パナソニック株式会社とパナソニックラテンアメリカ株式会社は、中南米における「エレクトロニクスNo.1の『環境革新企業』」となることを目指し、コスタリカにおいて「中南米エコアイディア宣言」を発信しました。
パナソニックは、創業100周年を迎える2018年に「地球発想の『環境革新企業』」となることをめざしています。当社が提供するくらしのアイディアによって持続可能で心豊かなグリーンライフスタイルを実現する「くらしのエコアイディア」、事業活動で究極の環境負荷低減を実現し、その中で生み出した技術やアイディアを社会に広げていく「ビジネススタイルのエコアイディア」を追求し、事業成長と環境貢献の一体化を図っています。
当社は2008年10月に欧州、2009年6月にアジア大洋州においてエコアイディア宣言を発信し、地域特性に合わせた環境取り組みを推進しています。グローバルでのさらなる環境貢献の拡大を目指して、このほど中南米エコアイディア宣言を発信し、同地域においても環境配慮型製品の拡大と生産活動におけるCO2排出量の削減を軸とする取り組みを展開していきます。また、地域社会と連携した従業員の環境保全活動も推進します。
中南米エコアイディア宣言の概要
◆ 「くらしのエコアイディア」:中南米地域において業界No.1環境性能を持つ製品の拡大を目指す
○ 2012年度までに業界No.1の環境性能を持つエコ製品の販売金額を倍増(2009年度比)させます。
◆ 「ビジネススタイルのエコアイディア」:CO2排出量の削減と地域に開かれた事業活動を目指す
(1) 2012年度までに生産活動におけるCO2排出量を10%削減(2005年度比)します。
(2) 2011年度までに中南米地域にエコアイディア工場*1を展開します。
(3) 地域社会と連携した従業員の環境保全活動を推進します。
*1 | エコアイディア工場とは、地域に開かれ、地域と共存する工場で、「くらしのエコアイディア」「ビジネススタイルのエコアイディア」という2つのエコアイディアを柱とするパナソニックの環境戦略を具現化するモデル工場。 |