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2016年3月14日

2/3型レンズマウント採用で現行のHD運用から4K制作まで対応

UHD（4K）/HD/SD同時出力の4Kスタジオハンディカメラと1080p 4倍速ハイスピード撮影が可能なHDスタジオハンディカメラ2機種を発売

高品位な映像と操作性を実現する新開発の関連機器も同時ラインナップ

4KスタジオハンディカメラAK-UC3000シリーズ、HDスタジオハンディカメラAK-HC5000シリーズ

品名	4Kスタジオハンディカメラ	HDスタジオハンディカメラ
品番	AK-UC3000（多治見コネクターモデル） AK-UC3000S（LEMOコネクターモデル）	AK-HC5000（多治見コネクターモデル） AK-HC5000S（LEMOコネクターモデル）
メーカー希望小売価格	各4,500,000円（税別）	各6,500,000円（税別）
発売時期	2016年3月	2016年3月

品名	カメラコントロールユニット（CCU）	リモートオペレーションパネル（ROP）	マスターセットアップユニット（MSU）	9 型LCD カラービューファインダー	1.5型 HDビューファインダー	ビルドアップユニット
品番	AK-UCU500 AK-UCU500S	AK-HRP1000 AK-HRP1005GJ	AK-MSU1000GJ	AK-HVF100GJ	AJ-CVF50G	AK-HBU500GJ
メーカー希望小売価格	各2,750,000円（税別）	各600,000円（税別）	未定	1,200,000円（税別）	未定	2,500,000円（税別）
発売時期	2016年3月	2016年3月	2016年6月	2016年3月	2016年夏	2016年3月

パナソニック株式会社は、4K画質と長距離光伝送を実現し、UHD（4K）出力とHD同時出力に対応した放送業務用4KスタジオハンディカメラAK-UC3000シリーズと1080p 4倍速撮影が可能なハイエンド放送業務用HDスタジオハンディカメラAK-HC5000シリーズを2016年3月に発売します。

4KスタジオハンディカメラAK-UC3000シリーズは、新開発4K大判センサーを搭載し豊かな諧調を表現。高品位な4K映像に加え、HD/SD同時出力に対応します。HDスタジオハンディカメラAK-HC5000シリーズは、1080p 4倍速撮影機能を搭載し、スポーツやライブイベントなど、躍動感あふれるシーンの撮影で活躍します。

また、AK-UC3000とAK-HC5000に共通で使用できるカメラコントロールユニット（CCU）、リモートオペレーションパネル（ROP）、マスターセットアップユニット（MSU）、9型LCDカラービューファインダー、1.5型HDビューファインダー、ビルドアップユニットもあわせて発売。運用性・操作性の両面で優れたコストパフォーマンスを発揮します。

本機は、2016年4月18日（月）から21日（木）までアメリカ・ラスベガスで開催される「2016NABショー」に出展します。

＜主な特長＞

新世代4K撮像方式を採用し、UHD/HD/SD同時出力に対応（AK-UC3000シリーズ）
1080p 4倍速撮影機能を搭載（AK-HC5000シリーズ）
新開発MOSセンサー搭載
高速スキャンによるスキュー低減
従来機種からさらに向上した撮影機能
充実の関連機器で高い運用性を確保

【お問い合わせ先】

パナソニックシステムお客様ご相談センター: 電話0120-878-410; （受付：9時～17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）

【主な特長】

1.新世代4K撮像方式を採用し、UHD/HD/SD同時出力に対応（AK-UC3000シリーズ）

AK-UC3000シリーズは4K大判センサーに外付けアダプターなしで2/3型レンズを使用できます。大判センサー専用に設計した内蔵レンズで高画質を実現し、さらに、UHD出力とHD/SD同時出力に対応^※1。運用に応じた映像出力を選択でき、ワークフローの効率化を叶えます。

2. 1080p 4倍速撮影機能を搭載（AK-HC5000シリーズ）

AK-HC5000シリーズは、1080p 4倍速のハイスピード撮影機能を搭載^※2。映像コンテンツ制作に豊かな表現力を与えます。

3. 新開発MOSセンサー搭載

AK-UC3000シリーズ：新開発4K大判MOSセンサー搭載。2つの撮影モードを選択でき、ハイセンスモードでは
F10の高感度を実現しながら、SN比60dB以上を確保します。

