住宅用パワーコンディショナ新製品を発売

【特長】

1. 小型軽量化による設置性および施工性の向上

設置面積は当社従来品と比較して、屋内屋外兼用マルチストリング型は約32％^（※3）、屋外用集中型は約38％^（※4）削減しました。小型軽量化により、設置場所を選定しやすくなり、2台並べてもコンパクトに設置できます。屋内用集中型パワーコンディショナでは、脱衣所設置の際に、底面カバーが必要でしたが、新構造採用により、底面カバーなしで脱衣所設置が可能^（※5）になりました。また、今回発売するパワーコンディショナに対応した一括制御リモコンは、汎用ケーブル^（※6）での配線が可能になり、設置場所に合わせた配線の長さで施工ができます。

• ※3：当社製屋内屋外兼用マルチストリング型（品番：VBPC255B1）との比較。
• ※4：当社製屋外用集中型（品番：VBPC255C2）との比較。
• ※5：浴室扉や洗面ボウルから半径150 mm以上の離隔を設けること。浴室扉の上部（真上）は設置不可。パワーコンディショナの一部が浴室扉上部にかかる場合は設置不可。
• ※6：FCPEV線での配線となります。

2. ロスの少ない電力変換効率^（※1）96.5％^（※2）を実現

当社従来品より電力変換効率^（※1）がアップし、96.5％^（※2）を達成、力率0.95設定^（※7）でも、定格で出力が可能なため、より大きな年間発電量を実現できます。また、光の弱い曇りの日でも高い効率で変換します。

■電力変換効率一覧

• ※7：2017年3月の系統連系規程改定により、低圧配電線に逆潮流ありで連系する太陽光発電設備の標準力率値は0.95とすることが規定されました。これを受けて当社新機種の力率設定を工場出荷値0.95とします。力率を0.95とすることで系統の電圧上昇が抑制され、電圧上昇抑制機能が働きにくくなります。

3. 停電時に自動で自立運転に切り替わる「連系自立自動切替機能」搭載

停電時に、自立運転に自動で切り替わる機能を今回発売のパワーコンディショナ全機種へ搭載^（※8）しました。突然の停電にもお客様での操作不要で、安心して使用できます。

• ※8：本体であらかじめ設定が必要です。また自立運転出力は、1.5 kVAが上限です。屋内集中型パワーコンディショナは自立コンセントを搭載。屋内屋外兼用マルチストリング型、屋外用集中型パワーコンディショナは、自立コンセントを屋内に設置が可能です。（配線工事が必要となります）

■仕様一覧