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2024年3月28日

店舗での無人荷受けやコールドストック拡充に貢献

「屋外専用冷凍庫」上位モデルの受注販売を開始

真夏の屋外でも冷凍保管が可能に

コールドチェーン

品名	屋外専用冷凍庫
品番	SBZ-K554F
メーカー希望小売価格	オープン価格
発売予定日	7月1日（受注生産）

パナソニック産機システムズ株式会社（本社：東京都墨田区）は、店舗における要冷食品の無人荷受けやコールドストックの拡充に貢献する、屋外専用冷凍庫の上位モデル「SBZ-K554F」を、2024年7月1日より販売開始します。

今回発売する新モデルは、全天候型で、真夏の屋外でも冷凍保管が可能な庫内温度に保つことができます。また、防雨、防虫、盗難・いたずら防止構造の改良により、更に屋外設置や無人荷受けに適した仕様となりました。遠隔で庫内温度の管理が可能です。^※1

飲食店や食品小売店では、人手不足、物流の「2024年問題」、食品ロス削減、冷凍食品の流通増加などを背景に、納品の効率化やコールドストック不足が課題となっています。当社は同製品の提供を通じて、店舗運営の負担軽減への貢献を目指します。

＜主な特長＞

1. 全天候型の屋外専用機

外気温-20℃～+38℃において、冷凍品の屋外保管が可能

2. 屋外設置と無人荷受けに適した構造・仕様

●防雨構造 ●防虫対策（衛生性）●着脱可能なパーツ採用（清掃性）
●盗難・いたずら防止対策（安全性）●網棚標準付属（利便性）●運転タイマー内蔵（省エネ性）

3. 遠隔による庫内の温度管理が可能^※1

【開発の背景】

2019年施行の働き方改革関連法により、2024年4月からはトラックドライバーに対しても時間外労働の上限規制が適用になります。トラックドライバーの労働時間減少で輸送能力が不足し物流の維持が困難になる、いわゆる物流の「2024年問題」が懸念されています。

また、人手不足や食品ロス削減などへの対応から、業務用・家庭用問わず冷凍食品の利用が増加しており、店舗におけるコールドストック不足が課題となっています。

当社の屋外専用冷凍庫は、2020年の発売以降、屋外専用冷蔵庫と同様に、主にコンビニエンスストア向けに提供してきましたが、昨今では飲食店や食品小売店など幅広い業態からの問い合わせが増えています。今回の新製品は、お客様の声を反映し、使用可能な外気温の範囲を夏場の38℃まで拡大し、一時保管だけでなくコールドストック用途としても活用できるよう冷却能力をアップしました。

【製品の特長】

1. 全天候型の屋外専用機

外気温-20℃～+38℃において、冷凍品の屋外保管が可能。
筐体断熱構造と冷却ユニットの変更により、
夏場の38℃の環境下でも庫内-20℃の冷却を維持します。

2. 屋外設置と無人荷受けに適した構造・仕様

●防雨構造
IPX4^※2相当の防水性能により、屋外設置が可能。

●防虫対策（衛生性）
排水ホースに防虫キャップを標準装備し、虫の庫内侵入を防止。

●着脱可能なパーツ採用（清掃性）
「排水ホースを外して洗いたい」というユーザーからの要望をうけ、透明で脱着可能な排水ホースを採用。水洗いも可能に。

●盗難・いたずら防止対策（安全性）
扉ハンドルと鍵を一体型仕様に変更し、いたずら防止の特殊ネジを採用。

●網棚標準付属（利便性）
飲食店や食品小売店などの店舗における使い勝手を考え、
商品の出し入れがしやすいよう網棚を4段設置できる庫内仕様としました。

●運転タイマー内蔵（省エネ性）
一日のうち設定した時間帯（荷受けし保冷する時間）のみ通電することができ、無駄な冷却運転をおこないません。

3. 遠隔による庫内の温度管理が可能^※1

店舗コントローラーや遠隔データサービス「エスクーボ」との連携により、遠隔での庫内温度の管理が可能です。

【製品仕様】

品名	屋外専用冷凍庫
品番	SBZ-K554F
扉枚数	1枚扉
有効内容積	576 L
外形	Ｗ862 x D738 x H2,061（mm）
内形	W720 x D539 x H1,600（mm）
庫内温度設定	-25℃ ～ -15℃^※3
使用可能外気温度	-20℃ ～ +38℃
製品質量	135 kg
設置面積	0.63 m²
鍵仕様	扉ハンドル鍵一体型
消費電力・電流	冷却時 408 W 5.5 A 霜取時 734 W 7.3 A
冷媒	R448A