2024年11月22日
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品名 | 光ID送信機能内蔵液晶ディスプレイ |
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品番 | 「TH-55SF1HJ」(55v型)/「TH-49SF1HJ」(49v型)/「TH-42SF1HJ」(42v型) |
本体希望小売価格 | オープン価格 |
発売日 | 5月 |
パナソニック株式会社は、可視光通信技術を発展させた当社独自の「光ID」の送信*2機能を内蔵した、流通業界、交通業界および博物館・展示施設などで情報提供ソリューションとしてお使いいただける業務用ディスプレイを、2016年5月より発売いたします。
本製品は、独自開発の高速バックライト制御技術による「光ID」送信機能を内蔵しています。これにより、「光ID」対応のプレーヤー(STB(セットトップボックス)等)から出力された「光ID」を、ディスプレイに表示するコンテンツに連動させ、複数の「光ID」を切り替えて送信することが可能となるため、1台のディスプレイで表示するコンテンツと併せて多様な情報をスマートフォンなどの機器に表示することができます。
また、本製品に内蔵のメディアプレーヤー機能も「光ID」の送信機能に対応。静止画または動画コンテンツと「光ID」を保存したUSBメモリーデバイスをディスプレイ本体に挿入することで、STB等の外部接続機器を使うことなく、コンテンツの再生と「光ID」の送信も実現いたしました。これにより、設置・施工時の手間が軽減されます。
さらに、ベゼル幅が6.3mm、奥行きわずか57mmのスタイリッシュデザイン採用により、画面いっぱいにコンテンツを表示することで、空間に溶け込みアイキャッチ効果を高めます。
加えて、当社は、「光ID」送信機能内蔵の本製品のほか、ディスプレイを複数台使用するマルチ画面仕様などでも「光ID」の利用ができるように、外付けの「光ID」送信機(LEDライトバー)も別途用意しています。
なお、「光ID」技術による情報提供サービスは、東京ビッグサイト(エントランスホール他)でご体験いただけます。
屋外や店舗での広告・情報表示媒体として需要が拡大しているデジタルサイネージ市場では、効率的に広告や情報を配信・管理するための総合ソリューションが求められています。また、スマートフォンの普及拡大により、流通業界などではスマートフォンを顧客接点としたマーケティングが拡大しつつあります。
当社が開発した「光ID」は、人の目では識別できないほど高速にLEDを明滅させることで、スマートフォンと連携して詳細情報の提供を可能にする技術です。スマートフォンに専用のアプリケーションソフトをインストールするだけで、受信側のスマートフォンと送信側の「光ID」送信機器(デジタルサイネージ用ディスプレイ、LED看板など)の間での「光ID」送受信が可能になります。
今回、当社は、「光ID」技術を活用し、ディスプレイのバックライトを高速制御することで「光ID」の送信を可能にするディスプレイを開発しました。これにより、デジタルサイネージとスマートフォンを連動させたより奥行きのある情報伝達が可能となり、デジタルサイネージの活用領域の拡大につながります。
USBメディアプレーヤー機能も「光ID」送信に対応。静止画または動画コンテンツと「光ID」を保存したUSBメモリーデバイスをディスプレイ本体に挿入するだけで、簡単にサイネージシステムを構築出来ます。独自開発の複数台監視制御ソフトウェアにより、USBメモリーへのコンテンツや「光ID」の保存を簡単に操作でできるうえ、ネットワーク経由でのUSBメモリー内のコンテンツの書き換えにも対応します。
品番 | TH-55SF1HJ | TH-49SF1HJ | TH-42SF1HJ |
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画面サイズ | 55V型(1,388mm) | 49V型(1,232mm) | 42V型(1,064mm) |
液晶パネル / バックライト | IPS/エッジLED | ||
画面有効寸法 (WxH) | 1209 x 680 mm | 1073 x 604 mm | 927 x 521 mm |
解像度 (HxV) | 1920 x 1080 画素 | ||
輝度 | 700cd/m³ (typ) | ||
コントラスト | 1300:1 (typ) | ||
視野角 (上下/左右各) | 178°/178°(CR ≧ 10) | ||
設置方向/設置角度 | 縦横共用 / 前傾45度/後傾45度 | ||
使用電源 | AC100V 50/60 Hz | ||
消費電力 | 190W | 175W | 155W |
動作時平均消費電力 *4 | 145W | 130W | 110W |
接続端子 | HDMI端子:2系統,コンポーネントビデオ/RGB入力端子:1系統,音声入力端子:2系統,デジタルRGB入力端子:1系統,デジタルRGB出力端子:1系統,パソコン入力端子:1系統,シリアル入力端子:1系統,シリアル出力端子:1系統,DIGITAL LINK/LAN端子:1系統,IR入力端子:1系統,IR出力端子:1系統, 音声出力端子:1系統, USBメモリー端子:1系統 | ||
外形寸法(ハンドル部除く) (横幅×高さ×奥行き) | 1,229×699×57mm | 1,093×623×57mm | 947×541×57mm |
質量 | 24.9 kg | 19.2 kg | 15.5 kg |
価格 | オープン価格*5 | オープン価格*5 | オープン価格*5 |
「光ID」技術は、QRコードやARマーカーなどの画像読み取り方式とは異なり、受信時に読み取り位置を合わせたり複雑な画像を認識処理したりする手間が不要です。
このため、人混みのなかで対象のコードに近づかなくても離れたところから、起動したスマートフォンのカメラをLED光源またはその光源で照らされた対象物にかざすだけで「光ID」をすばやく受信することができます。
「光ID」の受信には、スマートフォンのイメージセンサーを利用します。イメージセンサーで取得した画像をブロック単位に分けて情報を読み取っているため、スマートフォンの動画撮影スピード(フレームレート)を超える速さで、すばやく情報を読み取ることが可能です。
また、Bluetooth®や超音波などを用いた情報送信方式のように電波干渉・音波干渉を考慮する必要がないため、隣接する場所において複数の「光ID」送信機を設置し、多様な情報を提供することが可能です。
「光ID」の送信には、単色(白色)LEDの輝度(明暗の差)を利用します。このため、「光ID」の送信機器は、従来の可視光通信技術が適用されていた白色照明だけでなく看板照明・ショウウィンドウ等の間接光などに加え、デジタルサイネージに用いられる液晶ディスプレイの利用も可能で、幅広いシーンでの活用が見込まれます。
今後も、流通業界、交通業界及び博物館・展示施設などの多様な情報提供ソリューションとして、「光ID」の活用を提案していきます。
内照式の店舗看板やデジタルサイネージなどの機器から「光ID」を送信。来店者のスマートフォンにて「光ID」を読み取ることでWeb上の詳細情報への誘導や、クーポンの提供など、従来のO2O*6マーケティングの枠組みをさらに拡げた “Online to Offline to Online”マーケティングを実現します。
内照式または導光式の交通看板や、構内案内図・周辺案内図から「光ID」を送信。スマートフォンで、「光ID」を読取ることにより、看板の中には記載しきれない数多くの言語による情報提供が、スマートフォンの画面を通して実現可能になります。
博物館・展示施設などで展示品名を示す看板型送信機から「光ID」を送信。スマートフォンやタブレットで、その展示品の詳細情報の表示や音声ガイダンスによる解説を行うシステムとして利用可能です。
また、展示解説情報を多言語でご案内するシステムとしての活用も可能です。
以上
記事の内容は発表時のものです。
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