品名 | STELLATRE(ステラトーレ) | HIRAYA(ヒラヤ) |
---|---|---|
形態 | 3階建て | 平屋 |
発売日 | 2015年12月11日設計受付分より | 2015年11月24日設計受付分より |
対応地域 | 沖縄・離島を除く全国 |
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、独自の耐震住宅工法「テクノストラクチャー」の提案力強化のため、3階建て住宅用と平屋住宅用のプランをリニューアル。全国のテクノストラクチャー工法採用ビルダーを通じて販売します。3階建ては「STELLATRE(ステラトーレ)」、平屋は「HIRAYA(ヒラヤ)」と名称を改め、プランを拡充。3階建ては2015年12月11日より発売。平屋は2015年11月24日より発売しています。従来の2階建ての提案に加え、都市部の3階建てや郊外の平屋まで幅広いニーズに対応し、耐震性に優れた開放的で暮らしやすい住宅提案を拡充します。
耐震性に優れた木造住宅工法「テクノストラクチャー」は、独自の木と鉄の複合梁「テクノビーム」と1棟ごとに実施する高度な構造計算により、従来の木造住宅では難しかった大空間や斬新な外観デザインを実現可能にする工法です。今回、都市部の狭小地や防火地域でニーズの多い3階建てと、郊外で増加傾向にある平屋のプランを刷新。地域特性やニーズに合わせた住宅の提案がさらに充実しました。
2015年に20周年を迎え、11月20日に累計販売棟数5万棟を達成した「テクノストラクチャー」は、「未来に、ずっと続く住まいを~ロング&スマート テクノストラクチャーの家~」をコンセプトに掲げ、先進的で、安心・健康に暮らすことに配慮し、長くその価値が続く住まいを提供します。
<特長>
【STELLATRE(ステラトーレ)】
- 木と鉄の複合梁により、一般的な3階建て木造住宅より最大約10cm高い天井高(※1)を実現
- 大空間を可能にする強い梁と、大きな開口を可能にする部材の充実で、空間に広がり感を創出
- 耐火仕様に対応しているため、防火地域でも3階建てが建設可能
【HIRAYA(ヒラヤ)】
- オリジナル接合金具により「ほぞ加工」(※2)が不要で、最大約2.8mの高い天井高を実現
- 最大10m スパン(※3)まで対応。ニーズに合わせて自由に部屋の大きさを設定可能
- 1・2階建ての木造住宅には義務付けられていない構造計算を、1棟ごとに実施
- ※1:配管を通す穴を梁にあけることで、別途配管用スペース(約10cm)が不要になり天井を高くとることが可能
- ※2:一般的な木造住宅において、柱と梁などを組み合わせるために木を細く切り欠き接合できる状態にする加工
- ※3:荷重条件によっては対応できない場合があります
【お問い合わせ先】
- お客様ご相談センター
- フリーダイヤル 0120-878-365(受付 9:00~20:00)
- エコソリューションズ社 ハウジングシステム事業部 住宅システム事業推進部
- 電話:06-6908-1131(代表 受付9:00~17:30)
- テクノストラクチャー ホームページURL:http://panasonic.co.jp/es/pestst/
【STELLATRE(ステラトーレ)の特長】
1. 木と鉄の複合梁により、一般的な3階建て木造住宅より最大約10cm高い天井高(※1)を実現
3階建て建設地の多くは、厳しい高さ制限のある地域です。「テクノストラクチャー」独自の木と鉄の複合梁「テクノビーム」は、梁の鉄骨部分に穴をあけて配管を通すことが可能。配管を通すスペースを梁の下に別途設ける必要がなくなるため、一般的な3階建て木造住宅よりも最大約10cm天井を高くすることができます。また、一定のルールに基づいて梁に穴をあけ、構造計算をして必要な部材を1棟ずつ工場で製造するため、必要な強度は確実に確保。建物の高さ制限が厳しい都市部などでも、限られた建物の高さの中で、ゆとりのある室内空間と建物の強度を両立します。
2. 大空間を可能にする強い梁と、大きな開口を可能にする部材の充実で、空間に広がり感を創出
