パナソニック株式会社は、グループの従業員が参加し、それぞれの家庭で取り組んだ「冬の節電アクションプラン」によって前年実績より削減できた電気使用量の1%に相当する節電効果をもたらす数量のLED電球572個を、3月28日に岩手県大船渡市の教育委員会に寄贈しました。当社は今後、今回を含めて3回にわたって同様の取り組みを継続し、従業員家庭の節電活動の成果の一部を、被災地支援として貢献してまいります。
当社は冬の節電取組みとして、国内の工場やオフィスだけでなく従業員家庭における節電活動を、「冬の節電アクションプラン」として、パナソニックグループ労働組合連合会と共同で活動を推進して参りました。
今般、その活動の一環として、従業員家庭での節電成果の申告された数値が下記の通りまとまりました。
平成23年12月19日(月)〜平成24年3月30日(金) | |
(報告内容) | 1月と2月の電気使用量(前年との比較)と節電取組み内容を、社内イントラネットにより従業員が自主申告 |
(自主申告者数) | 11,920人 |
(取組み成果) | 従業員1世帯当りの平均節電量=35.87kWh/月 従業員1世帯当りの平均節電率=5.38%減 |
当社では今回、自主申告した従業員の家庭での節電総量を元に、その1%に相当する節電効果をもたらすLED電球572個を、当社がこれまでに「運動会サポートキャラバン2011」などで支援してきた岩手県大船渡市の市教育委員会に寄贈し、市内小中学校などでご活用を頂こうと考えています。
今回の寄贈内容は、従来型白熱電球と比べて電気代・寿命の面で経済的なLED電球(LDA9D-H、825lm)572個と、太陽光パネルと蓄電池をコンパクトに組み合わせたLED光源のソーラーランタン(NL-L660PV3など)計100台です。
今後も当社では、電力事情が厳しくなると想定される今夏と来冬に、従業員家庭での自主的な節電の取組みである「節電アクションプラン」を継続します。成果の一部で被災地支援に貢献すべく、今回に加えて、2012年度夏、2012年度冬の合計3回にわたって、労使が協力した「節電エコリレー活動」として、被災地にLED電球を寄贈いたします。
【お問い合わせ先】
- パナソニック株式会社 環境本部 環境企画グループ
- エコリレー推進チーム(TEL06-6909-5577)