【特長】
1. Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ採用でパネル性能を一新
自発光方式である有機ELディスプレイの特長は漆黒とも言える黒の表現力。有機ELディスプレイが持つポテンシャルを引き出すため、当社では構造や素材まで見直して設計し、ディスプレイの性能を一新。「Dynamicハイコントラスト有機ELディスプレイ」を開発しました。

(1)自社設計・組立により実現した高コントラスト有機ELディスプレイ
本シリーズの有機ELディスプレイは、発光性能を向上させるためプラズマディスプレイで培った技術を研鑽し、当社独自で設計した構造や素材、パネル駆動を採用した特別仕様です。さらに自社の工場で高精度に組立まで行い有機ELの発光性能を引き出し、高コントラスト映像を実現しました。
(2)明部表現力を強化。有機ELビエラ独自のパネル制御「Dot Contrast パネルコントローラー Pro」
画素単位での高いコントラストの表現力と、忠実色再現を両立するビエラ独自のパネル制御が進化。明るさと色の情報を個別に制御する「Dot Contrastパネルコントローラー Pro」によりDynamicハイコントラスト有機ELディスプレイの性能に適した調整を施し、明部でも豊かな階調や色表現を可能にしました。より明るく鮮やかな映像をお楽しみいただけます。
(3)暗部の再現力を追求したパネルチューニング
有機ELビエラは製造ラインで1台1台、ホワイトバランスなどの調整を高精度に実施していますが、本シリーズは業務用モニターに求められるような暗部階調表現のわずかな乱れも低減する調整工程を新たに追加。これによりプロフェッショナルクオリティの黒の階調表現を実現しました。
高画質を実現する映像処理技術
●有機ELビエラ独自の信号処理技術「ヘキサクロマドライブ プラス」
業務用マスターモニターにも採用されている色補正技術3次元カラーマネジメント回路「ダイナミック 3D-LUT」を有機ELパネルの特性にあわせてチューニング。画面の明るさに合わせて、動的に補正量を変化させ、暗部だけでなく明部でも階調と色彩を忠実に再現します。
また、「ヘキサクロマドライブ プラス」の色のチューニングには独自開発の測定ツールを活用。全輝度域で測定誤差を低減することで、業務用のマスターモニターの精度に近い「色再現力」を実現しています。
●AI(人工知能)の活用でSDRの映像もHDRのような高コントラスト映像に変換「AI HDRリマスター」
AI(人工知能)にSDR映像とHDR映像のデータベースを機械学習させ、その学習データを元に最適な処理をすることで地上デジタル放送などの通常の映像もHDR映像のように高コントラストに変換させることが可能となりました。本機能は当社がハリウッド映画製作者との協業などを通じて培った技術を活用することで実現しました。
●高精細 「素材解像度検出 4Kファインリマスターエンジン」
地上デジタル放送やネット動画など、あらゆる映像を4K高精細化する「4Kファインリマスターエンジン」が進化。映像を部分ごとに解析して最適な処理で高画質化することに加えて、新たに素材解像度検出処理を搭載しています。これにより、例えば4K信号の中でも元素材が8Kなどの高精細なものか、ハイビジョンから4Kへアップコンバートしたものかを認識することができ、それぞれに最適な高精細化処理を行うことにより、くっきりかつ4Kならではの質感あふれる映像を楽しめます。
●動きの早いスポーツ映像もクリアに再現「オブジェクト検出 倍速処理」
スポーツなど動きの激しい映像に対応するため、映像内で物体(オブジェクト)が動く量を検出。背景とオブジェクトを分離することで、よりクリアな倍速補間が可能となりました。画面全体で大きく動く映像や、小さな物体が動く映像でも、輪郭もクリアに保ちながら、なめらかな動きで表示します。
●その他の高画質技術
Ultra HDブルーレイの標準規格「HDR10」、新4K衛星放送で採用されている「HLG」、最新のHDR規格である「HDR10+」「Dolby Vision®(ドルビービジョン)」の4方式に対応しました。HDRの明暗再現に加え、なめらかな色の階調も表現できる高品位な映像規格で、製作者の意図に忠実な映像をご家庭でお楽しみいただけます。
また、お部屋の明るさにあわせて、HDR映像を自動調整する「明るさ連動HDR」で部屋の明暗に関わらず、くっきりとした映像で視聴できます。さらに、複数のHDR対応外部機器との接続を想定し、すべてのHDMI入力端子が18 Gbpsの高速伝送に対応。4K/60p/HDR映像をお楽しみいただけます。

