2009年2月26日
当社独自 スパイラル方式「プラチナパラジウム触媒」の強化
家庭用生ごみ処理機「生ごみリサイクラー」2機種を発売
脱臭能力がさらにアップ※1
 (MS-N53 データ容量:72KB)  (MS-N23 データ容量:65KB)
品名 |
家庭用生ごみ処理機 |
品番 |
MS-N53 |
MS-N23 |
愛称 |
生ごみリサイクラー |
希望小売価格(税込) |
オープン価格 |
発売日 |
2009年4月25日 |
月産台数 |
5,000台 |
ホームアプライアンスマーケティング本部は、当社独自のスパイラル方式を採用した「プラチナパラジウム触媒」を強化することにより、脱臭能力がさらにアップ※1した家庭用生ごみ処理機 2機種を4月25日より発売します。
昨今、ごみ問題を中心とした環境意識の高まりを背景に、生ごみ処理機の購入は、新規ユーザーはもちろん、買い替えの割合が増加しています(当社調べ)。特に近年は集合住宅の増加やキッチンスペースの多様化・気密化に伴い、「脱臭能力の強化」というニーズが高まっています。
温風乾燥式を採用した当社の「生ごみリサイクラー」は、約130℃の温風で乾燥除菌※2し、生ごみを約7分の1まで減容します。処理時に発生するにおいは、本体後方にある独自のスパイラル方式「プラチナパラジウム触媒」で化学的に分解し脱臭します。
本製品では、熱を加えることで、においの成分を二酸化炭素と水(水蒸気)に化学的に分解する「プラチナパラジウム触媒」の塗布面積を、従来品※3に比べ約1.2倍※4にすることで脱臭能力をさらに高めました。
さらに、大容量タイプで好評の「ソフト乾燥モード」を、小容量タイプMS-N23にも搭載しました。
「生ごみリサイクラー」で作った乾燥処理物は、土と混ぜ合わせ、有機質肥料として家庭菜園やガーデニングに利用できます。「ソフト乾燥モード」で処理した場合、「標準モード」で処理した場合に比べ、肥料の速効性があるので、野菜や草花の栽培用に適しています。
当社は本製品の発売により、家庭用生ごみ処理機を清潔キッチンの必需品として、またリサイクル社会形成に寄与する商品として提案し、市場の活性化と普及拡大を図っていきます。
<特長>
- 当社独自スパイラル方式 「プラチナパラジウム触媒」の強化で、脱臭能力がさらにアップ※1
- 当社独自「ソフト乾燥モード」を、小容量タイプMS−N23にも新搭載
- スペースの限られたキッチンにもすっきり置けるコンパクトサイズ※5
※1: |
MS-N53のみ。<抑制の手段>プラチナパラジウム触媒 <測定対象>標準試験生ごみ700gを標準モードで処理した時の本体からの排気。<測定方法>臭気判定士による官能試験。臭気強度0.9(従来機種MS-N48は1.9)<試験機関>臭気測定認定事業所(株式会社 日吉)にて実施。 |
※2: |
<試験機関>(財)日本食品分析センター。<試験方法>寒天平板培養方式。除菌の方法:温風乾燥式。<試験効果>99%以上の除菌効果。<除菌の対象>庫内乾燥処理物 |
※3: |
2006年発売機種 MS-N48 |
※4: |
プラチナパラジウム触媒塗布面積。MS-N53:482.1cm2 (従来機種MS-N48は402.5cm2) |
※5: |
本体寸法(幅26.8cm×奥行36.5cm) |
【お問い合わせ先】
お客様ご相談センター フリーダイヤル 0120-878-365(受付9時〜20時)
携帯電話・PHSでのご利用は 電話 06-6907-1187(受付9時〜20時)
ホームページ:http://panasonic.jp/garbage/
【特長】
1.当社独自スパイラル方式 「プラチナパラジウム触媒」の強化で、脱臭能力がさらにアップ※1
温風乾燥式を採用した当社の「生ごみリサイクラー」は、約130℃の温風で乾燥除菌※2し、生ごみを約7分の1まで減容します。処理時に発生するにおいは、本体後方にあるスパイラル方式の「プラチナパラジウム触媒」で化学的に分解し脱臭する仕組みです。
「プラチナパラジウム触媒」は、熱を加えることで、においの成分を二酸化炭素と水(水蒸気)に化学的に分解します。触媒を当社独自のスパイラル形状にすることで、におい成分が脱臭ユニットの中を通過する時間が長くなり、より高い脱臭効果を発揮します。
