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2012年3月2日

パナソニックシステムネットワークス株式会社

プレスリリース

All In One構造により、様々な利用シーンに応じた設置が可能

設置性・保守性に優れたPOSワークステーションを発売

世界60カ国以上への出荷実績(*1)を持つ信頼性の高い業務用端末

JS-960WS
＜アップライトモデル＞

JS-960WP
＜VESAパネルモデル＞

品名	POSワークステーション（タッチパネルPC）
品番	JS-960WS（アップライトモデル）	JS-960WP（VESAパネルモデル）
発売日	2012年3月中旬	2012年7月

パナソニックシステムネットワークス株式会社（代表者　遠山　敬史）は、POSワークステーションの上位モデルの新機種を国内で2モデル発売致します。

本製品は、タッチパネルディスプレイ部とCPU等の電子回路を一体化した構造(All In One構造)を採用しました。これによりVESAパネルモデルでは、VESA規格(*2)に準拠した取付金具(*3)の使用により、カウンターへの平置きや壁への取付けなど、利用シーンに応じた設置形態の自由度を高めました。また、主要部品のモジュール構造化により、万一の故障時にも迅速な交換が可能となり、機器が使えないことによる業務への影響を減らし、ビジネスの継続性(BCP)やトータル・コスト・オブ・オーナーシップ(TCO)の削減に貢献します。

また本製品は、店舗におけるPOS用途のみならずタッチパネルパソコンとして、製造、物流、医療などの多彩な現場での利用も可能です。アプリケーションベンダー各社とのコラボレーションにより、ビジネスの現場を支える業務端末として推進して参ります。

本製品は、3月6日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN2012」にて、当社ブースにて出展致します。詳しくは当社ホームページをご覧ください。

【主な特長】

All In One構造による設置の多様性
モジュール構造の採用で主要部品の交換が容易になり、メンテナンス性が向上
世界60カ国以上への出荷実績(*1)を誇る耐環境/長寿命設計ノウハウを継承

*12012年1月現在　当社調べによる
*2VESA規格「Video Electronics Standards Association」というディスプレイに関する標準の策定などを行う業界団体が定めたモニタサイズ・重量に応じた取付用サイズの規格。当社含む標準的なディスプレイ背面にはVESA規格で定められた取付け穴があります。
*3平置きや壁掛け用の金具が別途必要になります。

【お問い合わせ先】

パナソニックシステムネットワークス株式会社 パナソニックシステムお客様ご相談センター: 電話0120-878-410（受付：9時〜17時30分＜土・日・祝日は受付のみ＞）; [商品ホームページURL] http://panasonic.biz/it/pos/

【開発の背景】

近年、国内の流通IT市場は成熟期に入り、リプレイスが主な需要となっております。当社では、このような環境下、店舗業務の核となるPOSワークステーションをより一層進化させ、従来のアップライトモデルに加え、VESAパネルモデルをご用意することで平置き、壁掛け等の様々な店舗内利用シーンに応えることのできる新製品を開発致しました。従来モデル（2008年度販売 JS-950WS）の特徴でありました、モジュール構造による「高メンテナンス性」を更に進化させるとともに、「設置性」を重視したPOSワークステーションです。

当社は、約30年以上にわたり、世界各国の大手ファーストフードチェーンをはじめ、官公庁・公益事業体・一般法人の特定業務用途に対して、高い耐環境性能を有する業務用端末を納入して参りました。このたび開発しましたPOSワークステーションは、これらの用途で培ってきたノウハウを活かし開発しており、安心してお使い頂くことができるものと考えております。

【特長の解説】

1．All In One構造による設置の多様性

All In One構造採用により様々な設置環境に合わせて設置することが出来ます。
アップライトモデルでは、最小限の設置スペースを追求したコンパクトデザインにより広く快適なカウンター環境を提供します。当社の従来ハイエンドモデル（2008年度販売　JS-950WS）比で約25％コンパクトになっております。
VESAパネルモデルでは、平置き、壁掛けといった様々な設置形態をとることにより、スペースの有効活用や店舗デザインのアイデアの実現に貢献致します。(*3)

2．モジュール構造の採用で主要部品の交換が容易になり、メンテナンス性が向上

主要部品のモジュール構造により、メンテナンス性を向上させ、TCO削減に貢献致します。
モジュール構造化された部品は、簡単な作業で交換が可能です。必要な部品だけを送付、現場での交換による修理対応を簡素化することが可能です。
今回、モジュール構造を採用した部品は、ハードディスク、メインディスプレイ、メモリーです。

3．世界60カ国以上への出荷実績(*1)を誇る耐環境/長寿命設計ノウハウを継承

POSワークステーションは、従来より世界各国に同一製品にて出荷して参りました。この新製品におきましても、世界各国で販売を致しますので、日本から海外に進出されるお客様において同一製品での展開が実現可能です。
また、単体振動試験、環境温度試験、塵埃試験、油煙試験、梱包落下試験など各種テスト(*4)をクリアし、高い耐環境性能の追求により、機器トラブルの削減を実現しました。　国際保護等級IEC-60529に基づく鉛直方向からの水滴落下テストや、市販されている飲料を使ったドロップテスト(*4)もクリアし、濡れた手でタッチパネル操作をしたり、誤って上から飲料をこぼしたりしても故障しにくい防滴構造になっています。