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2019年5月16日
製品・サービス / プレスリリース
Tsunashima サスティナブル・スマートタウンで
技術や有用性を検証
パナソニック サイクルテック株式会社は、5月20日より、「Tsunashima サスティナブル・スマートタウン(※1)」(所在地:神奈川県横浜市港北区綱島東、以下、綱島SST)にて、地域住民や学生などを対象としたIoT電動アシスト自転車のシェアリングサービスを通して、実際の生活環境におけるIoT電動アシスト自転車の技術や有用性に関する実証実験を開始します。
今回、フロントバスケット搭載で利用者に使いやすく、小径でスタイリッシュな電動アシスト自転車「グリッター」をIoT化し、活用します。通信機能を備え、インターネットに繋がることで、スマートフォンによる電子錠の開錠や、電池残量情報の取得ができるほか、走行データの記録、GPSによる高い防犯性・追尾性と駐輪位置管理を実現します。
シェアリングサービス(※2)による実証実験では、綱島SST内の3カ所と慶應義塾大学日吉キャンパスに駐輪場を設置し、地域住民や学生などを対象に30台のIoT電動アシスト自転車を提供します。実証期間は3年間を予定し、2019年9月30日までは、綱島SST内の住民や学生などから募集したモニター会員を対象に実施。定期的なアンケートで、モニター会員の意見をサービスに反映し、10月以降は周辺地域の住民へと拡大していきます。
今後、IoT電動アシスト自転車から収集したデータを分析し、ショッピングモデル、子育てモデル、スポーツバイクなどへ車種を拡大することで、利用者の多様なライフスタイルにあったサービスを展開するとともに、シェアリングサービス利用システムの操作性、利便性などを改善していきます。
また、将来的なIoT電動アシスト自転車の販売を見据え、自転車の走行データ、電池残量、故障状況などのデータを蓄積し、分析をすることで、新たなサービスに活用していきます。さらに、位置情報を自動車に知らせることによる事故の軽減や、盗難防止などの取り組みも検証していく予定です。
当社は、IoT電動アシスト自転車の開発と関連するサービスとの融合を通じて、安全で快適なモビリティ社会を実現していきます。
パナソニック サイクルテック株式会社 事業企画部
Tel:072-978-6622
以上
記事の内容は発表時のものです。
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