パナソニック株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:津賀 一宏、以下、当社)は、NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:加藤 薰、以下ドコモ)と協力して次世代移動通信方式(5G)※1に向けた実験を進めていくことに合意いたしました。
2020年代に向けたトラフィックの増大対策や、IoTなどの新しいアプリケーションにセルラー網を積極的に活用する取組みとして、近年5G※1に関する研究が急速に立ち上がってきています。本実験協力では、5G※1の様々な周波数帯を想定した無線通信手段とともに、無線LAN等も効率的に同時もしくは切替利用を可能とするシステム制御技術や、5G※1の無線技術に先進画像応用技術等を高度に組み合わせたシステムソリューションについて実験を行う予定です。
当社の多様なソリューション事業の発展において、大容量かつ高速・低遅延の5G※1通信網は不可欠であり、将来、当社が提供する様々な機器やソリューション開発に本実験成果を活用することで豊かな社会を実現する一翼を担っていきたいと考えております。
なお、当社は本日7月22日および23日に神奈川県横須賀市の横須賀リサーチパーク(YRP)内のドコモR&Dセンタにおいて開催される「5G Tokyo Bay Summit 2015」※2において、本実験協力の内容を含め5G※1に関する弊社の取り組みについて講演と展示を実施します。
- ※1 5Gモバイル推進フォーラム等で検討されている、物理レイヤーからサービスレイヤーを網羅した第5世代移動体通信システム。
- ※2 http://5gs.idc.nttdocomo.co.jp/
以上