「Panasonic NPOサポート ファンド」　2011年募集を開始

パナソニック株式会社は、NPOの組織基盤強化を支援する助成プログラムである「Panasonic NPOサポート ファンド」の2011年募集の告知を6月13日より開始し、7月15日から8月1日まで応募を受け付けます。応募要項等の詳細は6月13日よりパナソニックのホームページで紹介します。
ホームページURL：http://panasonic.co.jp/cca/pnsf

社会課題の解決の促進に向けて市民活動が持続的に発展していくためには、NPOのキャパシティビルディング（組織基盤強化）が必要であるとの認識のもと、当社は2001年に本ファンドを設立以来10年間、一貫してNPOのキャパシティビルディングを支援し、170件に2億円の助成をしてきました。

2011年よりこれまでの助成実績と本ファンドに対する第三者評価の結果をふまえ、助成テーマを「組織診断を核としたキャパシティビルディング」とします。NPOがより戦略的に社会課題を解決できるようになるために、自己変革しながら持続的に成長できるよう、組織運営上の課題を抽出し解決の方向性を見出す組織診断の手法を活用して、「組織診断助成」「キャパシティビルディング助成」の2段階で支援します。

社会からNPOに寄せられる期待が大きい今、当社はNPOのキャパシティビルディング支援を通じて、NPOの持続的成長、社会課題の解決、社会の変革に貢献してまいります。

なお、2011年6月29日にパナソニックセンター東京（江東区有明）において、本ファンドの10年間の成果分析結果を論点に、NPOのキャパシティビルディングをテーマとした「キャパシティビルディング フォーラム」と、本ファンドの募集にあたり、助成趣旨、特徴、募集内容をご紹介する「公募説明会」を開催します。
詳細および申し込み方法は、
http://panasonic.co.jp/cca/pnsf/presentation/cbf_pnsf.htmlをご覧ください。

【Panasonic NPOサポート ファンド　2011年募集概要】

1．助成対象団体

2．助成対象事業（両分野共通）

＜グループコンサルティング コース＞
パナソニックとNPO法人パブリックリソースセンターが協働で開発した集合研修型の組織診断プログラムへの参加を通じた組織診断事業。
助成先団体がグループとなり、座学・ワークショップ・ピアラーニングを組み合わせた集合研修と個別コンサルティングの機会を提供します。

＜個別コンサルティング　コース＞
応募団体がコンサルタント（NPO支援機関やNPO経営支援の専門家等）を選定し、本ファンドの承認を得て取り組む組織診断事業。

3．助成金額

助成総額は「組織診断助成」「キャパシティビルディング助成」あわせて、環境分野1,500万円、子ども分野1,500万円、合計3,000万円。

4．助成事業期間

組織診断助成 ：2011年11月1日〜2012年5月31日

5. 応募受付期間

2011年7月15日（金）〜2011年8月1日（月）　必着

6．応募要項

6月13日(月)以降、パナソニックのホームページ（http://panasonic.co.jp/cca/pnsf）よりダウンロードできます。

ご参考

【キャパシティビルディング フォーラム　〜どうすれば組織を変えられるか〜】

Panasonic　NPOサポート ファンドの成果分析から見えてきた論点を出発点に、成果の出せる組織力とは何か、なぜ今NPOはキャパシティビルディングに取り組まねばならないのか、どうすれば組織を変えられるか、キャパシティビルディングのための外部からの支援とは何か、NPO経営層やマネジメント支援者の実践報告を交えながら議論を深めます

【Panasonic NPOサポート ファンド 2011年公募説明会】

2011年より、助成テーマを「組織診断を核としたキャパシティビルディング」とし、「組織診断助成」「キャパシティビルディング助成」の2段階で助成します。本ファンドの助成趣旨、特徴、募集内容をご紹介します。

※上記の他、札幌・仙台・名古屋・大阪・高松・福岡・熊本でも開催します。
各地の詳細はhttp://panasonic.co.jp/cca/pnsf/npo_koubo_2011.htmlをご覧ください。