コンパクトアーカイバー「LB-SC90U0J」の受注を開始

パナソニック株式会社は、数TB規模の重要なデジタルデータの長期保存ニーズに応えるため、デスクトップ上でパソコンとつないで手軽にデータ保存が可能な光ディスクドライブシステム コンパクトアーカイバー「LB-SC90U0J」の受注を、2015年4月より開始いたします。建築業界、医療業界、官公庁、製造現場などで発生する重要なデータの長期保管と安全・安心な運用管理をサポートいたします。本システムは、データ書き込み・読み出し用ドライブとデータ保存用光ディスクを12枚格納した専用マガジンで構成されており、ドライブにUSB接続した外付けのパソコンからデータの記録保存・読み出しなどの管理を行えるようになっています。
コンパクトサイズのドライブは、デスクトップへの設置も可能です。専用マガジンは、保有データ量と用途に合わせ、追記型（1.2TB/600GB）、書換型（600GB）の3種類から選択可能。50年の保存寿命を持つ光ディスク^※の採用により、定期的なデータ移し替えのコストや手間が不要となります。さらにユーティリティから、上書きされたファイルや削除済みのファイルを表示することができ、誤消去の防止に加え、履歴管理、改ざん防止が必要とされる用途にもお役立ちいただけます。さらに光ディスクは国際規格であるTUV認証を取得しており、高温、多湿など外的要因に対する耐久性、長期保存性能、耐水性等について第三者機関から認められています。

【主な特長】

【お問い合わせ先】

パナソニック システムネットワークス株式会社

システムお客様ご相談センター

TEL：0120-878-410（受付：9時～17時30分）

＜データアーカイバー ホームページURL＞：http://panasonic.biz/archiver/lb-sc9/

【開発の背景】

デジタル情報化が急速に進む社会で、企業や公的機関が保有する情報資産は、国内外で年々増加する傾向にあります。グローバルで生成されるデジタルデータは、2013年で4.4ZB<ゼタバイト、ZB=10²¹bytes>、2020年で44ZBに達すると予測されています。<出典：IDC Digital Universe Study, sponsored by EMC, April 2014>
今後の約7年間で、ほぼ現在の約10倍の規模となり、大容量データを長期間保存するニーズはますます高まっています。このような需要動向をふまえ、当社のメディア技術と光ディスクドライブ技術を結集し、大規模データアーカイブ光ディスクライブラリーシステム「LB-DH8シリーズ」の商品化・事業展開を進めてまいりました。
一方で中小規模の重要なデータの長期保管ニーズが根強いことにも注目し、省面積化が図れるデスクトップタイプで高い信頼性を備えたコンパクトアーカイバー「LB-SC90U0J」を開発いたしました。光ディスクの長期耐久性に優れる特性を活かし、設計図面や現場写真、医用画像、公文書、製造装置の稼動ログなど重要なデータの確実な保管をサポートいたします。

【特長の説明】

（1）数TB規模の重要なデータの長期保存ニーズに対応

（2）コンパクトサイズのドライブをデスクトップ設置して簡単に運用可能

（3）選べる3種類のマガジンラインアップ

【主な仕様】

■データアーカイバー

■データアーカイバーマガジン

以上