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2024年10月18日
製品・サービス / プレスリリース
パナソニック株式会社 空質空調社は、2024年10月21日より、業界で初めて(※1)、家庭で使用するエアコンのCO2排出削減量をJ-クレジットとして創出し、活用する「エアコン環境貢献プログラム」を開始します。お客様に省エネエアコンを使用することによる環境貢献を実感いただき、当社としてカーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
昨今、地球温暖化など環境問題が深刻化する中、持続可能な未来の創造に向けて環境に配慮した取り組みの必要性が高まっています。その1つに一般家庭における省エネ機器の導入があげられますが、各家庭単位の取り組みから環境貢献を実感するのは難しいという課題があります。
今回、当社が活用するJ-クレジット制度は、国が運営するもので、主に省エネ設備の導入や再生可能エネルギーの活用によるCO2等の排出削減量をクレジットとして国が認証し、売買できるようにした制度です。登録および審査にかかる手続、コスト面の問題などから、企業間を中心に取引が行われている本制度には、一般家庭の取り組みのような単独では参加しづらい小規模な脱炭素活動を取りまとめる「プログラム型プロジェクト」があります。当社が実施したアンケート調査(※2)では、約6割のお客様が、当社による申請手続の代行および環境貢献活動の推進に賛同の意を示しています。
2024年10月21日から開始する「エアコン環境貢献プログラム」は、業界初(※1)、エアコンを用いてJ-クレジット制度「プログラム型プロジェクト」を活用します。当社のIoT技術を用い、省エネ性能の高いパナソニック製エアコン「エオリア」(※3)の運転状況を専用の「エオリア アプリ」を通じで把握することで実現。当社が運営管理者として、「エオリア」をお持ちのお客さまを対象に(※4)、アプリを通じて各家庭におけるエアコンの消費電力量を取得し、クレジットの認証手続および売却を行います。
本環境貢献プログラムを通じて、エアコン1台当たりで年間およそ108 kgのCO2排出量削減相当(※5)のクレジット創出を見込み、プログラム全体のクレジット創出量(CO2排出削減相当量)などについて、「エアコン環境貢献プログラム」紹介Webサイトで定期的な報告を予定しています。
なお、創出したクレジットは、パナソニックグループ内でのカーボンオフセットとしての活用や省エネ機器の開発、植林活動など各種環境貢献活動に活用していきます。
パナソニックグループは今後も長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」の実現に向けた取り組みを推進していきます。
※1 ルームエアコンを用いたJ-クレジット制度「プログラム型プロジェクト」の活用において。2024年10月18日現在。(当社調べ)
※2 2023年8月23日~9月5日、「エオリア アプリ」利用者を対象としたインターネットリサーチによる。(n=4,666)
※3 認証基準を満たした機器が対象。対象機器の一覧は次頁のとおり。
※4「エオリア」対象機器および「エオリア アプリ」を利用していて、「CLUB Panasonic」に登録済みのお客さまが対象。
※5 24年度にCS-LX564D2モデルで本プログラムへ参加して頂いた場合を仮定して、J-クレジット制度の方法論「空調設備の導入(EN-S-004)」に基づいて算定。消費電力量の目安(JIS C9612:2013)期間合計1,655 kWh、基礎排出係数:0.00046(t-CO2/kWh)、ベースラインの主要排出量はトップランナー基準を用いて算出。
<参考>
● J-クレジット制度について<https://japancredit.go.jp/about/>
●「エアコン環境貢献プログラム」紹介Webサイト<https://panasonic.co.jp/hvac/corp/social/jcredit-aircon.html>
●「エオリア アプリ」のサイト<https://panasonic.jp/aircon/app.html>
Xシリーズ・UXシリーズ・TXシリーズなど、省エネ性能が高い2021年モデル以降の製品が対象となります。
お持ちのエアコンが対象となるかはCLUB Panasonic マイ家電ページでご確認いただけます。
パナソニックグループは、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に向け、長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」を制定しました。2030年までに全事業会社のCO2排出を実質ゼロに、また2050年に向けて現時点の全世界の排出総量約317億トン(※6)の「約1%」にあたる3億トン(※7)以上の削減貢献インパクトの創出と、循環経済の実現に向けた事業活動に取り組んでいます。
※6 2020年 エネルギー起源CO2排出量317億トン(出典:IEA)
※7 CO2排出係数は2020年基準
https://holdings.panasonic/jp/corporate/panasonic-green-impact.html
記事の内容は発表時のものです。
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