AK-HC5000シリーズ：2/3型 3MOSセンサーを搭載。2つの撮影モードが選択でき、ハイセンスモードでは
F11の高感度を実現しながら、SN比60dB以上を確保します。

4. 高速スキャンによるスキュー低減

MOSセンサーの信号を高速で読み出すことにより、MOSセンサー特有のスキュー歪みを低減します。

5. 従来機種からさらに向上した撮影機能

●レンズのレジストレーションエラーをカメラ側で自動補正し、周辺画像の色にじみを抑えるCAC（色収差補正）^※3機能。
●黒ツブレ・白トビを自動的に抑えるDRS（ダイナミック・レンジ・ストレッチャー）機能^※4。
●シネガンマ機能（V-REC、F-REC）に加えて、FILMLIKE 1～3モードを選択可能なセレクタブルガンマ。
●EBUやNTSCのプリセットカラーマトリクス、12軸色補正、リニアマトリクスなど、充実のカラーコレクター機能。
●肌のシワやくすみを始め、色相360°で肌色以外の色も補正するスキントーンディテール補正。
●様々な撮影環境に対応できるND/CCフィルター。
【NDフィルター】CAP、Through、1/4、1/16、1/64
【CCフィルター】Cross、3200K、4300K、6300K、Diffusion

このほか、撮影中にゲインの変更が必要なシーンにおいて、0.1dBステップのマスターゲイン可変機能により、撮影シーンに合わせたきめ細かな調整が可能です。また、合焦レベルを示すフォーカス・バー、合焦部分を色で示すフォーカス・イン・レッド、中央部を拡大表示するエクスパンド、画面全体の合焦状態を表示するスクエア等のフォーカスアシスト機能^※3で、正確かつ素早いピント合わせをサポートします。

6. 充実の関連機器で高い運用性を確保

新開発の関連機器が高い運用性と操作性を実現。カメラコントロールユニット（CCU）AK-UCU500/UCU500Sにより、4K/HD映像信号を光ファイバーで、非圧縮長距離伝送を可能にします。リモートオペレーションパネル（ROP）AK-HRP1000/HRP1005GJは、優れた視認性を確保したカラー液晶ディスプレーを搭載。カメラとCCUの間は、CCUから電源供給した場合、約2kmの長距離伝送が可能。また、カメラに外部電源を供給し、汎用の光伝送装置を使用して、約10kmまで延長でき、CCUとROPの間は、専用シリアル線の他、LANケーブルを介したIP接続にも対応します。カメラ－CCU間で光ケーブルのみでデータの伝送が可能なため、運用状況に合わせたシステムアップが可能です。

■AK-UC3000シリーズ/AK-HC5000シリーズの関連機器

・リモートオペレーションパネル（ROP）
AK-HRP1000
AK-HRP1005GJ
フルオペレーションパネルとシンプルパネルの2サイズをラインナップし、運用の幅を拡大。PoE^※5給電とIP制御にも対応したコンパクトなオペレーションパネル。IP接続により最大99台のカメラ制御が可能（CCU経由）。
・カメラコントロールユニット（CCU）
AK-UCU500 （多治見コネクターモデル）
AK-UCU500S （LEMO コネクターモデル）
CCUはそのままでカメラヘッドを入れ替えるだけで4K/HDの両方式に対応。コストを抑えた高品質・長距離の光伝送カメラシステムの構築が可能。
・マスターセットアップユニット（MSU）
AK-MSU1000GJ 2016年6月発売予定
シリアル接続で最大6台、IP接続で最大99台の制御が可能（CCU経由）。
・9型LCDカラービューファインダー
AK-HVF100GJ
9型フルHD LCDパネルを採用、新チルト機構採用。
フォーカスアシスト、外部映像入力など充実の機能装備。
・1.5型HDビューファインダー
AJ-CVF50G 2016年夏発売予定
1.5型の大型デバイスを採用し、見やすさを追求したカラーモード搭載ビューファインダー。
・ビルドアップユニット
AK-HBU500GJ
スタジオ用大型レンズを装着可能。新・光軸調整機構搭載。