歩行を補助する介護用品群「スムーディ」シリーズにステップ付き手すりとスリムな歩行車の2製品を発売

パナソニック エイジフリー株式会社は、歩行を補助する介護用品「スムーディ」シリーズに、ステップ付き手すり「ステップサポート」と、スリムな買物用歩行車「カウサポ スリム」を2024年11月18日に発売します。

要介護高齢者の増加に伴い、社会保障費の増加が課題となる中、高齢者の自立支援と要介護度の重度化防止が国内で重要視されています。当社は身体機能維持の観点から日常生活における歩行の機会を創出するため、工事不要で設置できる据え置き型手すりの品ぞろえを強化しています。さらに、歩行に加え、ひきこもり対策にもつながる外出の重要性にも着目し、昨年歩行車の販売を開始しました。これにより、据え置き型手すりと合わせて「スムーディ」シリーズとして提案を強化しており、今回新たに2製品を発売します。

「ステップサポート」と「カウサポ スリム」は、「スムーディ」シリーズの共通特長である人の自然な動きに配慮し、歩行時の体重移動をしっかりと支える設計で積極的な外出を後押しします。「ステップサポート」は、屋内外で使用でき、玄関や掃き出し窓^（※）などの段差昇降を支えるステップ付きの手すりです。掃き出し窓^（※）は、庭に出たり、洗濯物干しなど家事、また居室から玄関までの動線が長い家などでの外出時に利用されますが、家屋の構造上、地面から高い段差があるのが一般的です。「ステップサポート」は、ゆとりがある奥行のステップと体重をかけやすい水平な箇所を設けた手すりで、高い段差における安定した昇降動作を補助します。また、段差昇降時に膝への負担がかかりやすい前傾姿勢になりにくいよう、体に近い位置を握りやすい手すりの構造を採用しています。「カウサポ スリム」は、足腰に不安のある方の歩行と買い物における一連の動作を補助する歩行車です。歩行モードと買物時にカゴを高い位置に載せられる買物モードを切り替えられる「カウサポ」の特長はそのままに、製品幅を4 cmスリム化しました。小柄な方でも取り回しやすく、狭い場所でも使いやすいスリムなサイズにしつつ、左右の車輪間の幅を広くとることで、脚を広げて歩く（O脚）の方でも歩行しやすい設計です。

これらの製品により、より多くの外出機会を創出し、高齢者の自立支援に貢献していきます。

※ 人が出入りできる大きさで、室内からベランダや庭などに行き来できる窓。

パナソニック エイジフリー株式会社 ケアサプライ事業部
電話：0120-365-887
受付：平日 9:00～12:00、13:00～17:00
ステップサポート ホームページ：
https://sumai.panasonic.jp/agefree/products/mobility/smoody-stepsupport/
カウサポ スリム ホームページ：
https://sumai.panasonic.jp/agefree/products/hokousha/smoody-shopping/

介護用品は、品目別に介護保険制度の補助対象品目が設定され、品目別に福祉用具購入もしくは福祉用具貸与（レンタル）の制度が利用できます。介護保険制度の補助対象品目は、ケアマネジャーが作成するケアプランをもとに、都道府県指定の販売・貸与事業所（介護ショップ）が制度の利用支援を行います。据え置き型の手すりや歩行車は福祉用具貸与（レンタル）の対象品で、介護度などに応じて、1割～3割のレンタル費用負担で利用できます。