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画像:自然なカメラワークを実現するオートフレーミング

2024年10月25日

製品・サービス / プレスリリース

リモートカメラによる構図にこだわった高品位な撮影を実現する放送・映像制作業界向けのオートフレーミングアプリケーションを開発

Media Production Suiteの新しいプラグインと、その一部機能をAW-UE160W/Kの追加機能としてリリース

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社(本社:大阪府守口市、CEO:豊嶋 明、以下パナソニック)は、当社製リモートカメラを使って、構図にこだわった高品位で自然な自動撮影を実現する、放送・映像制作業界向けのオートフレーミングアプリケーションを開発いたしました。ソフトウェアプラットフォームMedia Production Suiteの新しいプラグインとしてマルチカメラ運用にも対応したAdvanced Auto Framingプラグインを提供する他、その一部機能は当社リモートカメラの最上位モデルAW-UE160W/Kに新たに追加されるオートフレーミング機能としてご利用いただけます。AW-UE160W/Kのオートフレーミング機能は無償アップグレードの追加機能として2024年度第4四半期(※)、Media Production Suiteの新しい有償プラグインAdvanced Auto Framing プラグインは2025年度第1四半期(※)の提供開始を予定しています。
なお、AW-UE160W/Kのオートフレーミング機能は、2024年11月13日から11月15日に幕張メッセで開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2024」の当社ブースに出展します。

※最新の提供時期は、下記WEBサイトをご確認ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps

<開発背景>

昨今、動画ストリーミングサービスや、Webをプラットフォームとした配信番組の増加など、映像コンテンツの視聴機会が増大傾向にあります。そのような中、放送局や映像プロダクション、イベント撮影をはじめとした映像制作の現場では、人員・システムのコンパクト化と高品位な映像制作の両立を図ることで、増え続けるニーズへの対応を目指す動きが加速しています。

当社が新たに提供するオートフレーミングアプリケーションでは、長年パナソニックが放送業界をはじめとした映像制作業界に貢献する中で培ってきた、自動追尾や画像認識などの映像に関する技術、様々な業界の現場のお客様から寄せられたフィードバックを反映し、より高度で自然なオートフレーミングを実現。被写体の位置や動きを自動で追跡し、ユーザーが指定したカメラフレーミングを高精度に再現することにより、現場の業務効率化と、高品位なコンテンツ制作の両立を実現します。

<詳細>

Advanced Auto Framing プラグインは、Media Production Suiteの有償プラグインです。ご購入いただいたソフトウェアキーをMedia Production Suiteでアクティベーションすることで、当社製リモートカメラAW-UE160W/K、AW-UE150W/K、AW-UE100W/K、AW-UE80W/Kを用いたオートフレーミング撮影が可能になります。本プラグインでは複数カメラの連携により人物の検出性能・操作性が向上するほか、マルチカメラ運用に対応したオートフレーミング撮影も可能です。また、顔認証技術によって人物を指定してフレーミングの指示を行うことも可能です。

AW-UE160W/Kのオートフレーミング機能はカメラファームウェアとMedia Production Suiteのアップデートにより無償で利用することができます。カメラ本体内のプロセッサを使って人物の検出処理を行い、フレーミングの操作・指示はMedia Production Suiteから行います。そのため、操作PCにGPUは不要で、Media Production Suiteの基本機能の動作環境を満たすPCであればご利用いただけます。

Advanced Auto Framing プラグイン、AW-UE160W/Kのオートフレーミング機能では、ユーザーが自由に設定した構図を高精度に再現する構図のプリセット機能により、プロのカメラマンがリアルタイムでカメラを操作しているような高品位なフレーミングを自動で行うことが可能です。また、被写体が複数人いるようなグループショットも設定でき、複数の構図のプリセットを組み合わせることができます。さらに、ディープラーニング技術による高精度な人体検出により、被写体のヘッドルームを一定に保つことが可能です。これらの機能により、品位の高い映像撮影を簡単に実現できます。

GUIにはMedia Production Suiteで共通したデザイン・操作性を採用し、使いやすさにこだわり設計された操作パネルから直感的に設定・操作することが可能です。また、Advanced Auto Framing プラグインのGUIでは、マルチカメラ表示を選択することで複数台のリモートカメラを一覧してオペレーションすることも可能です。1画面から複数のカメラ映像の確認、操作が行えるため、人員の少ない現場でもマルチカメラ撮影を取り入れやすくなり、コンテンツクオリティのさらなる向上をサポートします。

