パナソニック株式会社は、京都で行われる世界遺産条約採択40周年記念行事と連動し、ユネスコ世界遺産センターとのパートナーシップ※1のもと、当社の次世代育成支援活動「パナソニックキッズスクール」の一環として、11月6日に「エコ絵日記コンテスト グローバルレセプション」、翌7日に「ユネスコ世界遺産環境学習」を開催します。
「エコ絵日記コンテスト」は、こどもたち自らが実践したエコ活動や環境問題に対する考え方を絵日記帳に記入して応募し、各国毎に優秀者を表彰する参加型プログラムです。2008年に日本でスタートして以降、世界的に広がり、2012年には過去最大の世界51カ国から約30万人のこどもたちが参加しました。各国の優勝者が集うグローバルレセプションは、2012年2月にはじめてパリのユネスコ本部で行われました。2回目となる今回は11月6日に京都の元離宮二条城で開催され、33カ国の代表のこどもたちが一堂に会し、ユニークなエコ活動を発表します。京都市の門川大作市長やユネスコ世界遺産センターのイリナ・ボコヴァ事務局長らも参列し、各国代表のこどもたちを迎えます。また、「ユネスコ平和芸術家」のサラ・ブライトマン氏らからこどもたちに、賞状とトロフィーが授与されます。
「ユネスコ世界遺産環境学習」は、世界遺産にこどもたちを招待し、世界遺産と環境保全の大切さを伝える当社の環境教育プログラムです。2011年からの2年間で世界10カ国、約4000人のこどもたちが参加しています。11月7日には各国代表のこどもたちが京都市立陵ヶ岡小学校を訪れ、全校児童との環境文化交流会を行います。その後、世界遺産の清水寺を見学し、今後の世界遺産保全に繋がる活動として、こどもたちが清水寺の照明(電球)をLED電球に交換する「あかり交換」を行います。
当社は2018年までに200万人のこどもたちへの環境教育を目指しています。2009年から現在まで、環境教育活動の累計参加人数は100万人を突破しました。当社は今後もユネスコ世界遺産センターとのパートナーシップを活かし、未来を担うこどもたちに環境教育を行っていきます。
- ※1パナソニック(株)とユネスコ世界遺産センターは、世界遺産保護と次世代への環境教育を通じた持続的成長の促進を目指すストラテジックパートナーシップを2011年6月3日に締結しました。
【ご参考】
●「パナソニックキッズスクール」とは
パナソニックキッズスクールとは、未来の主役になる こどもたちが“夢や未来”の可能性を発見し、自発的な興味・関心に基づいて、自ら学び、生きる力を身につけることを応援するプログラムの総称です。
次世代を担うこどもたちが21世紀を生きる上で鍵となる「環境」をテーマとしたプログラム「エコ絵日記コンテスト」や「環境学習授業」「ユネスコ世界遺産環境学習プログラム」「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」「ロープジャンプ大会」など、世界各地で様々な活動に取り組んでいます。
●「あかり交換」とは
2007年7月より全国各地で展開している当社のエコキャンペーンです。当社は地球温暖化防止活動の啓発活動として、日本の各地名所や伝統行事を舞台に、環境配慮型の電球への交換を推進しております。地域の皆さまにご協力頂きながら、本年度も東京都浅草「浅草寺」や岐阜県「白川郷」、広島県宮島「厳島神社」などでも、引き続きキャンペーンを開催する予定です。
【関連URL】
・パナソニック次世代育成支援活動サイト http://panasonic.co.jp/citizenship/child/
・「パナソニック×世界遺産」サイト http://panasonic.co.jp/worldheritage
・Facebook page 「World Heritage with Panasonic」 http://www.facebook.com/worldheritage.with.panasonic