高い強度をもつ「テクノビーム」は、柱と柱の間の距離を広げられるため、従来の木造住宅では実現の難しい柱や壁が少ない大空間が実現可能。また高強度の門型フレームで大空間を支える「Mフレーム」や、一般的な耐力壁よりも幅が狭く、設置する壁の幅を1/2以下に抑えられる(※4) 「幅狭耐力壁」、リビングとバルコニーの段差をなくし、室内と戸外の一体感を高める「フラットバルコニー」など、大きな開口や空間の広がりを実現するための部材や仕様も充実。「テクノビーム」で実現した広い空間をさらに広く感じられるようなプランが可能です。
- ※4:一般的な面材耐力壁の幅(600mm)と幅狭耐力壁1階用(300mm)との比較で約1/2に幅を抑えられる。
3. 耐火構造に対応しているため、防火地域でも3階建てが建設可能
「テクノストラクチャー」では、床と屋根の仕様について耐火構造の国土交通大臣認定(※5)を取得しているため、耐火建築物への対応が可能。防火地域内でも3階建てを建築できます。木造建築物を耐火仕様にするには、主要な構造部材を火に強い部材で覆う必要があり、一般的な木造建築物よりも建物自体が重くなりますが、高い強度を持つ「テクノビーム」がしっかりと支えます。また、「テクノビーム」は30年後のたわみが木製梁の1/4以下(※6)と耐久性が高いため、経年変化がほとんど進行せず、家の構造体の精度も長く保ちます。
- ※5:国土交通大臣認定とは高度な検証を行った建築物や材料などに対応するため、国土交通大臣が構造方法などの認定をする制度のことをさします。テクノストラクチャーでは床は1時間耐火、屋根は30分耐火の認定を取得。
- ※6:3,600mmのテクノビーム3.2とベイマツ無等級材(105×210)に21.8kNの荷重を加えたときの経年変化を比較。
【HIRAYA(ヒラヤ)の特長】
1. オリジナル接合金具により「ほぞ加工」(※2)が不要で、最大約2.8mの高い天井高を実現
「テクノストラクチャー」では、柱や梁の接合にオリジナルの接合金具を採用。従来の木造住宅で必要なほぞ加工をせずに接合するため、高い接合強度を実現できます。また、柱の両端に施されるほぞ加工が不要になることで、一般的な柱材の長さ(3m)をそのまま全部生かした最大約2.8mの高い天井も可能になります。
2. 最大約10mスパン(※3)まで対応。ニーズにあわせて自由に部屋の大きさを設定可能
「テクノストラクチャー」では、最大約10mスパンの大空間が実現できます。木と鉄のオリジナル複合梁「テクノビーム」は、一般的な住宅で広々空間を実現するものから、大型施設にも対応可能な最大約10mスパンを支えるものまで豊富なサイズバリエーションがあります。部屋の広さと必要な強度にあわせて、最適なものが選択可能。住宅一次取得者層のファミリー層から建替えを検討中の中高年層まで、さまざまなライフスタイルに合わせた自由度の高いプランを実現できます。
3. 1・2階建ての木造住宅には義務付けられていない構造計算を、1棟ごとに実施
構造計算は、1・2階建ての木造建築物には義務付けられていません。「テクノストラクチャー」は、自動躯体システムという独自のシステムを用い、388項目(多雪地帯は440項目)に及ぶ緻密な構造計算を1階建てから3階建てまでの全ての建物で1棟ごとに実施しています。地震や台風、積雪などの力や重さをシステム上で再現し、シミュレーションすることで、建てる前に建物の強さを確認。建物の高さが低く、2階建て以上の建物に比べて強い風や地震の揺れの影響を受けにくいことでもニーズが高まっている平屋にも、緻密な構造計算をすることで一層の安心が得られます。
【ご参考:テクノストラクチャーについて】
長寿命な構造体「テクノストラクチャー」で長く住める住宅を実現
パナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」は、木造住宅の良さを生かしながら、構造の要となる梁を鉄で強化したオリジナル工法。耐震等級は最高ランクの「3」に対応しています。テクノビームは劣化対策等級「3(最高等級)」の基準をクリア。加えて、30年後のたわみが木製梁の1/4以下(※6)と、高い耐久性を示しています。また、全棟に対して行う緻密な構造計算により、設計段階で災害時の建物へのダメージを計算し万一の災害にも備えています。現在、全国約400社のパナソニックビルダーズグループ加盟店やテクノストラクチャー工法採用ビルダーを通じて供給されています。
以上