加えて、当社製リモートカメラコントローラーAW-RP150GJ/RP60GJとの連携運用にも対応しており、オートフレーミング中の画角の微調整も容易に行うことができます。また、AW-RP150GJ/RP60GJでのカメラ選択とMedia Production Suiteのオートフレーミングのカメラ選択を同期させることで、フレーミング操作のオート/マニュアルをシームレスに切り替えることが可能です。

パナソニックのオートフレーミングアプリケーションは、リモートカメラを活用した放送スタジオやライブイベント撮影の現場にコンテンツの品位を高めるハイクオリティなフレーミングを提供し、現場ワークフローの改善に貢献します。

<主な特長>

■Advanced Auto Framing プラグイン(Media Production Suite 有償プラグイン)

  • 複数台の当社製リモートカメラを用いたオートフレーミング撮影が可能
  • ユーザーが作成した任意の構図を高い精度で再現する構図のプリセットを複数登録可能
  • 2ショットや3ショットなど、複数人の被写体を構図におさめるグループショット機能にも対応
  • ディープラーニング技術による人体検出と高精度なカメラ制御により、動く被写体に対しても安定したフレーミングが可能。ヘッドルームを一定に保つなど、カメラマンが撮影しているようなクオリティの高いカメラワークを実現
  • 人体による検出では、被写体の個人情報を必要としないためプライバシーに配慮した撮影が可能
  • 顔認証機能をオンにすることで、あらかじめ登録した顔で人物を指定してフレーミングすることも可能
  • 複数カメラの連携に対応し、さらに安定した被写体検出、フレーミング対象の切り替えが可能
  • GUI上で複数台のリモートカメラを一覧表示しての、マルチカメラ運用が可能
  • リファレンスカメラと連携し、フレーミングカメラの画角外の被写体のフレーミングも可能
  • 像面位相差オートフォーカスを用いて被写体に対する追尾オートフォーカスが可能(AW-UE160W/Kのみ)
  • 当社製リモートカメラコントローラーAW-RP150GJ/RP60GJとのシームレスな連携運用が可能
  • タブレットPC対応のGUIで、タッチパネルを用いた操作が可能

▼詳細については下記WEBサイトをご覧ください。
Advanced Auto Framing プラグイン:
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps/aaf

Media Production Suite:
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/software/mps

■AW-UE160W/Kオートフレーミング機能(AW-UE160W/Kファームウェア、Media Production Suiteのアップデートによる追加機能)

  • カメラファームウェアとMedia Production Suiteのアップデートにより無償で利用可能
  • ユーザーが作成した任意の構図を高い精度で再現する構図のプリセットを最大3個登録可能
  • 2ショットや3ショットなど、複数人の被写体を構図におさめるグループショット機能にも対応
  • ディープラーニング技術による人体検出と高精度なカメラ制御により、動く被写体に対しても安定したフレーミングが可能。ヘッドルームを一定に保つなど、カメラマンが撮影しているようなクオリティの高いカメラワークを実現
  • 人体による検出で、被写体の個人情報を必要としないためプライバシーに配慮した撮影が可能
  • 像面位相差オートフォーカスを用いて被写体に対する追尾オートフォーカスが可能
  • 当社製リモートカメラコントローラーAW-RP150GJ/RP60GJとのシームレスな連携運用が可能
  • タブレットPC対応のGUIで、タッチパネルを用いた操作が可能

▼詳細については下記WEBサイトをご覧ください。
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav_remote-camera-system/lineup/aw-ue160

※製品仕様は開発中のものであり、発売時変更する可能性がございます。

【お問い合わせ先】

パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社
イメージングソリューション事業部 プロAV商品企画部 マーケティングコミュニケーション二課
Email:pro-av.ad@gg.jp.panasonic.com

放送・業務用映像システムサポートセンター
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/supportcenter
[放送・業務用映像システム ホームページURL]
https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/proav/top

記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

配信元:
パナソニック エンターテインメント&コミュニケーション株式会社

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Media Production Suite Advanced Auto Framingソフトウェアキー

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