品名 | ドキュメントスキャナー | |
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品番 | KV-S1065CN | KV-S1046CN |
本体希望小売価格 | 138,600円(税込) | 113,400円(税込) |
発売日 | 7月2日 | 7月2日 |
月産台数 | 合計 4,000台(全世界) |
パナソニック システムネットワークス株式会社(代表者 遠山敬史)は、さまざまな原稿が高速に読み取れる、コンパクトなスキャナーとして好評なA4ドキュメントスキャナー「KV-S1045CN」(2009年9月発売)の後継機種として、さらに読み取り速度の高速化と画像処理機能を充実させながらコストパフォーマンスに優れた「KV-S1065CN」を7月2日より発売します。あわせて、より導入しやすい価格を実現した「KV-S1046CN」をシリーズとして発売します。
「KV-S1065CN」は、従来機種「KV-S1045CN」同様に、デスクサイドに設置できるコンパクト設計ながら、1分間に60枚(両面120面)の高速読み取りを実現しました。(「KV-S1046CN」は、1分間に45枚(両面90面))
加えて本シリーズは、自動画像処理機能を充実させ、色あせた原稿であっても明るさを調整したイメージデータを得ることができるようにしたほか、角折れ原稿などの原稿の異常も検知するなど、薄紙、プラスチックカード等が混在しても安心して高速に読み取れる機能を追加しました。
当社は、読み取り速度の高速化と機能の充実を図りながら、コストパフォーマンスを向上させた本シリーズを、一般オフィスから、銀行、証券、病院、薬局などさまざまな窓口業務で手軽に活用できるコンパクトなドキュメントスキャナーとして、訴求していきます。
<主な特長>
- 1分間に60枚(両面120面)の高速読み取りを実現(KV-S1065CN)
- 薄紙、プラスチックカード等が混在する原稿も一度に読み取り可能
- 「自動画質補正」機能、「角折れ検知」機能など多彩な画像処理機能を搭載
【お問い合わせ先】
- パナソニック システムお客様ご相談センター
- 電話0120-878-410
- (受付:9時〜17時30分<土・日・祝日は受付のみ>)
- 【ホームページURL】http://panasonic.biz/doc/scanner/
【開発の背景】
近年、ノートパソコンに加え、タブレット型端末の企業内への導入・活用が急速に進んでいる中、保存性、セキュリティ、可搬性の観点から各種紙文書の電子データ化の需要が高まっています。
これに伴い、紙文書の電子化業務は、以前のような入力専門業で使用する大型の超高速スキャナーでの入力から、最近はオフィスの部課単位、SOHO、店舗や病院等の窓口部署でも、簡単に利用できるコンパクトタイプのドキュメントスキャナーでの入力が増加しています。
このような中、当社は、高速ドキュメントスキャナーで培った技術を凝縮し、デスクサイドでも手軽に文書の電子データ化ができる、コンパクトサイズのドキュメントスキャナーの従来機種「KV-S1045CN」の機能をさらに進化させ、より高速に、厚さ、サイズ、形態の異なる幅広い種類の原稿を読み取ることができる、ドキュメントスキャナー「KV-S1065CN」を開発しました。
【特長】
1.1分間に60枚(両面120面)の高速読み取りを実現(KV-S1065CN)
「KV-S1065CN」は、紙搬送機構を改善することで、当社従来機種「KV-S1045CN」から1.5倍の高速化を図り、1分間に60枚(両面120面)という高速読み取り速度を実現しました。(「KV-S1046CN」は、1分間に45枚(両面90面))
なお、高速化に伴う読み取り原稿の高速排紙による、原稿のばらつき・ページの入れ替わりを防ぐために、自動的に排紙速度を制御する自動排紙速度制御機能と排紙ガイドを搭載しています。これにより、読み取り後の原稿を乱すことなく、より高速に読み取ることが可能になりました。
2.薄紙、プラスチックカード等が混在する原稿も一度に読み取り可能
本シリーズは、当社従来機種(「KV-S1045CN」)と同様に、薄紙や厚紙に加え、エンボス加工されたプラスチックカードまで、さまざまな原稿を読み取ることができます。さらに紙原稿とプラスチックカード(※1)が混在している場合でも一度に読み取ることができます。
さらに今回、原稿搬送路や読み取り部の機構の改善により、従来の半分の薄さの20g/m2の薄紙や、付箋付きの原稿や複写伝票のような糊綴じ原稿の読み取りにも対応しました。これらの改善により、厚さや形態の異なるより幅広い種類の原稿の読み取りに対応することができるようになりました。加えて、長さ2540mmまでの長尺原稿の読み取りにも対応しているので、連続帳票や心電図などのロングペーパーの読み取りにも活用できます。
3.「自動画質補正」機能、「角折れ検知」機能など多彩な画像処理機能を搭載
本シリーズは、当社従来機種(「KV-S1045CN」)に搭載している、読み取り時に自動的に原稿の方向を検知し、補正する「原稿方向補正機能」や、「白黒/カラー自動判別機能」、「空白ページスキップ機能」等の便利な機能を搭載しています。
加えて今回、角が折れている原稿を認識する「角折れ検知」や、原稿の地色や文字濃度の異なる原稿が混在していても、原稿に応じて明るさやコントラストを自動的に補正する「自動明るさ補正」のほか、文字や線のエッジを強調してくっきりと表示させ、その他の部分は滑らかな画像に補正する「自動画質補正」などを新たに追加しています。
これにより、濃度の違う原稿が混在している場合でも、原稿の状態やタイプに合わせた読み取りができ、作業効率が向上します。
4.低消費電力化を実現
本シリーズは、各種部品の見直しや設計改善によって、低消費電力化を実現しました。
当社従来機種(「KV-S1045CN」)と比較して、読み取り時30%減の25W、レディ時は65%減の8W、さらには、省電力モード時は81%減の1Wを実現しました。さらに、一定時間使用がない場合に自動的に電源をオフ(※2)にする機能も搭載しています。
- ※1紙原稿と一緒に読み取る場合のプラスチックカード原稿は1枚までです。
- ※2電源オフの状態でも微小な電力を消費します。
以上