- ・Netflixが実現した、製作者の意図通りの映像表現をご家庭のTVで体験できるNetflix作品専用の「NETFLIX画質モード」
- ・スポーツ中継の臨場感をアップする「スポーツモード」
- ・ハイダイナミックレンジで写真の臨場感を伝える「HLGフォト」再生に対応
2. 世界初(※2)テレビ一体型イネーブルドスピーカーを搭載。最大出力140 WのDYNAMIC SOUND SYSTEM
世界初(※2)テレビ背面の上部に上向きのスピーカー「イネーブルドスピーカー」を搭載しました。音を天井に反射させることで立体的な臨場感ある音を生み出します。また、画面中央下部にはセンタースピーカーと左右のミッドレンジスピーカー、さらに左右に分割したウーハーと低音を増幅させるパッシブラジエーターを配置。音声実用最大出力(JEITA)140 Wの迫力サウンドで4K映像にふさわしい臨場感のあるサウンドをテレビのスピーカーだけで実現します。

(1)目の前で声が響いているような画面中央に定位するサウンド
左右に配置されたスピーカーに加えて画面下側中央に新たに加えたセンタースピーカーにより、映画やドラマのセリフや音楽のボーカルをクリアに再生。さらに上部のイネーブルドスピーカーとセンタースピーカーにより、画面中央に音像を定位させます。

(2)世界初(※2)テレビ一体型のイネーブルドスピーカーでより迫力ある立体音響を実現
立体音響技術「Dolby Atmos®(ドルビーアトモス)」に対応。対応ソフトだけでなく地上デジタル放送などもテレビのスピーカーだけで立体音響をお楽しみいただけます。
本シリーズは世界初(※2)テレビ一体型のイネーブルドスピーカーを搭載。天井からの音の反射を利用し、まるで天井にスピーカーがついてるかのような臨場感あふれる立体音響を再現できます。

(3)視聴環境に合わせて音を調整する「Space Tune」
立体音響をより楽しんでいただくためチュートリアルでのユーザー設定により、天井の高さなどの設置環境や視聴位置に合わせて手軽に適切な音質に調整します。
(4)テクニクスならではの音響思想「Tuned by Technics」
テクニクスのフルデジタルアンプ「JENO Engine」をはじめとするオーディオグレードのパーツを採用。さらにテクニクス製品開発陣の官能評価と独自の音響解析システムを基にしたチューニングで、ノイズを抑えたクリアで上質なサウンドを実現しました。

3. 裏番組録画(※3)ができるBS4K・110度CS4Kダブルチューナー搭載(※4)
2018年12月からスタートした新4K衛星放送(BS4K・110度CS4K)に対応したチューナーを2基搭載。新4K衛星放送ならではの高精細かつ色と光の表現が豊かな映像をお楽しみいただけます。さらに外付けハードディスク(※3)(別売)を接続すれば、新4K衛星放送視聴中でも新4K衛星放送の裏番組録画が可能です(※4)。

4. 「使いやすさ」の進化で見たいものをかんたんに探せる
(1)「かんたんホーム」画面に新たにネット動画サービスを追加
見たいものをすぐに表示できると好評の「かんたんホーム」がより使いやすくなりました。人気のネット動画サービスのアイコンがあらかじめ登録されているので、サービスにダイレクトにアクセスすることができます。アプリの追加/削除も簡単にできるのでより使いやすくカスタマイズすることができます。

(2)「アレコレチャンネル」(※5)でコンテンツ探しがより簡単に
リモコンの「アレコレ」ボタンを押すだけで、見たい番組、予約したい番組がすぐ見つかる「アレコレチャンネル」。ボタンを押すだけで、画面の切り替えが必要だった「放送中の番組」「録画番組」「有料ネット動画」「無料ネット動画」を一覧表示できます(※6)。
- ※5:「アレコレチャンネル」のご利用にはインターネットの接続と設定が必要です。
- ※6:ネット動画はNetflix/dTV/U-NEXT/AbemaTV/YouTubeの動画を一覧表示できます。
5. 音声入力が手軽にできる(※7)
リモコンに音声操作マイクを内蔵。マイクボタンを押すことで手軽に音声入力ができます。番組やインターネット動画の検索(※8)、録画予約、またチャンネルや音量変更といった基本的な操作も行えます。