本製品では、従来品※3に比べ、「プラチナパラジウム触媒」の塗布面積を約1.2倍※4にすることで、脱臭能力を高め※1、臭気判定士による官能試験では、臭気強度が従来品※3 1.9に対し、0.9に下げることができました。
 |
【臭気判定士による官能試験】
人の嗅覚を用いて、
臭気の強さを6段階で
数値化する方法
0: |
無臭 |
1: |
やっと感知できるにおい
(検知閾値濃度) |
2: |
何のにおいであるか
わかる弱いにおい
(認知閾値濃度) |
3: |
楽に感知できるにおい |
4: |
強いにおい |
5: |
強烈なにおい |
|
2.当社独自「ソフト乾燥モード」を、小容量タイプMS-N23にも新搭載
「生ごみリサイクラー」で作った乾燥処理物は、土と混ぜ合わせ、有機質肥料として家庭菜園やガーデニングに利用できます。
特に、大容量タイプで好評の「ソフト乾燥モード」は、「標準モード」で処理した乾燥処理物と比べて肥料の速効性があります。今回、この「ソフト乾燥モード」を、新たに小容量タイプのMS-N23にも搭載しました。
「ソフト乾燥モード」は「標準モード」約130℃に対し、約105℃の低い温風で処理するので、処理中のにおいを低減する効果もあります。さらに、生ごみの中のたんぱく質が熱変性しにくく、土中での微生物による分解を速めるので、短期間に窒素肥料成分を土中へ供給できるため、野菜や草花の栽培用に適しています。一方、「標準モード」で処理した処理物は、長期に亘り、窒素肥料成分を徐々に供給できるので、樹木の栽培用に適しています。

3.スペースの限られたキッチンにもすっきり置けるコンパクトサイズ※5
触媒などの要素部品の小型化と、排気部を本体に内蔵しているので、2機種とも幅26.8cm×奥行36.5cmの設置スペースに置けるコンパクト設計です。狭いキッチンなどにもすっきりと収まります。
キッチンに置いて、調理中に出た生ごみをその都度捨てて、最後にまとめて処理でき、ごみ箱感覚で使えます。 |
 設置イメージ
|
【需要動向】
年度 |
2006年度 |
2007年度 |
2008年度見通し |
2009年度予測 |
総需要(台数) |
9万台 |
7万台 |
7万台 |
7万台 |
普及率 |
4% |
4% |
4.2% |
4.3% |
【定格仕様】
品番 |
MS-N53 |
MS-N23 |
処理方式 |
温風乾燥式 |
最大
処理量 |
1回 |
約2 kg(約6 L)/回 |
約1 kg(約3 L)/回 |
1日 |
約8 kg(約24 L)/日 |
約6 kg(約18 L)/日 |
電源 |
AC100 V(50-60 Hz) |
定格消費電力 |
800 W |
|
|
標準モード |
ソフト乾燥モード |
標準モード |
ソフト乾燥モード |
処理
時間※6
|
約400g |
約1時間40分 |
約2時間10分 |
約1時間45分 |
約2時間45分 |
約700g |
約2時間15分 |
約3時間30分 |
約2時間40分 |
約3時間50分 |
約1000g |
約3時間 |
約4時間30分 |
約3時間40分 |
約5時間15分 |
約2000g |
約5時間40分 |
約8時間30分 |
− |
− |
電気代の
目安※7
|
約400g |
約16円 |
約19円 |
約17円 |
約22円 |
約700g |
約24円 |
約30円 |
約29円 |
約32円 |
約1000g |
約33円 |
約42円 |
約37円 |
約45円 |
約2000g |
約66円 |
約78円 |
− |
− |
外形寸法 |
幅268mm×奥行365mm×高さ550mm
(ふたを開けたときの高さ770mm) |
幅268mm×奥行365mm×高さ470mm
(ふたを開けたときの高さ690mm) |
本体質量 |
12 kg |
11 kg |
運転予約タイマー |
2段階(3時間後、6時間後) |
ソフト乾燥モード |
○ |
設置場所 |
屋内外設置タイプ |
付属品 |
アース線(2.2m 1本) |
※6: |
標準試験生ごみを処理した場合 |
※7: |
電気代は電力料金目安単価22円/kWh(税込)で計算 |
以上
|