デジタルAVCマーケティング本部は、国内新無線方式「DECT(※1)準拠方式」を採用したテレビドアホン、パーソナルファクス、電話機、窓センサーを11月10日より一斉に発売します。
現在、国内の家庭用情報通信機器及び電子機器は、2.4 GHzの周波数帯を使用する機器が主流となっています。こうした状況の下、同じ周波数帯を使用する機器同士の電波干渉によって、良好な通話品質を維持し続けることに支障をきたす可能性が高くなっています。そのため、総務省情報通信審議会において、1.9 GHzの周波数帯を使用するデジタルコードレス電話の新方式について議論が進められ、昨年(2010年)10月に世界中で広く普及している「DECT(※1)」に準拠した「DECT(※1)準拠方式」の国内使用に関する制度整備が行われました。これを受け、ARIB(一般社団法人電波産業会)が策定した国内標準規格が「ARIB STD-T101」です。
DECT(※1)準拠方式採用の本製品には、他機器との電波干渉による通信障害の低減の他にも、低消費電力モード、データ転送の高速化、中継アンテナの接続等の特長があります。当社は、本方式を採用した、さまざまな家庭用情報通信機器新製品を今後も開発していきます。そして、DECT(※1)準拠方式対応機器の家庭内での連携による、かんたんホームセーフティーの実現で、豊かで、より便利なライフスタイルを提案します。
【DECT(※1)準拠方式採用の新製品ラインアップ】
品名 | テレビドアホン | パーソナル ファクス |
コードレス 電話機 |
窓センサー |
---|---|---|---|---|
品番 | VL-SWD700KL | KX-PD701DL/DW KX-PD301DL/DW |
VE-GD51D/DL VE-GD21DL/DW |
KX-FSD10 KX-FSD10W |
本体希望小売価格(税込) | オープン価格 | |||
発売日 | 11月10日 |
- ※1DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications)はETSI(欧州電気通信標準化機構)の商標で、世界で広く普及している無線通信方式のひとつです。
当社の製品はARIB(一般社団法人電波産業会)の標準規格「ARIB STD-T101」に準拠しています。
【お問い合わせ先】
- お客様ご相談センター
- フリーダイヤル 0120-878-365(受付9時から20時)
- ホームページURL http://panasonic.jp/door/safety
●つなげてあんしん、かんたんホームセーフティー導入イメージ(ドアホン+窓センサー他で)
●かんたんホームセーフティー導入イメージ(ファクスや電話機+窓センサーで)
【パナソニックのDECT(※1)準拠方式採用製品の特長】
1.他機器との電波干渉による通信障害を低減
無線LAN機器等との電波干渉がないので、ファクスや電話による通話品質の維持に貢献
2.無線部での電力消費量は従来の1/2に。さらに低消費電力モードも実現
リチウム電池駆動の窓センサーなど、省電力を活かしたコードレス機器を新提案
3.データ転送の高速化。同じ時間で当社従来品の4倍の情報量を転送可能
テレビドアホンのワイヤレス子機の映像がスムーズに
4.中継アンテナのカスケード(連結)接続が可能に
2台の中継アンテナをカスケード(連結)接続することでコードレス機器の送受信エリアが拡大
以上