「ヴォクシー」
(画像提供:トヨタ自動車株式会社)
「ノア」
(画像提供:トヨタ自動車株式会社)
パナソニック株式会社は、空気清浄機、エアコン、ドライヤー、スチーマーなどに展開中の「nanoe(ナノイー)」デバイスを車載用途としても製造・販売しています。
このたび、新規開発した「nanoe(ナノイー)」デバイスが、トヨタ自動車株式会社の新型車「ヴォクシー」・「ノア」(1月20日発売)(※2)に採用されました。
なお、本デバイスは、パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社(本社:大阪府門真市、代表者:山田 喜彦 )より供給します。
「nanoe(ナノイー)」デバイスは、 「nanoe(ナノイー)」技術による脱臭(※3)・除菌(※4)(密閉空間での効果であり、実使用空間での効果ではありません。) 美容などの多様な効果が評価され、空気清浄機、エアコン、ドライヤー、スチーマーなどに搭載されています。
車載用途としても、トヨタ自動車の販売店装着オプション自動車用品「ナノイー*ドライブシャワー(※5)」での採用や、19車種での搭載車種展開により、2010年の納入開始以来、2013年度末には累計100万台を達成する見込みです。
今回、新たに放電部・冷却機構の効率化などにより、当社従来デバイスに比べ、消費電力50%削減(※6) 、重量30%削減(※6)を達成しつつ、ラジカル発生量が1.5倍(※6)になった新規デバイスが、「ヴォクシー」・「ノア」 のフロントオートエアコンに搭載され、ブロアと連動して「nanoe(ナノイー)」をエアコン吹き出し口から放出します。「nanoe(ナノイー)」は、水に包まれた微粒子イオンで、一般的なイオンと比べて約6倍(※7)の寿命があるため広範囲に広がっていきます。水分量は空気イオンの約1000倍(※8)(体積比)以上で、お肌や髪にやさしい弱酸性のイオンです。
当社は、「nanoe(ナノイー)」技術により「家電分野」「車載分野」「住宅関連分野」等の暮らしやビジネスのさまざまなシーンにおいて、快適空間を提供していきます。
- ※1水に高電圧を加えることで生成されるナノサイズの帯電微粒子水(ナノイーとは http://panasonic.jp/nanoe/)
「nanoe」、「ナノイー」および「nanoe」マークは、パナソニック株式会社の商標です。 - ※2ハイブリッド車は2月24日発売予定。
- ※3●試験依頼先:パナソニック(株) 解析センター●試験方法:250L試験空間で直接暴露し、6段階臭気強度表示法による検証
●脱臭の方法:「ナノイー」発生装置を運転●対象:付着したタバコ臭●試験結果:30分で臭気強度0.8低減E02-090313MH-01 - ※41m³の密閉空間の試験による20分後の効果であり、実使用空間の効果ではありません。●試験機関:(財)北里環境科学センター●試験方法:1m³試験容器内で直接曝露し菌数を測定●抑制の方法:「ナノイー」発生装置を運転●対象:浮遊した菌
●試験した菌の種類:1種類●試験結果:20分で99%以上抑制 北生発20_0154_1号 - ※5「ナノイー*ドライブシャワー」はトヨタ自動車株式会社の「パッソ」「ラクティス」「ヴィッツ」「シエンタ」のほか、他社数社の車にも採用されています。
- ※6新規デバイス:消費電力 5W以下、重量 145g、ラジカル発生量 4,600億個/秒。
従来デバイス(2011年発売モデル):消費電力 10W、重量 210g、ラジカル発生量 3,200億個/秒。(当社調べ) - ※7空気イオンとの比較。一般的な空気イオンの寿命:数十秒〜100秒。「ナノイー」の寿命:約600秒。(当社調べ)
- ※8一般的な空気イオン(代表的な粒子径:1.3nm)と「ナノイー」(代表的な粒子径:13nm)との比較による。
【お問い合わせ先】
- アプライアンス社 ビューティ・リビング事業部 デバイスグループ
- TEL:0749-27-0485
■「nanoe(ナノイー)」の主な特長
●「nanoe(ナノイー)」の構造
「nanoe(ナノイー)」はOHラジカル、電荷を有し、弱酸性を示す直径約5〜20nm(ナノメートル)の微小な水粒子です。

霧化電極をペルチェ素子で冷却し、
霧化電極に空気中の水蒸気を結露させて水をつくり、霧化電極と対向電極間に高電圧を印加することで、約5〜20nmの大きさの「nanoe(ナノイー)」が発生します。

(1)染み付いたタバコのニオイを
脱臭(※3)します。
(2)菌(※4)やウィルス(※9)を抑制します。
(密閉空間での効果であり、実使用空間での効果ではありません。)
(3)花粉やダニの死がいなどの
アレル物質(※10)を抑制します。
(4)お肌や髪にやさしい弱酸性です。

- ※91m³の密閉空間の試験による90分後の効果であり、実使用空間の効果ではありません。●試験機関:(財)北里環境科学センター●試験方法:1m³試験容器内で直接曝露しウイルス数を測定●抑制の方法:「ナノイー」発生装置を運転●対象:浮遊したウイルス●試験したウイルスの種類:1種類●試験結果:90分で99%以上抑制 北生発20_0154_1号
- ※10 ●試験依頼先:パナソニック(株) 解析センター●試験方法:45Lの試験容器内で直接暴露しELISA法で測定
●抑制の方法:「ナノイー」発生装置を運転●対象:アレル物質(花粉)●試験結果:2時間で99%以上抑制 E02-080303IN-03
●試験依頼先:パナソニック(株) 解析センター●試験方法:45Lの試験容器内で直接暴露しELISA法で測定
●抑制の方法:「ナノイー」発生装置を運転●対象:アレル物質(ダニ)●試験結果:2時間で98%以上抑制 E02-080204IN-02