- ※7:ご利用にはテレビのバージョンアップ(無償)が必要な場合があります。
- ※8:ネット動画などインターネットを介したコンテンツを検索する際にはインターネット接続と設定が必要です。
6. スマートスピーカーと連携し、ビエラを操作できる
(1)Google アシスタントに対応(スマートスピーカーで利用可能)
「Google アシスタント」搭載のスマートスピーカー(別売)と組み合わせることで、ビエラのON/OFFやチャンネルの切替え、ボリューム調整などの操作をおこなうことができます。料理中など手がふさがっているときも、リモコン操作がいらず、声で話しかけるだけですぐに楽しめます。

(2)Works with Alexaを搭載(スマートスピーカーで利用可能)(※9)
Amazon Alexaを搭載したスマートスピーカー(別売)と組み合わせることで、ビエラのON/OFFやチャンネルの切替え、ボリューム調整などの操作をおこなうことができます。

- ※9:Works with Alexa認証を申請中。
7. 豊富な4Kネット動画を楽しめる
アプリを利用して4Kネット動画を楽しむことができます。NETFLIX(※10)、dTV(※11) 、Amazonプライム・ビデオ(※12)、ひかりTV4K(※14)などで増え続ける4K/HDRの高画質映像も高画質でお楽しみいただけます。
<提供> NETFLIX:Netflix株式会社、dTV:株式会社NTTドコモ、Amazonプライム・ビデオ:Amazon.com Int`l Sales, Inc.、YouTube:Google LLC、アクトビラ:株式会社アクトビラ、ひかりTV:株式会社NTTぷらら、デジタル・コンサートホール:Berliner Philharmoniker
- ■アプリのご利用には別途契約が必要な場合があります。アプリは提供事業者の都合により、予告なく変更・停止・終了する場合があります。アプリの変更や終了にかかわるいかなる損害、損失に対しても当社は責任を負いません。また、記載内容は発表時点の対応予定であり、一部アプリをご利用の際には後日にテレビ本体のバージョンアップが必要な場合がございます。(https://panasonic.jp/support/tv/)
8. その他の特長
- ●ビエラリンク対応
- ●2画面表示対応(※16)
- ●ハイブリッドキャスト対応
- ●省エネ機能「エコナビ」搭載
- ●無線LAN内蔵
- ●お部屋ジャンプリンク対応(※17)(※18)
- ●「外からどこでもスマホで視聴」(※18)(※19)に対応
- ●スマホからテレビへ動画や写真をすぐに映して楽しめる「TVシェア」(※20)(※21)
- ●リモコンに「NETFLIX」「AbemaTV」専用ボタンを搭載
- ※16:左画面・右画面どちらか一方の音声出力となります。イヤホンとスピーカーで左画面と右画面の音声を別々に聞くことはできません。2画面とも「新4K衛星放送」を表示することはできません。「新4K衛星放送」を表示する場合は左画面に表示されます。
- ※17:お部屋ジャンプリンクについて詳しくは、(https://panasonic.jp/support/r_jump/)をご参照ください。
- ※18:新4K衛星放送には対応していません。
- ※19:専用アプリを使って、放送中の番組や本シリーズに接続したHDDに録画した番組を家の中ではもちろん、外でもスマートフォンやタブレットに転送して視聴できます。専用のアプリ「Panasonic Media Access(パナソニック メディアアクセス)」のインストールが必要です。対応OSなど詳細については、当社HP(https://panasonic.jp/viera/mediaaccess/)をご参照ください。
- ※20:事前に専用アプリ「TVシェア(無料)」のダウンロードが必要です。
対応スマートフォン:iOS 11以降のiPhone/iPod touch/iPad またはAndroid™ 5.0以降のAndroid™端末(2019年6月4日現在)。すべてのスマートフォンにおいて、動作を保証しているわけではありません。 - ※21:ビエラの機器登録や「TVシェア」をご使用する場合は、スマートフォンをビエラが接続されているホームネットワークに無線LAN接続する必要があります。
「TVシェア」の機能や使い方について詳しくは、(https://panasonic.jp/support/tv/app/)をご参照ください。
(商標について)
- ●Dolby、ドルビー、Dolby Atmos、Dolby Vision、Dolby Audio、およびダブルD記号はドルビーラボラトリーズの商標または登録商標です。
- ●HDMI、High-Definition Multimedia Interface、およびHDMIロゴ は、米国およびその他の国におけるHDMI Licensing Administrator, Inc. の商標または、登録商標です。
- ●Apple、Appleのロゴ、iPhone、iPod touch、iPad、iTunesは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
iOSは、Apple Inc.のOS名称です。iOSは、米国およびその他の国における Cisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。 - ●Google、Google Home、Android、Google Play、YouTube、はGoogle LLC の商標です。
- ●NETFLIXおよびNETFLIXロゴは、Netflix株式会社の商標です。
- ●Amazon、Alexaおよび関連するすべてのロゴはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- ●その他、本文で記載されている各種名称、会社名、商品名などは各社の商標または登録商標です。なお、本文中ではTM、®マークは一部明記していません。
<主な仕様>
