2024年12月5日
- 製品・サービス
- トピックス
Adobe Acrobat Readerの特定のバージョンに、一部のPDFが開けないバグが発生しております。PDFが開けない場合、お使いのAcrobat Readerを最新版へアップデートの上お試しください。
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、自動運転・コネクティッドカーに対するサイバーセキュリティ対策を実現するオートモーティブ侵入検知・防御システムを開発しました。コネクティッドカーは、インターネットに接続されるため、現在のITシステム同様、世界中からのサイバー攻撃にさらされる可能性があります。
本システムを適用することで、サイバー攻撃をリアルタイムに検知すると共に、検知したサイバー攻撃を防御することが可能となります。また、自動車はライフサイクルの長い商品であり、出荷時に想定していた攻撃よりも進化した攻撃にさらされる可能性があります。本システムを適用することで、進化した攻撃の情報をクラウド側で収集すると共に、対策した新しいルールを自動車に配布・更新することで進化した攻撃も検知できるようになります。
サイバー攻撃による車載システムへの攻撃やウィルス等の侵入を検知し、防御システムが攻撃やウィルス等を駆除・無効化することにより、自動運転車・コネクティッドカーの安全走行を確保します。また、今後の車載セキュリティの法規制化への対応が容易となります。
本開発システムは以下の特長を有しています。
本システムは、車載機に搭載する「監視モジュール」、及び監視モジュールと連携する「監視クラウド」から構成されています。車載機の監視モジュールは、監視ルールに基づいて車両内部を監視します。既存の監視ルールでは検知できない攻撃を発見した場合、監視クラウドから車載機の監視モジュールの監視ルールを変更・更新することで、新しい攻撃にも対応できるため、出荷後も車両の安全を維持することができます。また、セキュリティの脅威として顕在化する前から攻撃の予兆を捉えることで、対策検討を先んじて実施することも可能となり、攻撃の影響を最小限に抑えることが可能となります。
本システムは以下の学会展示会で発表及びデモンストレーションを実施予定
・ITS World Congress 2017 (カナダ) / 2017年10月29日~11月2日
・escar EU (ドイツ) / 2017年11月7日~11月8日
以上
記事の内容は発表時のものです。
商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。