パナソニック株式会社の連結子会社であるアンカーエレクトリカルズ社(本社:インド共和国ムンバイ)は、本日、ダマン地区の新工場棟の竣工式を行いました。新工場棟は、配線器具の生産施設で、投資金額は20億ルピー。ボリュームゾーンからハイエンドゾーンの製品を生産します。生産計画は、初年度で2億4千万個。2013年度には生産能力を倍増させる見込みです。
本施設は、パナソニックが掲げる創業100周年ビジョンであるエレクトロニクスNo.1の「環境革新企業」に基づき、LED照明の採用や太陽光パネルを設置するなど、CO2削減に寄与する環境に配慮した設備を採用した工場です。
配線器具などの電設資材・設備は、人々の豊かな生活を実現する上で、重要な生活インフラであると言えます。今後、インドをはじめとする新興国において、電設資材・設備の需要がますます拡大すると見込まれています。日本で培った技術やノウハウをベースに、安全・安心はもとより、「快適」と「エコ」が両立するライフスタイルを実現するパナソニックならではの製品開発や提案を進めていきます。
新工場棟の概要
(2)従業員:1,500人
(3)投資金額:20億ルピー(約32億円)
(4)土地面積:27,700m2
(5)建物延床面積:24,800m2
(6)所在地:インド共和国 ダマン
・LED照明の設置(ロビー,会議室)
・太陽光パネルの設置(発電量:15KW)
・自然採光の取り込み(照明器具の削減)
・汚水のSTP処理水を緑地散水として活用
アンカーエレクトリカルズ社の概要
(1)社名:Anchor Electricals Private Limited
(2)本社所在地:インド共和国 ムンバイ
(3)設立:1963年
(4)代表者:古谷 治正 (Chairman & Managing Director)
(5)拠点数:インド共和国 国内40拠点(うち、工場4拠点、2012年3月末現在)
(6)事業内容:配線器具、ブレーカ、電線、照明器具、ランプ、ファンなど電設資材の製造・販売
(7)従業員数:10,004名(2012年3月末現在)
(8)売上高:130億ルピー(約217億円)(2012年3月期)
(9)資本金:43.8億ルピー(約70億円)(2012年3月末現在)