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2017年10月26日
企業・経営 / プレスリリース
パナソニック エイジフリー株式会社は、10月から小学生向けに高齢者やからだの不自由な方の困りごとについて理解を深め、「介護」の仕事の重要性を伝える介護体験学習出前授業を本格展開します。2018年度末までに大阪、東京を中心に、20校以上、1500人以上の小学生を対象に実施する計画です。
内閣府の「平成29年(2017年)版高齢社会白書」によると、65歳以上の高齢者人口は3,459万人となり、高齢化率(総人口に占める割合)は27.3%となりました。高齢化率は今後、さらに上昇し、2025年には30%を超えると見込まれています。また、厚生労働省によると、介護保険制度において要介護、要支援の認定を受けた人は2015年度末で620.4万人となり、2005年度末(432.3万人)から188.1万人増えています。
このようなデータから、超高齢社会やそれに伴う介護は、特別なことではなく、だれにでも身近な課題になりつつあることがわかります。当社は、日本の社会課題である高齢化に向き合い、解決に向けて取り組んでいくことが使命の一つだと考え、介護体験学習出前授業を通して、「介護」の仕事に対する社会的な意義や価値を伝えていきます。
介護体験学習出前授業は、教室や体育館などで1時限(45分間)、または2時限(90分間)で実施します。授業は、介助されながら入浴する「訪問入浴介護サービス体験と見学」、車いすの乗車体験や装具などを着けて体の機能が下がった状態を体験する「高齢者疑似体験」、歩行や立ち上がりをサポートする「介護技術の習得」の3部で構成されています。
パナソニック エイジフリー株式会社(旧パナソニック エイジフリーサービス株式会社)は1998年に、高齢者の暮らしを支える介護付有料老人ホームの開設を起点にスタートしました。その後、在宅向けの介護サービスや介護リフォーム、介護用品・設備の開発、介護ショップの展開へと拡大し、現在、約10万人の高齢者と家族にご利用いただいています。
当社は、今後も、介護に対する理解の促進に取り組むとともに、安心して利用できるサービスや商品の提供を通して、健やかで心豊かな暮らしの実現に貢献していきます。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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