品名 | 4K有機ELテレビ |
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品番 | TH-65GZ2000 | TH-55GZ2000 |
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サイズ(アスペクト比) | 65V型(16:9) | 55V型(16:9) |
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チューナー | BS4K・110度CS4K | 2 | 2 |
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地上デジタル | 3 | 3 |
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BS・110度CSデジタル | 3 | 3 |
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質量 | スタンドあり(なし) | 約40.0 kg(約 33.5 kg) | 約 33.0 kg(約 26.5 kg) |
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外形寸法 | スタンドあり 横幅×高さ×奥行 | 144.6×90.7×31.0 cm | 122.5×78.3×31.0 cm |
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スタンドなし 横幅×高さ×奥行 ※奥行寸法はパネル最薄部 | 144.6×88.5×0.63 cm | 122.5×76.1×0.63 cm |
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使 用 電 源 | AC 100 V(50/60 Hz) |
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定格消費電力 (待機時消費電力) | 563 W (約0.3 W) | 424 W (約0.3 W) |
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年間消費電力量(参考値)(※22) | 242 kWh/年 | 199 kWh/年 |
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画面有効寸法 | 横幅×高さ×対角 142.8×80.4×163.9 cm | 横幅×高さ×対角 121.0×68.0×138.8 cm |
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画素数 | 水平3,840×垂直2,160 |
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スピーカー | イネーブルドスピーカー×2個、ミッドレンジスピーカー×6個、ツイーター×3個、ウーハー×4個 |
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音声実用最大出力(JEITA) | 総合140 W (20 W+20 W+20 W+20 W+20 W+20 W+20 W) |
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受信可能放送 | BS4K/110度CS4K/ 地上デジタル(CATVパススルー対応)(※23)/BSデジタル/110度CSデジタル |
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接続端子 | ・地上デジタル入力端子、BS・110度CSデジタル-IF入力端子(右旋・左旋) ・HDMI端子:4系統(HDMI 1端子はARC[オーディオリターンチャンネル]対応) ・ビデオ入力:1系統 ・光デジタル音声出力端子:1系統 ・ヘッドホン/イヤホン端子:1系統(サブウーハー端子兼用)(※24) ・LAN端子:1系統 ・USB端子:3系統(USB1端子のみUSB3.0対応) |
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主な同梱物 | リモコン、単3形乾電池×2、取扱説明書、スタンド(一式)、クランパー、 転倒・落下防止部品(一式)、ケーブルカバー、保証書 など |
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- ※22:有機ELテレビは省エネ法に基づく算出方法が定義されていないため、液晶の基準で算出した参考値(2017年5月時点)。
- ※23:本機ではワンセグ放送は受信できません。
- ※24:スピーカーとイヤホン音声の同時出力が可能。2画面表示時、イヤホンとスピーカーで左画面と右画面の音声を別々に聞くことはできません。
- ◎画面はハメコミ合成です。
- ◎機能説明写真、シーン写真、イラストはイメージです。
- ◎製品の定格およびデザインは改善等のため、予告なく変更する場合があります。
【「新4K衛星放送」を受信するには】
- ●BS4K・110度CS4KおよびBS・110度CSデジタル放送の受信には視聴する放送に対応した衛星アンテナおよび受信設備が必要です。有料放送は加入申し込みと契約が必要です。BSによる8K放送の受信および録画機能は搭載されていません。
- ●詳しくはA-PABのホームページ(https://www.apab.or.jp/)やリーフレット等をご覧ください。
<主な別売オプション>
品名 | 品番 | 発売日 | メーカー希望小売価格(税抜) |
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壁掛け金具 | TY-WK5L2R(65/55型) | 発売済 | 27,000円 |