0adc91-4d86-4cf6-a551-4961a07b00a2
当社は、2020年に全国の医療機関・薬局向け「顔認証付きカードリーダー(マイナンバーカード対応)」を発表しました。全国でオンライン資格確認端末導入済みの医療機関・薬局、約21万件(※3)のうち、これまでに12.5万台(※4)が採用されています。この度スマートフォンのマイナンバーカード(※1)に対応することで、従来の厳格かつスムーズな本人認証に加え、さらなる利便性の向上に貢献します。
※1 デジタル庁 スマートフォンのマイナンバーカード(2025年6月24日)
https://www.digital.go.jp/policies/mynumber/smartphone-certification
※2 厚生労働省 マイナ保険証の利用促進等について(2025年5月1日)より
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001483387.pdf
※3 外来におけるオンライン資格確認を導入済みの医療機関・薬局リスト(マイナンバーカードの健康保険証利用に対応)(2025年7月27日時点)より
https://www.mhlw.go.jp/stf/index_16743.html
※4 当社顔認証付きカードリーダー 出荷済の端末台数(2025年6月20日時点)
当社の顔認証付きカードリーダーは、世界最高水準(※5)の顔認証技術を搭載しており、厳格な本人認証を実現します。また、病院・診療所・薬局等の受付で患者自身がマイナンバーカードを置きカメラで顔認証をすることで、逼迫する医療現場の受付業務の負荷を軽減します。確かな顔認証技術と、コンパクトかつユーザーに寄り添ったデザインを強みに、医療機関・薬局などに12.5万台以上採用(※4)されています。
※5 2022年11月6日に公開されたNIST FRTE 1:1評価結果において、Mugshot(人種・経年変化を含む正面顔データ。他人受入率10万分の1)で世界1位を獲得。更に、2024年3月26日に公開されたNIST FRTE 1:N評価結果(検索精度)において、Mugshot(経年変化を含む正面顔データ。160万名登録)、Border(顔の向き変化や画質劣化を含む顔データ。160万名登録)の2つの評価カテゴリで世界1位を獲得。
▼顔認証付きカードリーダー 製品ウェブサイト
https://biz.panasonic.com/jp-ja/products-services_onlineinfo
(参考)デザインがつなぐ、センシング技術とユーザビリティ。「顔認証付きカードリーダー」
https://panasonic.co.jp/design/projects/cardreader/
当社は今後も、医療現場をはじめ様々な現場にお役立ちを提供するため、お客様のそれぞれの現場の課題に寄り添い、お客様やパートナー様と共創しながら、End to Endでのソリューション提供に取り組んでいきます。
パナソニック コネクトは、顔認証を代表とした多様な本人確認ソリューションを保有しています。当社の顔認証技術は、40年以上にわたるカメラの画像処理技術と、顔の特徴を学習するディープラーニング技術を駆使しており、米国国立標準技術研究所(NIST)の顔認証ベンチマークテスト(NIST FRVT 1:1)において、世界1位の評価(※5)を獲得しました。顔の向きや経年変化、メガネやマスクの影響を受けづらい本技術は、国内外で1日30万回を超える快適な利用体験を提供しています(パナソニック コネクト調べ)。また、顔認証と公的な身分証明書を組み合わせたソリューションを幅広く展開し、全国7か所の空港で導入されている「顔認証ゲート」や、医療機関向けの「顔認証付きカードリーダー」、自治体や金融、流通業界など業界に合わせて開発ができる「顔認証カードリーダー開発キット」など、様々な業界での厳格かつ効率的な本人確認を実現しています。さらには、顔認証にとどまらず、今夏リリース予定の公的モバイルID認証サービス「VeriMe(ベリミー)」では、iPhoneのマイナンバーカードを活用した本人確認を可能にし、事業者やユーザーにとって安全で利便性の高い本人確認プロセスを実現します。今後も、認証の現場での使いやすさを追求し、顧客企業との実証実験を通じて、安全・安心、かつ効率的な本人確認に貢献していきます。
▼パナソニック コネクトの顔認証ソリューション
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/facial-recognition/top?cid=r_gn_prd_em-cat-sensing_231115
▼本人確認用 顔認証カードリーダー 製品ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/facial-recognition/face-cdk
パナソニック コネクト株式会社は2022年4月1日、パナソニックグループの事業会社制への移行に伴い発足した、B2Bソリューションの中核を担う事業会社です。グローバルで約29,700名の従業員を擁し、売上高は1兆3,332億円(2024年度)を計上しています。「現場から 社会を動かし 未来へつなぐ」をパーパス(企業としての存在意義)として掲げ、製造業100年の知見とソフトウェアを組み合わせたソリューションや高度に差別化されたハードウェアの提供を通じて、サプライチェーン、公共サービス、生活インフラ、エンターテインメントのお客様をつなぎ、「現場」をイノベートすることに取り組んでいます。また、人と自然が共存できる豊かな社会・地球の「サステナビリティ」と、一人ひとりが生きがいを感じ、安心安全で幸せに暮らすことができる「ウェルビーイング」の実現を目指しています。
また、「人権の尊重」と「企業競争力の向上」を目的に、DEI(Diversity, Equity & Inclusion)推進を経営戦略の柱のひとつに位置づけ、多様な価値観を持つ一人ひとりがイキイキと力を発揮できる柔軟性の高い企業文化の改革に取り組んでいます。
▼パナソニック コネクト株式会社 ウェブサイト
https://connect.panasonic.com/jp-ja/
▼パナソニック コネクト Newsroom
https://connect.panasonic.com/jp-ja/newsroom
▼パナソニック コネクト DEI(Diversity, Equity & Inclusion)
https://connect.panasonic.com/jp-ja/about/sustainability/dei
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