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2025年5月28日

世界No.1^※1長もちするアルカリ乾電池

「EVOLTA NEO（エボルタNEO）」がリニューアル

再生材15％採用^※2、3で環境配慮を強化

パナソニックエナジー株式会社（本社：大阪府守口市、社長執行役員：只信一生、以下、当社）は、最も長もちする単3形アルカリ乾電池としてギネス世界記録™に認定^（※1）された「EVOLTA NEO（以下、エボルタNEO）」について、環境に配慮した再生材を採用しリニューアルしました。2025年5月より順次出荷します。

「エボルタシリーズ」は、2008年の初代「エボルタ」から当社最高水準の長もち性能を誇るアルカリ乾電池として展開しています。2017年には、新開発した液もれ防止^（※4）製法Ag+を追加し、さらに性能を高めた「エボルタNEO」を発売、「エボルタ」とともに幅広いお客様にご愛用いただいてきました。

近年、生活者の間でSDGsやエシカル消費への関心が高まり^（※5）、乾電池においても長もち性能だけでなく環境配慮を求める声が聞かれるようになりました。こうした市場環境を踏まえ、エボルタNEOは「世界No.1^（※1）の長もち性能」はそのままに、主要材料である亜鉛に100％再生亜鉛を採用^（※2）し「本体重量の15％^（※3）を再生材由来とした乾電池」としてリニューアル。資源を有効活用し、長く使えることで環境負荷の低減につながる、いまの時代にあわせた乾電池の開発を実現しました。

加えて当社は、乾電池のライフサイクル全体を通じた環境対応にも力を入れています。製造拠点である二色の浜工場は、CO₂排出実質ゼロを実現^（※6）。さらに、2021年から紙素材を使用することで環境負荷の低減と使いやすさを両立したエシカルパッケージをエボルタ、エボルタNEOともに計14品番に導入しました。また使用済み乾電池から分離した亜鉛・マンガン等を含む混合粉末の肥料へのリサイクルプロセスを確立するなど、製品廃棄後における資源循環型の取り組みも推進しています。このように環境に配慮した取り組みを実施、継続することで、サプライチェーンの上流から下流まで、持続可能な製品づくりを目指し続けています。
これからも製品を通じてお客様の豊かなくらしを支えるともに、環境問題をはじめとした社会課題解決に貢献する製品開発や取り組みを一層推進していきます。

【今回のリニューアルポイント】

1. 負極の主要材料である亜鉛に再生材を採用^（※2）

負極の主要材料である亜鉛に100％再生材を採用し^（※2）本体重量比15％^（※3）での再生材使用を実現。長もち性能はそのままに限りある資源の有効活用を推進し、環境にも配慮した高品質な乾電池を実現しています。

2. 製品ロゴ・デザインのリニューアル

地球上に暮らすお客様の「大切なものや時間」を強く支えるイメージを、製品ロゴ「EVOLTA」の「O」を地球と見立てることで表現しています。新しい製品デザインはその製品ロゴを印象的に配置し、思いをより強く伝えるデザインに仕上げました。

3. パッケージデザインのリニューアル

店頭でも分かりやすく、スムーズにお買い求めいただけるよう、これまでの色使いを保ちつつデザイン要素を整理し、今回リニューアルした製品ロゴを印象的に配置しました。

【製品概要】

品名	アルカリ乾電池
製品名	EVOLTA NEO（エボルタNEO）
種別	単1形・単2形単3形・単4形 9V角形計27品種
メーカー希望小売価格	オープン価格
発売日	2025年5月より順次出荷

＜「EVOLTA NEO（エボルタNEO）」とは＞

エボルタNEOはパナソニックエナジーが誇る「世界No.1^（※1）長もち」、「10年長期保存可能」、「液もれ防止^（※4）性能」を備えた高性能乾電池です。「EVOLTA」には進化を意味する“EVOLUTION”と、人々のくらしをより便利で快適なものへ変える情熱を表す“VOLTAGE”の2つの意味が込められています。
単3形アルカリ乾電池で世界No.1^（※1）の長もち性能を誇り、一度の電池交換で長時間優れたパワーを発揮し、さまざまな機器でくらしを安心安全にサポートします。

※1 最も長もちする単3形アルカリ乾電池（LR6）として。ギネス世界記録™に2017年10月2日認定。2025年2月28日再認定。IEC基準における全放電モードの平均値より。250 mA 1日1時間放電終止電圧0.9 Vなど（温度：20±2℃、相対湿度：（55+20,55-40）％）

※2 単1形～単4形のみ。

※3 本体重量に対する再生亜鉛の割合。当該再生亜鉛は、原料メーカーから、「マスバランス方式」に基づき再生材由来100％であるとULにより認証済（UL2809）として取得。「マスバランス方式」とは、ある特性を持った原料（本事例では再生材由来の原料）とそうでない原料を混合し、その特性を持った原料の投入量に応じて、製品（本事例では亜鉛）の一部に対してその特性（本事例では再生材由来）の割当を行うもの。

※4 乾電池を誤使用された場合や保存環境によっては、液もれする場合があります。

※5 出展：消費者庁令和5年度消費生活者意識調査（第3回）。

※6 省エネ推進や再生可能エネルギー導入、環境証書の活用などにより、CO₂排出を実質的にゼロにすること。

※製品仕様は予告なく変更する場合があります。

【パナソニックグループの長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」】

パナソニックグループでは、2050年に向けて3億トン以上のCO₂削減インパクトを目指す環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げ、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に取り組んでいます。
その一環として、乾電池においても製品の環境対応を推進しており、製造拠点である二色の浜工場は、CO₂排出実質ゼロを実現。また、2025年2月には使用済み乾電池を回収し、亜鉛肥料として再資源化するなど、循環型社会の実現に向けた取り組みを進めています。

【環境負荷低減と使いやすさを両立したエシカルパッケージ】

エボルタNEOは紙素材を使用し、環境負荷低減を目指したエシカルパッケージを採用しています。シュリンクフィルム（乾電池を包むプラスチックのフィルム）を使用しないことで袋を開けてすぐに電池が使え、パッケージは丸ごと紙ごみとして捨てることができ、すぐに使わない電池は袋に入れたまま保管が可能です。包装材の使用量を削減することで環境負荷を減らすとともに、開封から廃棄までの手間を軽減する使いやすいパッケージで、環境に配慮したくらしをサポートします。