プレスリリース
2009年6月22日 多拠点のエネルギー使用量を一元管理
「エコ見える化システム」を発売映像ソリューションとの連携で省エネを強力サポート
パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 岩佐次夫)は、各拠点からエネルギー使用量を一括収集し、企業全体のエネルギー使用量を管理するとともに、その分析に適したグラフ等により、省エネ実現に向けた一連のサイクルをサポートする「エコ見える化システム」を2009年7月1日より受注開始します。 2010年4月からは、省エネ法の改正(※1)が施行され、企業においては、グループ全体でのエネルギー使用量の把握と合理化が求められています。本システムは、最大2,000ヶ所までの多拠点のエネルギー使用量を多回路エネルギーモニタ(パナソニック電工電路株式会社製)等で一括集計し管理を行うとともに、導入直後からすぐに見える化を実現する「かんたんエコ」、しっかり分析を行う「しっかりエコ」などをコンセプトに、エコの見える化を実現します。 さらに本システムは、パナソニック株式会社製のネットワークカメラ・ネットワークディスクレコーダー(i-proシリーズ)との連携やプラズマディスプレイなどを利用した映像・情報配信システムとの連携により高付加価値なソリューションを提供します。 なお本システムは、当社主催のシステム展示会「SOLUTION Japan 2009」(2009年6月24日〜25日 仙台・夢メッセみやぎ を皮切りに全国7箇所で開催予定)に出展します。 【システムの主な特長】
【お問い合わせ先】システムお客様ご相談センター
【システム概要図】※拠点〜センター間のネットワークは無線(FOMAパケット)にも対応 【特長の解説】1. 多拠点のエネルギー使用量を一括集計/管理多拠点のエネルギー使用量(電力/ガス等の流量等)を自動的に収集/管理する機能に加え、各拠点からwebブラウザ等でエネルギー使用量を手動入力/一括集計し、経済産業省への報告を容易にする帳票出力等により、環境ご担当者の負担を軽減いたします。また、原油換算係数の変更にも柔軟に対応します。 2. 導入直後から省エネに着手できる見える化機能【かんたんエコ】リアルタイムにエネルギー使用量が把握できるとともに、空調や照明、コンセントなどのカテゴリ別表示や時間別推移表示などさまざまな角度から見える化できるため、導入直後から省エネに着手でき、その効果も瞬時に把握することが可能です。例えば、オフィスにおいて、カテゴリ別表示により「照明」の割合が多い場合には、昼休みの照明OFFの効果を時間別推移画面等で定量的に把握することができます。
3. 拠点間のエネルギー使用量の違いやムダをしっかり分析できる見える化機能【しっかりエコ】エネルギー削減には、拠点間のエネルギー使用量を比較する機能や様々な角度からムダが見える分析機能が必要です。 (1)各拠点のエネルギー使用量を原単位(面積/人員あたりの使用量)で表示する機能 (2)エアコンのムダ使いがわかるPMV(※2)を表示する機能 などの機能を駆使することにより、さらなる省エネ活動(しっかりエコ)をサポートします。例えば、単位面積当たりの拠点間比較で、他の拠点と比べてエネルギー使用量が多い拠点を抽出し、当該拠点のPMV表示を確認することで「エアコン」使用のムダを把握することが可能となります。
4. エコ状況・環境コンテンツのリアルタイム配信機能【映像・情報配信システム】電力使用状況や目標に対する達成率などを視覚的に分かりやすく配信することで、リアルタイムで電力量を把握することができ、環境取り組み事例や環境Q&Aなどのコンテンツをスケジュール的に配信することで、環境に対する意識啓発を現場へ促すことができます。 5. エネルギー使用量超過と連動したカメラシステム【アラーム連動・映像蓄積システム】電力使用量が閾値を超えた場合などのアラーム発報時に、カメラシステムと連動することで、対象の現場を映像で蓄積することができます。また、電力使用量の時間別推移やアラーム一覧から映像を再生することで、使用量超過の原因を映像で分析することができます。 【主な機能】
【本システムの構成機器(標準:20拠点/拠点当たり主幹:1回路+分岐4回路)の場合】
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