パナソニックセンター東京(東京都江東区有明3丁目5番1号、以下PC東京)内にある、理数の魅力体感ミュージアム「リスーピア」は、2020年12月27日(日)をもって閉館し、新施設オープンに向けた準備期間に入ります。これに伴い、これまでリスーピアへご来館・ご利用いただいた多くの皆さまに感謝の気持ちを込めて、11月24日(火)より閉館までの間、「リスーピアがくれたもの」と題したフィナーレ企画を実施します。
「リスーピア」は、子どもたちの理数離れを懸念する社会の声を受けて、パナソニックの次世代育成支援活動の一環として、子どもたちの理科と数学(算数)への興味や関心の向上・好奇心の醸成を目的にオープンした体験型ミュージアムです。2006年のオープン以来、14年間にわたり累計約460万人ものお客さまにご来館いただきました。これまで、世界中・日本各地よりご来館いただいた子どもたちや先生方、学校教育関係者、運営を支えてくださった関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
閉館までの期間、フィナーレ企画として、リスーピアを最後までお楽しみいただけるようワークショップやアクティビティを多数開催してまいります。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。
今後PC東京は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」に代表されるように、ますます予測不可能で、劇的に変化するこれからの時代にあわせた、新しい次世代育成支援活動を検討してまいります。2020年9月より開始している、STEAM教育(※)を題材にしたイベントプログラム「STEAMワークショップシリーズ」を継続展開するほか、子どもたちの創造性あふれる発想を支援するための新たな施設を、PC東京内(リスーピア跡地)にオープンする予定です(概要については12月中旬頃に発表予定)。
PC東京はこれからの時代を見据えて、多様性を尊重しながら、社会のさまざまな課題を提起し、解決のためにポジティブに行動できる力をもつ人材の支援に引き続き注力していきます。
- ※STEAM教育とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育」に、Art(芸術)を加えて提唱された教育手法のこと。アメリカで提唱され、分野をまたいで多角的に物事を考え行動できる人材づくりに貢献するとして、近年日本でも注目されています。
数値で振り返るリスーピア